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やっと やっと春が来た

ここは北極圏まで車で1時間の場所。
スウェーデンでも北の地域。

雪が溶けてくると道端につくしが沢山生えているのを見つけた。
こんなところに来てつくしに出会えるとは思ってもみなかった。
感激のあまり我を忘れてつくし採りに夢中になる


田舎道 道端にたくさんのつくし
川は雪解け水で冷たい
深い雪の下で長いこと春を待っていたかと思うとかわいい

ところが採っても採っても終わりがない。
辺りを見回してみると、向こうの方まで延々とつくしが密集している。

近所のおじさんに聞くと、スウェーデンではつくしは食べないらしい。
誰も採らないから多いのか、納得。

はかまを取って、甘辛く炒めてみた。
家族に「日本の味!」と好評。
孫はパンに乗せて食べていた。
孫曰く「つくしパン」(ご飯でないところが海外育ちだなぁ、と妙に納得)


4月中旬の庭 ブルトーザーで除雪している
5月上旬 雪が溶けた!
今ではすっかり春 芝生も緑が見えてきた

ここ数日で暖かくなって来ている。
日中の気温も10度を超えている。


絵本の時間 この後はボール遊びで走り回る 
暖かくなって厚着しなくていいから動きやすいね

風は冷たいが太陽が出ていると暖かく感じる。
木の芽も芝生も少しづつ出て来て緑の空気を纏っている。
庭で寝そべって思い思いの時間を過ごす。
空がきれい。


2匹も入ってた

近所の人が魚が釣れたと持って来てくださった。
その大きさに驚く!!(初めて釣れた日以降釣れていない)
ノーザンパイクという魚らしい。
スウェーデンでは一般的な魚。

大きな口で鋭い歯が沢山ついていた 15センチくらいの鮒を飲み込んでいた!

孫といつものように料理していく。
孫は内臓や頭に興味がある。
私は包丁を研いでひたすらさばいていく。

オーブンで焼いてみたが
白身で歯応えがあってクセのない
とても美味しい魚だった。
フランスでは高級魚として市場に出回っているらしい。





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