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#梅若万三郎

埋火のようなあたたかさと荘厳さ:梅若万三郎『姨捨』(2018.10.20)

埋火のようなあたたかさと荘厳さ:梅若万三郎『姨捨』(2018.10.20)

2018年10月20日、橘香会(国立能楽堂)。

本来の仕事の一環である資料調査が長引いて、馬場あき子さんの解説、山本東次郎『箕被』は聴けず観れず、仕舞から入場。

万三郎の『姨捨』、たしかに瑕はいくつかあった。詞章の錯誤や失念(後見の大槻文藏が適切に支えて事なきを得た)であったり、何より足の弱りからくる〈弄月之型〉での二度の下居のし損ね(三度目で文藏の介添を得て弄月之型。ただ、やや寸詰まりになっ

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