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20190108 台南縦断

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今日は親戚のコウジくんとバイクでゴー。
台南駅近くのアリババ(阿里巴巴機車出租台南二店)で1日450元。二日借りる。
ちなみにコウジは昨日台南に到着して、勝手がようわかってなくて
「再發號」という巨大粽(ちまき)の有名なお店で、粽を3つも食べたらしい。理由は「3つメニューがあったから」。
普通のん、ゴージャスのん、更にゴージャスのんなだけなので
いわば同じもんを3つ食べただけ。
そんな子。

天気もええし、今日は「北方面満足みっちりプラン」で、
ヤマ兄の台南オススメバイクコースを案内することに。
「もしその気があったらJAFで免許の翻訳取ってくるんやで」ちゅうてたらほんまに取ってきたので、それやったらと俺にとっても人と走るちゅうのは、なかなか無い機会なので、しかし親戚が事故ったら俺の責任になるし、と、不安なようで楽しみのようなでもやっぱ不安なような。

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まずは文章牛肉湯しばいて腹ごしらえして、安平抜けて
四草大橋をヒャッホー!と渡れば、交通量が全く無くなる自然区に突入し、すでにツーリング気分。
全く疲れてないけれど、最初の休憩ポイントの「台江学園水上屋」を見学。
ここは安南區の自然区と一体になった施設で、まだ新しいのでとてもキレイ。
トイレポイントとしてもバイクならば絶対寄るべき所。
実はお土産も充実しており、野鳥グッズもちょいあるのが自然区の施設ぽい。
一人でもよく立ち寄るポイントでもあるけど、今日はコウジと一緒。
ちなみにコウジは背が高く外人みたいなオトコマエらしく(子供の頃から見すぎてようわからん)心なしか若い店員の姉ちゃんがものすごい親切に教えてくれる。いや錯覚でもなく確実に。
オトコマエてすごいな!
同じ血流れてるのにな!

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そっからくるりと四草大橋をくぐり、海沿いの道を走り
「鄭成功登陸鹿耳門紀念公園」へ。ここは鄭成功の上陸したと言われている場所で「鎮門宮 | 鄭成功廟」というお廟がある。
解説も大してできひんので「なんかすごいやろ!」「すごいなー!」とドリフのバカ兄弟のような会話。
昨年末の大阪アンイータウでも特集されていた西洋門神(門に描かれた神様絵)を久々に観た。
たしかここは二階には鄭成功の母君が奉られてた気がするんやけど上がれなかった。

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しかし天気がエエ。どんな正月やねん言うほど暑い。
これは覚悟しとかんと劇的に日焼けしてしまう。コウジはキッチリと薄手の長袖着てるけどそういうの出来ない自分はエライコトになりそう。

そこから「鹿耳門天后宮」見て
マングローブクルーズのある「四草大衆廟」見学。
コウジはお廟を観るのも始めてなのでこの二つだけでもびびってた。
クルーズは時間のタイミングもあり、まあええかと飛ばす。
「四草野生動物保護區」の野鳥天国を抜け、今回のコースでは中ボスである「鹿耳門聖母廟」へ。散々でかかった先ほどの廟よりもスケールが違うデカさなので、コウジ君圧巻。

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どうせやったらと、この辺りからまあまあ近いので、ゾンポーサイの息子さんがやってるクッキー屋に行って買うてかえろと、
その道の手前にあるゾンポーサイの店「東香台菜海味料理」の前通ったら、俺の描いた絵を玄関に貼ってくれてるやん!!
急停車して「これ俺の絵やで。」と見てたら店の中で作業してたゾンポーサイ奥さんと目が合ってしまい、どうぞどうぞと。
ゾンポーサイも登場してゴージャスなお昼をよばれた。
今日考えてたスケジュールが全く狂ってしもてるけど、コウジにとってはこれもオモロイであろう。

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17号沿いにあるエロい看板の店が前々から気になってたんやけど
今日はコウジも居るのでこれはなんなのかと
「台湾を学ぶ」という意味で見に行くことに。
結果、場所は突き止めたが、どうも夜の店らしく、まだやってなかったのでようわからんかった。

「黑面琵鷺生態展示館」でクロツラヘラサギの展示を見て
もう少し走ったら「第一賞鳥亭」という、実際にクロツラヘラザキの生息する自然区を観察できるような施設があり、
こちらの野鳥の会のボランティアの方なんか、おっちゃんが説明してくれる。これめっちゃ高いんやろなと思われる双眼鏡が設置しており覗かせてくれる。
台南の名物でもあるクロツラヘラサギ鑑賞は、今シーズンど真ん中。
いつか生モンを観たいと思ってたので来たが、おっちゃん曰く「居るには居るが、あの草むらから隠れて出てこない」だそう。残念。

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「國聖燈塔」は灯台で白黒のカラーリングがされており、最初見たときは葬式カラーの気持ち悪い印象だったけれども、慣れてくるとワビサビな灯台でなんとも言えん渋さを感じる。実はここは台湾本土最西端。
そして砂浜からは困れてくる細かい砂でまるで砂漠のよう。
足を取られて歩くのすら難しんやけども、堤防を上り海を見る。
壮大。しかし靴の中が砂だらけになる。
ここは建物も一切無い場所なので夜は星が綺麗らしいが、さすがにこんなとこ夜はバイクでは怖すぎる。

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そのまま北堤堤防沿いを走り「六孔観光碼頭」という一面広がる牡蠣養殖場が見られる展望台で一瞬の休憩をし、高台から見ると巨大な扇型になっている「青鯤鯓扇形鹽田」、フェリーターミナルになっていて魚市場もある「将軍港海鮮魚市」に立ち寄り、ここも台南旅行のイメージ写真では欠かせない「井仔腳瓦盤鹽田」へ。
正直、ゾンポーサイの店で食った時間の為に、スケジュール押し押しで日暮れ間近になっており、「はい、一応来ました!次!」な勢いで観回る。
「北門水晶教堂」をバイクに跨りながら見て、ついに来ました!台南好きのアイドル「サバボー(虱目魚小子)」の前で停車。
久しぶりやなあ、元気にしてたかと近づいたら、
ちょっと見ん間に、塗装剥げて眉毛無くなっとるやん!!
お歯黒みたいなメイクなってるやん!
もうちょいなんとかしてあげてここの管理者の方!

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最大のボス「南鯤鯓代天府」へ到着。
最終的にここのお廟の広さでコウジをノックアウトと行きたかったんやけど
もう日暮れ寸前なので、中も大して観れずタッチして帰ることに。
まあほぼ「台南縦断」できたので良しとしよう。
ただこれで今日が終わらない。

今から17号をストレートに帰って、2時間ほどかな。

夜は昨年末大阪で開催されたアンイータウの打ち上げで
たまたま台南に居たので参加できた。
ハナコも来たかったろうに残念。
「アンイータウ」という名前になる前の頼市長の時代からお世話になった方々ばかり。現在は副市長になられた王元観光局長、陳課長、通訳してくれてるユウちゃん。アンイータウ代表の陳さん、スタッフのメガネの兄ちゃん、葉師匠、奉茶のねえちゃん、屎溝墘客廳のサイさん、カメラマンの人、ポスター描いた林書楷氏、後壁の芸術村Oliviaちゃんの旦那、莉莉水果店のおっちゃん、そして、こないだ大阪で熱唱した謝銘祐(黒兄やん)、などなど台南を代表する人物達が勢揃い。

そのあとは二次会やないけど、
引き続き黒兄やんと、再びゾンポーサイと安南区の水産加工の顔さんとコウジらとで海安路の居酒屋で飲む。コウジは早くついてゾンポーサイと顔さんとワイワイやってた。今日はじめて会うたんやよね?
このコミュニケーション能力が俺にあればもうちょい仕事もなんとかなるのにと羨ましく思う。
昼間見た17号の店は結局なんなんやとお兄さん方に聞いてからは口火を切ったようにエロトーク満載。
そんなこんなで飲酒運転になるのでバイク置いて、
黒兄やんとタクで安平まで帰ってきました。
しまったCD持ってたらサインしてもらえたのに。

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台南旅行に最適MAP詰め合わせの中に今回のルートがGoogleMapにて
マーキングされています。ぜひ活用にどうぞ。
(有料で200円です。途中まで無料で読めます)


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