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NPOマネジメント

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主にNPOリーダーの方に向けたマネジメントやファンドレイジングの話。
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記事一覧

社会起業、過剰な自分に降参しよう!

休むって・・・・何するんだろう? 家族と一緒に過ごすのだろうけど・・ 毎週毎週家族と何するの・・・?笑(ひどい) 「消費」になんて、とっくの昔に飽きちゃった! こんにちは!司法書士のヤマサキです。 NPOや一般社団法人、株式会社、合同会社、個人事業・・・ 何でもいいんだけど、とにかく地域に根付いたビジネスをしたい!社会課題を解決するような事業をやりたい!というアツイお客様たちといっしょに仕事をしています。 令和元年はじまりの日に、ふと思い立ってnoteを始めました。

①こんな理事ならもういらない。

非営利団体の理事になること「だけ」,名前を貸す「だけ」で すでにそれが社会貢献だと勘違いしていませんか・・? そりゃ松下幸之助さんくらいの方であれば,理事に名前を連ねているだけで 「あの人が応援しているNPOなんだ・・・それはすごそうだ!」 ってなると思いますが。 その他一般人レベルなら,全然そんな効果もないですしね。 こんにちは,司法書士ヤマサキです。 ということで,今日はちょっと攻撃的なタイトルですが 理事の役割を「NPO運営」という点から考えてみましょう。 理事

②こんな理事ならもういらない。

こんにちは、司法書士ヤマサキです。 理事や監事など, NPO法人の役員に名前を連ねること「それだけ」で、社会貢献をしている気になっている方は意外と多いものです。 なので,そんな効果をもたらせるのは松下幸之助さんくらいだよ,という話をしています。笑 実は士業(特に弁護士さん・・・ごめん)にも多いです。 まあそういう方は真面目なので、理事会に出席しては意見をちゃんと言ったりするのですが。 その言い方がね・・ どうもご意見番的というか,一体なに目線なの?という感じで。

NPOの事業承継ってこんなにメリットが!

今年(2018年)はNPO法の制定/施行から20周年です。 NPOにとっては一区切りと見る識者も多く, <20年を迎え,これからのNPOを考える> 系のイベントもちらほらと開催されていますね。 ということで今日はちょっと趣を変えて, NPOのおわりについて考えてみたいと思います。 たとえば20年前に設立されたNPO法人さん。 20年も経つと,メンバーにも色々なことが起きるでしょう。 設立の時には若くて元気だったメンバーも, もうじゅうぶんやりきったと思えたり,人生の

時代に共感されるNPOの特徴って?

「数十年後には,世の中にある職業の半分以上がAIに代替される」 ここ数年,言われていますよね。 確かにこれには驚異的な面もあって 今,「データ入力 時給1000円」みたいなアルバイトをしている方の職業は,まずなくなるでしょう。 次にあぶないのは税理士・公認会計士だと言われています。 あとはスケジュール管理だけの秘書さんとか。 もしかしたらNPOの毎年の事業報告や会計報告も, 数年後には超絶カンタンで便利な無料サービスができて,5分でできるようになるかもしれません。

士業にできる社会貢献、ニュータイプ

最近はわりと横浜の方に出張していて、 あちらの市民活動関係の方々との交流が増えています。 横浜ってね、 やっぱり地元愛が相当強い人が多くて、 I LOVE YOKOHAMA感がハンパないです。 聞けば、行政の方にもI L Yの方が結構いるんだって! 「やっぱりシビックプライドでしょ。」 と言ってましたけど・・・ 私、初めて聞きました、そんな言葉。 かっこいいですね! それでね。 横浜市の方で市民活動とかNPO活動をサポートしている 士業とのつながりも広がってきた

『上手くいくNPOは定款でビジョンを語る!』

7月27日に発売した山崎梨紗初の著書、『上手くいくNPOは定款でビジョンを語る!』がamazonのNPO・NGOカテゴリで1位を獲得しました♪ 買って下さった方、SNSでシェアして下さった方、本当にありがとうございます!! NPOはもちろんだけど、他のどんな組織でも、 『明確なビジョンを掲げて理想の世界にみんなを連れていく』 という姿勢とブランドが確立されれば、そこに共鳴する人たちが集まってきてくれるので、はじめから濃い関係のコミュニティをつくれます。 そして濃いコ

NPOスタッフのメンタルヘルス問題

さて,少し前に 「NPOのための弁護士ネットワーク」さんが主催している 定期勉強会に参加してきました。 テーマは 『知っておきたい職場のメンタルヘルスの基礎知識 ~ケーススタディで学ぶNPOスタッフの心の問題とその対応~ 』 っていう,ちょっとザワザワするものだったんですが ものすごく人間的に素敵な社会福祉士さんと 横浜のNPO法人はぐくみ心理相談所理事長(カウンセラー)さんを講師にお招きしていて, 実際にNPO法人であった 職場の問題をケーススタディで取り入

起業家教育と自己肯定感とAKB総選挙。

中小企業庁が、高校生向け起業家教育プログラムを全国10か所で実施します(2018年) というトピックス。 オモテの目的は 潜在的な創業関心者を掘り起こし、 将来の開業率の向上を実現するため、だそう。 そしてウラの目的としては、起業家教育を行うことで 「子どものチャレンジ精神、積極性を向上し、自己肯定感を高める」 という効果を見込んでいるそうです(経産省)。 ところで。 起業家教育が「自己肯定感を高める」ってどういうことなんでしょう? ちょっと考えてみました。

NPOのやる気のないメンバーって実は◯◯◯・・!

突然ですが、NPOのみなさん。 または、任意団体のみなさん。 みなさんの団体に、 やる気のないメンバーっていませんか? まあやる気がないというかですね、 ・定例会や理事会など大事な(でも小難しそうな)会議には絶対こない ・出欠席を明確にせず(言質を取られないように)当日、気が向いたら参加する ・イベントの当日だけ、 「なんか体力仕事ありますか〜♫」 「店番やりますよ〜♫」 みたいに参加する ・交通費が出るときだけ参加する ・写真撮影などがあり、自分の宣伝になりそうな時だけ

NPOの終わりについて考えてみた!勇気ある撤退も大事ですね。

こんにちは,ヤマサキです。 2018年は、特定非営利活動促進法(NPO法)の制定/施行から20周年の年でした。 NPOにとっては一区切りと見る識者も多く, <20年を迎え,これからのNPOを考える>系のイベントもちらほらと開催されていましたね。 ということで今日はちょっと趣を変えて,NPOのおわりについて考えてみたいと思います。 たとえば20年前に設立されたNPO法人さん。 20年も経つと,メンバーにも色々なことが起きるでしょう。 設立の時には若くて元気だったメ

「人に迷惑をかけちゃいけない」の呪いを解除したい話。

こんにちは、ヤマサキです。 今日は『コミュニティ=共同体と弱者』について。 突然ですがわたし、内田樹さんというフランス哲学者&合気道家に私淑しておりまして。 内田先生の本はほとんど持っていて、何度も何度も読んでいるのであります。 そこでよくコミュニティ(内田先生は『共同体』と言っています)の話になるのですが、 内田先生のいう共同体は常に「弱者ベース」なんですね。 ここでの弱者とは、赤ちゃんとか、お年寄りとか、重い障害のある方とか、ケガや病気の方とか・・・ 自分で

募集行為【呼びかけること】と自分のコア。

突然ですが、何か募集をすること、ってすごく勇気が要りませんか? 私いつも思い出すんですが、小学生の時の「この指とまれ」って、すごいトラウマなんです。 休み時間になって、 「鬼ごっこするひと~」 「セーラームーンごっこするひと~」 って、いろんな声掛けが多方面からなされますよね。 私はその声かけは【絶対にしない】子どもだったんですが、 「〇〇するひと~」って呼びかけても誰も集まらず、しょぼーんとした子どもを見るのが、内心すごくイヤでした・・。 そうなんです。

再生

NPOの寄付者 新規開拓はどこからする?

NPOはその事業の直接の受益者から、 充分な対価をもらえないケースも多いですよね。 そういうとき寄附や会費や支援をどこにお願いすればいいのか? もうお願いする先がなくなってきたよ!というとき、 新規開拓はどこからすればいいのか? そんなお悩みについて、 ドラッカーの非営利組織経営本をひっぱってきて、話しています♪