山奥ニート日記 06/13 万引き家族

朝9時くらいに起きた。最近、深夜になると眠くて仕方ない。とてもいいこと。外はひどい雨。テレビ番組のリモート収録があると聞いてたけど、別に僕は関係なかったらしい。

昼はなんか辛くて美味いものが食べたくなった。ひき肉と豆板醤と豆乳で、担々麺っぽいものを作って食べた。中華麺は茹でた後にお湯で洗わなきゃダメだな。ヌメヌメする。

午後はNPOの総会の案内状を作って、印刷。リビングにいた3人に手伝ってもらって封筒に入れた。
案内状作りの途中、潤さんが来て、明後日にやる直売所の片付けは2〜3人でよくなったと教えてくれた。じーまさんとタニーさんはどのみち下に降りる用事があるそうなので、僕は行かないことにした。しかし、人手が要らなくなったからって真っ先に自分が抜けるのはちょっと感じ悪かったかもしれない。案内状に貼る切手がなかったので、ついでに郵便局に行ってもらうことになったし。

15時から妻とZoomで通話しながら自室で映画を同時再生して見た。
『万引き家族』。とても好みだった。見ながら「これはいったい何についての話なんだろう?」と考えるタイプの映画は好きだ。これは「所属(所有)」についての話だと思った。「家族」や「貧困」がテーマっぽく宣伝してるから、そっちに勘違いする人が多そう。そう思ってしまったら、結論が出ないモヤモヤした映画に感じると思う。実際、レビューも賛否両論だった。
でも、絶対「所属(所有)」がテーマだと僕は思う。作中、ずっとドキュメンタリー風だけど、後半そうじゃないシーンあるじゃん。そこで言ってる話が所有の話だから。で、所属と名前って深い関係があって、この映画の中での名前(呼び方)ってすごく印象的じゃないですか。全部の要素が繋がってるんだなぁ、すごい映画だ。
あと単純に、変な人が所帯染みた日常を送ってる話好きなんだよな。山奥ニートも同じだ。レンタルなんもしない人がドラマ化したんだから、山奥ニートがドラマ化や映画化したっていいじゃないか。

映画についての話が終わった後も、2時間くらい妻と通話を続けた。オモコロの『キャラ属性座談会』を下敷きにして、キャラ属性の話をした。
僕はコレクション欲を持たないんだけど、分類欲みたいなのがある。体系化して、比較したくなる。やりかけたエクセルファイルがたくさんある。
妻はキャラ属性自体にピンときてないようだった。斎藤環が二次元に恋するかどうかがオタクかの分水嶺だと言っていたけど、それに倣えばオタクじゃないんだろうな。

晩ごはんは豚丼とほうれん草のおひたし、ポテトサラダ。食べるのが23時くらいになってしまった。

前にこの山奥でバイク事故した人から、お菓子やレトルト食品などがたくさん送られてきた。それを少し小皿に取って自室に持っていき、つまみながらウイスキーを飲んだ。


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