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取り繕わない生き方

仕事で心配事があり、相談という自己開示が苦手な私は6歳の息子レイに聞いてみた。

ママお仕事で失敗しちゃったんだ、周りに味方が居なくなる気がして落ち込んでる。      ママどうすればいいかな?          レイが何か失敗しちゃったらどうする?    味方のお友達が居なくなっちゃったらどうする?

にこにしながら聞いていたレイの答えはこうだった。

『失敗していいんだよ。これからをうまくできるようにがんばるんだよ。そうしていたらお友達も味方してくれるよ』

本当にそうだ。失敗をクヨクヨするより改善のアクションに目を向けるべきだ。

最後に息子が一言加えた。          『ママいつもレイくんにそういってる』

そうだそうだ、いつも私が息子にこう言っていたのだった。

大人流に言えば、失敗をクヨクヨしない、反省をし改善に努めるのみ。            人を傷つけるような失敗ではなく、単に自分がやらかしただけならそれによる評判や見方が変わることはしょうがない。変えらない。      過小にも過大にもとらえず失敗というものに付随する自然現象、そこを取り繕わないこと。  

取り繕いだすと、根っこが何も変わらない、今の評判だけを変えようとする上っ面の対応は将来自分を苦しめる。               誠実に、改善に向けての行動を積み重ねることで信頼も回復する。

大人とは勝手なものだ。いろんな経験し、見てきているから、子供には助言しようとする。   でも、自分が今抱えている悩みにも解決のヒントがいつもこどもに言うその言葉にあるということをすっかり忘れている。

ニコニコしながら話を聞き、ニコニコ話ししてくれ、眠いからもう寝るよ、おやすみ〜と軽くあしらわれたことで、私の心も軽くなった。

ヒントはいつだって身近なところにある。   心が曇り見えていないだけ。

朝起きたらありがとう、お利口さんだね、とたくさん抱きしめよう。


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