2023/11/26_一行が指定した文字数にならない

朝から冷たい雨。やらなければならないことが山積していたので5時半に目を覚まして片付ける。
そのうちの一番のヤマが、原稿の体裁直しだ。

投稿した論文を学会誌の体裁どおりに直すように指示されていたのだけれど、wordの操作が思うようにならない。そしてそれがどうやら難儀しそうだ、ということに昨日少し触った時点で薄々気づいていたのである。

「文字数と行数を指定」したのに一行が指定した文字数にならない。
一行25文字にしたいのに、そもそも上限が24文字になっており、できない。
何らかの操作をでたらめにカチカチやって25文字にできたと思ったら、一行33文字ある。

なんなんだきみは。

謎と驚きの混じった感情が湧き上がる。

wordチュートリアルの記事を検索する。しかしチュートリアルどおりに操作のためのタブを開くと「文字送り」などまた新しく調べなければならないものが出てくるので、面倒くさがってわかる範囲のことで操作。当然うまくいかずctrl+zで元に戻す工程を繰り返す。
結局字数が指定されたとおりにならないのは余白のせいだという結論に自分なりに至る。「文字数と行数を指定」のダイアログボックスに指定した数字もむなしく、余白を調整し、手作業で一行の文字数をカウントして指定通りにしてやった。行数も同じようにやった。

ほかの点についてもこまごま直して原稿を送信し、夫と娘を、起こす。

夫は今日も仕事。フィールドワークだそうで、12月並みの気温の中行くのですね。夫は寒い中に長時間晒されて身体が冷えるとわかりやすく不機嫌になる。今日は複数人を引率する役目なので、不機嫌になったら本人も周りも不憫であろう、と貼るカイロを持っていくのを勧めたものの固辞される。
暑さ寒さの感覚というより、暑さ寒さに対してどう向き合うというのは本当に人それぞれ異なるものだとここ最近感じる。それを感じるようになったのは、夫の寒さに対する向き合いかたを観察するようになってからである。彼は真冬でも上着も入れて都合3枚くらいしか着ておらず、それで外に出て、寒い、と不機嫌になってゆく。さすれば防寒下着を着るなり何なりすれば良いのだが、防寒下着は肌に張り付くのが苦手だそうで、確かにそういう人もいるのはわかる。

夫を送り出し、実家の父に送ってもらって、娘と実母とともに冬物や年末年始の必要物を買い出しへ。
紳士物の下着コーナーで綿95パーセントの防寒下着を見つけ、寒空のしたでフィールドワークをする夫を思う。これを着たらあったかいのは間違いないので夫の意志に反して買おうと思ったが、5パーセントの化繊が気になる気がして、ラックに伸ばした手をひゅっとひっこめた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?