新規ビジネスをどのように創出するか

お仕事にて、「BDASH CAMP」に参加させて頂いていたのですが、自分の興味あるセッションが行われていたので、その合間のぬって参加させて頂いた。

「新規ビジネスをどのように創出するか」

以下、自分に向けたメモです。
<学び>
-モデレーター嶺井さんの問いのたてかた
新規ビジネスは生まれるか。に対して大きく2つ。
「新規事業のタネの見つけかた(0→1ということだろう)」
「新規事業のタネの育てかた( 1→10かな)」という2点に分けて
質問をしていた。

事業に携わる際に、上記をごっちゃにした質問も多いが、基本的なようで
大事なことだなと感じる。

僕のメモ的な要素が強いので、登壇者の自己紹介部分には触れずに
セッションで気になった部分をまとめていく。

自分の仕事も現在、大企業(規模は問うてないが、現状のクライアントが大企業になっている)とともに、InnerBrandingの取り組みを並走している身として、大変勉強になった
セッションだった。

特に日本交通/JapanTaxiの取り組みには参考になる部分が多かった。伝統的な企業において、新規事業はまさに喫緊の課題だったが、なかなか手をつけられない。

そこを突破した考え方はビジネスは「多産多死」であるというメッセージの浸透。
現状のビジネスがあり、そこを突破するアイディアは当たり前だが難しい。
それは、失敗に対する免疫があまりにもできてないことがあるからである。

この課題に対して、「多産多死」。ようは多くの新規アイディアを同時に走らせる
ことで失敗が怒っても、傷を負わないような設計としている。

「真面目な人に対する傷を浅くする」ことを考えての実行だった。

日本交通でも、「アプリ(JapanTaxi)」「介護事業(タクシー)」「キッズタクシー」を3つ同時に走らせて、現在「介護」は撤退している。それでも2つ残っており、1つ撤退したものも傷が浅かった。

社内にアイディアの種は、実は多くあり、それをどれだけ見つけられ
同時に進められるか。

大企業において、新規ビジネスは「多産多死」を心がけるのは、
納得であった。

「新規事業を育てる」の部分では

-仮説があれば、それを「速度」「場数」「手数」の回転をより早めていくことに集中する。分析は大事だが、最初はそれより打ち手の回転を重視する。
試作リスト30をつくり、それを全てやっているのかが重要。
(中川綾太郎さん)

-新規事業を作る際に、「事業部」と「会社」にする違いについて、真田さん(KLab)が触れたことも面白かった。会社の中で「新規事業」は、オーナーはあくまで会社(及び会社の社長)となり、「会社化」は限りなく自分がオーナーになれる。
なので、自分が考えたビジネスモデルに社内から社長を付ける時も、どうすれば
モチベーションを形成できるかは常に考えている。

これも、企業が新規事業を提案する際に、「コンテスト」形式が世の中に溢れており
Willの部分やそれは自分でやるのかなど、改めて当たり前の部分が根っこにあるのかということを考える必要がありそうだ。

モデレートやセッション構成などでも、大枠のテーマに対して、そのテーマを分解していく必要性を改めて認識するセッションとなった。


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