20240401_スライムを踏んでうどんに

今日は新年度、という気合で少しだけちゃんと起きた。
娘も保育園で新しいクラスに進級するので声をかける、が、あまりプレッシャーになるのも良くないなと思い、新しいクラスだよ、と声をかけるのは一度でやめた。私より先に起きていた夫も娘を起こそうと同様に声をかけていたので、あまりプレッシャーをかけないようにしようと思うのだが、と確認し合った。そのままにしておいたら、ニコニコしながら起きてきた。
いつもの朝食をとって娘を送り出し、夫と私は在宅勤務。
仕事を片付けてジムに行き、帰ってきたらなんだかもうだめだった。
まだ調子が悪い。振り返ってみると26日の夕方からだから、約1週間だ。
ホルモンのせいというのもあるし、疲れているのかもしれないし、授業準備などに不安を抱えているのかもしれないし、私は何一つ変わらないけれど、夫も含めて世の中が新年度で、年度末のゆるやかな空気感が変わったり、あれこれ昇進したり転任したりする人をすごいと思いながら羨ましいと思う気持ちがあるのかもしれない。
あと何より良くない布団と良くない枕。
だったら早く買い換えればいいのだが、布団と枕は結局寝てみないとわからないというのがありえいっとスピーディーには買えない。
ふとんの西川のHPを何度も見に行った。

夕食はホッケを焼いたりするだけなのにすごく手間取る。
でも娘が「今日はおさかな、あの黒くておっきいやつ」と夕飯の準備をする匂いだけでホッケの干物であることを当てたので大いに褒めた。
嗅覚がいいのは素晴らしいことだし、それがきちんと具体的な対象と結びついていることはすごいことだ。娘はホッケが好きだから、好きなものの匂いを覚えているのもいい。
そうしながら、娘は日曜に買ってあげたスライムを粘土板の上で踏んで「うどんにする」と言っている。

夜も眠れなかったので、起き出して録画した「さらば我が愛、覇王別姫」を見る。日本の占領下、占領後、文化大革命といった歴史に翻弄され、その中で一生を賭した愛はいつもどこかで届かず、という凄まじい人生が綴られる。しんどい時期に何もこんな地獄のような映画を見なくても、と思うのだが、なぜかこの映画は放送されていると毎回録画しては見て消去して、というのを繰り返してしまう。
以前見た時にはこの映画の悲しさに裏打ちされた耽美さみたいなものが印象に残っていたけれど、思ったよりもさっぱりと描写しているな。

さすがに寝ようと途中で切り上げたら頭が痛い。
というか、頭が痛いくらいになってようやく寝る気になった。



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