飽きたときにはカレーラーメン!

こんにちわ。
今回は今やカップラーメンではメジャーな一つであるカレーラーメンについてです。カレーラーメンは、ラーメンをカレー仕立てのスープで調理した料理です。

カレーラーメンは以下のエリアで盛んになったという説があるようです。

三条カレーラーメン
新潟県三条市にあったラーメン店「東京亭」の店主が、戦前に東京・向島の修業先の食堂から持ち帰ったのが始まりとされ、三条市では70年のカレーラーメンの歴史があると言われているようです。
また、同じく三条市内にある「大黒亭」が発祥との説もあり、同店の初代が戦前に東京のレストランで働いていた時に食べたカレーにヒントを得たとされています。
三条市では、市内に70店舗以上のカレーラーメン提供店があり、三条商工会議所の取り組みにより名物化が進み、2009年にはセブン-イレブンより「三条名物カレーラーメン」が発売されるまでに至りました。
2011年頃から、ラーメン評論家の石神秀幸氏が定義した新潟四大ラーメン(新潟あっさり醤油ラーメン、新潟濃厚味噌ラーメン、燕三条背脂ラーメン、長岡生姜醤油ラーメン)に三条カレーラーメンを加えることで、新潟五大ラーメンとして新たに取り上げられ、メディアへの露出が多くなり広がって行きました。

室蘭カレーラーメン
北海道においては、苫小牧市の「味の大王」が1965年に札幌でブームとなった味噌ラーメンに対抗するために始めたのが最初のカレーラーメンとされています。
発祥とされる苫小牧市では「とまこまいカレーラーメン振興局」が地図を作成したり、様々なプロモーション活動を行っているそうです。


実之和食堂のカレーラーメン
1955年に千葉県小見川町(現:香取市)で開店した「実之和食堂」が当初から定番メニューとしてカレーラーメンを提供しています。

お店だけでなくインスタントやカップラーメンでのリリースもカレーラーメンブームの一役を担ってきました。
インスタントラーメンにおいては、1961年に袋麺の日清食品「チキンラーメン プラスカレー」とエースコック「カレーラーメン」が発売されており、カレーとラーメンの融合というコンセプト自体、比較的古い時期から確立されています。
また、カレーラーメンの存在を一躍有名にしメニューを定着させたのが、1973年発売の日清食品「カップヌードル カレー」でした。今ではしょうゆ味やシーフード味に並ぶ三大カップヌードルの一つで欠かせませんね。フタをあけた時の香ばしいカレーの香りがたまりません。
これ以降、各社から様々なカレーを取り入れたインスタントラーメンが発売されています。
しょうゆ・みそに飽きたらカレーですね。


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