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ヨーグルトについてたあの砂糖

下書きを書いては溜めて書いては溜めてを繰り返して1ヶ月経とうとしてる。自分でnote始めといて何も投稿できてないことに落ち込んでる。嫌になっちゃうね。

小さい頃、アロエが好きだった。母が食べるよーって持ってきたくれたヨーグルトにはアロエが入っていた。アロエは別売りのやつ。なんならアロエの汁直飲みするくらい好きだった。激ヤバ。親に止められるのでほんの少しずつしか飲めなかった。

そしてヨーグルトに付いていたあの砂糖をかけて食べた。だいたい3時のおやつはそんな感じだった。そういえばあの砂糖、今は付いてないけど別売りしてるらしい。フロストシュガーっていうらしい。

ナタデココがヨーグルトに入っている日もあった。なぜだか覚えていないがナタデココは外れ回として扱っていた。当時は甘いアロエの方が好きだった。え~今日ナタデココなの~とか普通に言っていた気がする。あんなに特別感あるのにサブキャラ扱いされるナタデココ。時代が時代ならスターなのに。不憫すぎる。ごめんね。

物心ついたのは3歳くらい。兄が幼稚園に通い始め、母と2人だけで過ごすお昼。母は疲れて昼寝をしようとするのだが、僕は全く眠くならなかったので毛布だけ掛けられて目はギンギンだった。1時間くらい天井を眺めたり、横で寝てる母を起こそうとしたりした。母が不憫。ごめんね。どうでもいいけど当時の1時間長かったなぁ。今はぼーっとしてたら2時間は経ってる。

そんなこんなでやることのない昼寝の時間を乗り越えるとおやつの時間があってホットケーキを食べたりアロエ入りヨーグルトを食べたりした。あの頃は試験とか課題とか、将来の事とか何も考えなくて良かったなぁ。めっちゃいいじゃん子ども。アロエかナタデココで一喜一憂できるなんて。羨ましいね。いつでも戻りたい。でも当時は当時で悩みとかあったんだろうなぁ。頑張って。

21歳になった今。スーパーでアロエとナタデココを眺める。何も考えずに買えるようになってしまった。買っても誰も喜ばなくなってしまった。ナタデココを買ってもへこむ人もいない。アロエの汁だけ飲もうと思えばいくらでも飲める。止める人もいない。

あの頃は大人になったら引くほど砂糖をかけて、頭がおかしいくらいアロエを入れて、お腹いっぱいヨーグルトを食べてやろうと思ってた。残念ながらつまらない21歳になり、そんなことに魅力を感じられなくなってしまった。

これはあの頃に対する裏切りだろうか。成長だろうか。どんな21歳になりたかった?できれば教えてください。この前本で読んだが、人間は過去を思い返してばかりいると脳が退化するらしい。そろそろ過去を振り返るばかりのnoteは止めなければ。

今からでも遅くないならあの頃の夢を叶えに行こうかな。まだ遅くない、かも。







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