1.芋圓(九份) ユーユェン
QQといえば タピオカ に次いでコレ
芋圓 ㄩˋ ㄩㄢˊ yu4 yuan2 (大阪弁で「買うたーん?」「言うたーん?」の音で)
台湾スイーツといえばかき氷や 豆花 が日本でもすっかりお馴染みになってきました。そのトッピングとしてよく使われているのがこの芋圓。ヤマサキ兄妹は いもだんご と呼んでます。
基本はタロイモとサツマイモ粉とを練って茹でたもので、他に鮮やかなオレンジ色がまぶしい台湾のサツマイモ地瓜(ディーグワ)を使ったもの、紫芋を使ったもの、などはどこでもよく見かけます。日本の白玉団子のようなモッチモチ(いや白玉よりモッチモチかな?)でとても弾力があり、めし手帖Part.2 に収録の 10.珍珠奶茶 ゼンジューナイチャー でも述べたように、これもQQと表現されます。そして腹持ちがめっちゃいい。ひとり旅だとシェアできないので前後の飲食はちょっと計画立てたほうがいいです。
台湾での人気観光地である九份(ジョウフェン)は芋圓が有名で、トッピングとして食べるのではなく芋圓メインにいただきます。老街の中にも何軒かお店があり、その中でも二大有名芋圓店が阿柑姨芋圓と賴阿婆芋圓。ガイドブックで九份紹介されてたら絶対どっちか載ってます。
今回行ったのは賴阿婆芋圓で、ここは前述のタロイモ、地瓜、紫芋の他に山芋、緑茶、胡麻バージョンも作られていて、5色6種が1碗にたっぷり入っています。夏はかき氷と共に、冬はぜんざい風に。1杯50元。
茹でる前の状態のものも売ってるので、日程的に可能であれば日本に持ち帰って家でQQ堪能できちゃいます。
かき氷や豆花の時のトッピングで数種類選べる時、私は絶対に芋圓を入れます。タピオカとは違ったあの大ぶりのムチッとしたモチモチ感がたまりませんねん。めし手帖Part.1 収録の コレ でも触れた店では冬場に芋圓トッピングの豆花を出してました。時代がまだ追いついてなかったな……早すぎた……
賴阿婆芋圓 ライアーポーユーユェン
新北市瑞芳區九份基山街143號(九份老街)
8時~20時
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山崎兄妹の台湾めし手帖Part.3
今回は郊外です。記事は料理記事が13本イラストコラム1本になります。更の更に踏み込む台湾グルメ。 引き続きよろしくおねがいいたします。 あ…
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