やまさき　わか

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死んだら星になりたい

死んだら星になりたいと思っている。 この前そういう話を高校の同級生にしたら鼻で笑われたが、わりと本気だ。 今私が死んだと仮定する。死んだら、火葬して、灰になる。 それをカプセルかなんかに入れて、どこかのロケットに積んでもらう。 私の身体だったものは宇宙へと飛ばされ、ある程度地球を周回して、 時が来たら重力に負けて大気圏を突破し、燃え尽きる。 理想的な最期だ。 死んでしまったあとの身体なんて用はないのだし、 墓なんて建てようものなら、後の世代にお金も面倒もかけることになる

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    • 随筆　春・夏・秋・冬、春・夏・秋・冬

      春はあんまり好きではない。 新学期・新生活・新社会人・新入生… 新しい何かを強制的に始めなければいけないような気にさせられる。 そんなものはどうだっていい。やりたくなったらやればいいし、やりたくなかったらやらなくていい。 友達ができない。 何かしらの1年生になる度、憂鬱だった。 周囲の人間がするすると容易そうに集団を作っていくのを黙って見ていた。 こいつらは元からの知り合いか、あるいは前世で出会っていたのか？ いともたやすく友達になっていく様を見ながら、同時に世界に取り残さ

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      • また乾杯するときは、ギター片手に。

        飲み会は地獄だった。 3人以上の集まりでは喋れない病を患っている私にとって、声を張らなきゃいけない、そんな大声で話すこともない、そもそも酒もビールも飲めないーーそんな状態が最低でも2時間以上続く飲み会という行事は、地獄。それ以外の表現が見当たらないほど、苦手だった。 大学時代は軽音サークルに所属していた。サークル柄、学生ノリも相まってワイワイきゃっきゃしてるあの空気にはなかなか慣れずにいた。友達もいないし。 ほぼ毎月あるイベントの打ち上げは、一人で2時間フライドポテトを黙

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        • 大好きな人が結婚した。

          午前6時。寝ぼけまなこをこすりながら、今何時だろう、とスマホを覗き込む。と同時に、衝撃的なニュースが目に飛び込んだ。 朝にめっぽう弱い自分が、文字通り飛び起きた。「ええええええーーーーーーーー？？！？！」って、絶叫。人は驚くとマジでこんな声出るんだな。 推しが結婚を発表した。 推しと書いたけど、正直に言うと「推し」という概念があっているのかわからない。その人に人生を救われて、その救われた私の人生をかけて応援している人。そんな感じ。 とっさに出てきた言葉は「おめでとう！！

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          2ヶ月だけ親になりました。～はじめましてからさよならまで～

          2ヶ月間だけ、親になった。 正確にいうと、流産してしまった。 妊娠が分かってから、さよならするまでのことを書き残しておきたいと思う。 脳みそぐちゃぐちゃ状態で書いているので読みにくいことは察してください。 （出血などの表現があるので、苦手な方は読まないでください） ​ 7月22日。AM7:00。 仕事前に何となく妊娠検査薬を使ってみると、はっきりとした線が現れた。 子供が欲しいとは思っていたが、びっくりした。 私は10代の頃、卵巣嚢腫を患い左の卵巣を摘出している。（これに

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          noteはじめます。

          はじめまして。やまさきです。 27歳会社員。北国で夫と二人暮らし。音楽が好き。 そんな普通の人間ですが、このたびnoteをはじめてみようかなと思い立ちました。 今思っていることや感じていること、 なんか作ってみたもの、 くだらない日記なんかを、 ゆるゆると残してみようかなと思ったわけです。 思えばブログサービスなんかは、 私が14歳の時から手をつけていたわけですが、 様々なサービスに登録してはやらなくなり、 別のやつ登録しては放置

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