妊活奮闘記17 〜カミングアウト問題〜

妊娠したことを、いつ周りに報告するのか？
これは難しい問題だと思う。

早過ぎると何かあった時にまた悲しい報告をしなければならないし、遅過ぎてもつわりに伴う体調不良の様子をみて周りは心配するかも。

ネットで調べてみると、安定期に差し掛かる12週以降でという方が多いらしい。
私もそうしようと思っていた。
夫にも、まだどうなるかわからないからとそれまでは周りには言っちゃダメだよと伝えていた。

にも関わらずである。（察し）

ある日夫が帰宅して2人で夕食を食べている時。

夫「ごめん、会社のFさんに言っちゃった」

私「え？ 何を？」

夫「まいちゃんが妊娠してること。会話の流れで、◯◯くんの所はまだか〜！？って冗談交じりにダイレクトで聞かれて。最近そんな直球で聞いてくる人っていないじゃん。それでついごまかせずに…」

私（・・・・・・。）

Fさんは私もよく知っている人で、夫といっしょにご飯に連れて行ってもらったこともある。いい人だ。もう半分引退されているおじいちゃんだが、何でお互いの両親より先に一番最初に報告するのが会社のおじいちゃんなのよ。

内心ちょっと複雑だったけど、まあ言っちゃったもんはしょうがないので良しとした。

そしてまた別の日。
夫の両親＆兄弟家族たちと花見の計画が立ち上がっており、私ももちろん参加するつもりでいた。しかし3月末のまあまあ寒い時期ということを夫が気にして、私は参加を見送ったほうがいいのでは、と言われた。

ちゃんと防寒していけば別に大丈夫じゃない？と思ったけど、せっかく心配してくれてるのだからと思い私達は不参加にすることにした。

そこで断るなら理由をちゃんと伝えた方がいいと言うので、夫の両親・兄弟にも伝えることに。で、義両親に言うなら私の両親にも伝えねばということで、結局7週でみんなに発表することに…。

もちろんみんなとても喜んでくれていたのでそれは嬉しいんですが、まだ初期の不安定な時期。
できれば周囲へのお知らせはもう少し後で、万全を期してからにしたかった。
正直さは彼の美徳なんですが、うまく誤魔化すスキルも持ち合わせないとこの厳しい世の中渡っていけないよ！？と強く思う。

そして昨日の話。（タイムリー）
私がちょいちょい体調を崩すことを心配して、明日の通院に付き添う、とメールが来た。田舎住みのため、街中にある病院へは車で片道1時間はかかる。ただでさえ注意力散漫な私の運転がさらに覚束なくなることを懸念して代わってくれるようだ。
でも病院は17時から。夫は仕事なので、早退して一緒に来てくれるらしい。

「有り難いし助かるけど、仕事は大丈夫なの？」と聞くと、
「会社には事情を話してあるから大丈夫！！」と返事が来た。

おい。 お前また言ってんじゃねーか。

何なんですかね？
授かったことがよほど嬉しくて、話したいのかな？

もちろん全ての根底には彼の優しさと、心配してくれてる気持ちがあることはわかってる。
だからあまり責められないんだけど、最初の約束が無し崩し的に崩れていったのが残念でならない。


こういうのも妊活あるあるなのかな？
しょーもない話ですみません…
何かもう書かずにはいられなかった。