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#24_コロナをかいくぐりながら_2021年公開映画『Songs For My Son』制作日誌

『Songs For My Son』制作日誌 vol.24
2020年12月20日 投稿者:監督・和田昌宏

こんばんわ、和田です。

年の瀬、非常に寒い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?いつの間にかラジオからはクリスマスソングがガンガン流れてきていて、気が付けばもう一年が終わってしまいますね。

つい先日、でかい口を運んでいたと思ったら、「LOKO GALLERYでの12月のオーロラ」展から、もうちょうど1年ほど経ってしまいました。今年も本当にあっという間の一年でした。

前半は、LOKO GALLERYでの展示からαMギャラリー、アーツさいたま、と3会場でかい口を移動して、その間クラウドファンディングを行い、毎日のようにお知らせをアップデートしていました。その期間中に、ルーマニアでのショートリサーチで撮影した映像をまとめて、ルーマニア人作家の人と展示もしていたのですが、かなり遠い記憶になっています。

そして、そうこうしている間に、徐々にコロナウィルスが広がり始めて、LOKO GALLRYで行う予定だったクラウドファンディング特別企画も途中中止になってしまい、色々大丈夫か?クラウドファンディングのこの目標金額絶対集まらないだろとか、そもそも日本や世界がこんな状況で映画撮影なんて挑戦している場合ではないだろ、みたいな感じになってきて、途中正直心も折れそうになりそうな時があったのですが、最後の最後、本当にありがたいことに、無理だろうと思っていたクラウドの目標金額を達成することができました。

そこから何とかコロナをかいくぐりながら、無事ひとりの感染者も出さず、撮影準備と撮影の繰り替えしを毎月10月まで続いていくことができました。

そして、気が付けば予算がもう底をつきそうになっていたので、文化庁のアーティスト支援の申請書を提出したはいいけど、提出しては直しの繰り返し無限ループがまっていたり。10月からはベトナムのHeritage Spaceという団体のオンラインでのレジデンスに参加したけど、なかなか日々の生活に追われ、なんとか展示するものはまとめたけど、レジデンス自体にあまり集中することができなかったので、次は絶対ちゃんとベトナムに滞在して、制作したい!と思ったり。

そうこうしているうちに、いつのまにか働いている職場を追われそうになっていて、無事年越しできるか不安になっていたりしています。

また今は、極寒の奥多摩美術館で、年明け1月から吉祥寺にあるアートセンターオンゴーイングでの個展の準備を進めているところです。さらに、個展の前には、「アーツさいたま」にも、奥多摩メンバーと共に出品します。コロナがまた流行しはじめ、なかなか世の中の状況は厳しくなってはきていますが、おそらく展示は開催はすると思いますので、また次の制作日誌の時に詳細をお知らせいたします!

さらに来年は、映画の完成へと向けて編集、再撮影、再編集、音入れ、整音などなど残りの色々な作業を進めていき、秋ぐらいの完全完成を目指していきます。そしてクラウドファンディングを応援してくださった皆さまへの完成試写、海外コンペへの応募、できれば年内国内映画館上映まで行けたらいいなと思っていますので、長い目で引き続き応援何卒よろしくお願いいたします!

長々と駄文を失礼いたしました。

皆さまどうか体調にお気をつけて、良い年末年始をお迎えください。

Merry Christmas and A Happy New Year!

(和田)

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山奥プロダクション 
Songs for My Son 制作実行委員会

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