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自分でお灸してみましょう

お灸の歴史は奥が深いものです。お灸の歴史は古く、最古から生き残っている療法です。体のが不調なときにセルフケアとしてお灸を知っておくと、とても役に立ちます。日常の中で「お灸」をご活用ください。

準備するもの

  • お灸(お好みのもので構いません)

  • ライター(お灸に着火しやすいターボライターを選びましょう)

  • 灰皿

自分でお灸してみましょう

基本的に使用するお灸はお好みのもので構いません。「せんねん灸」ライトは、初心者の方でも扱いやすいお灸です。市販でも氣軽にお求め頂けます。

自分でお灸してみましょう

お灸の実践動画です。よろしければ参考までにご視聴ください。

お灸でしてはいけないこと


① 皮膚病などの患部(にきび、アトピー、肌荒れ、傷など)に直接、お灸をしないでください。

② 妊婦さんは、お灸をしないでください。流産を誘発する可能性があります。

③ 休養を要する場合は、無理にお灸をする必要はありません。

④ 緊急の場合は、病院を受診しましょう。

⑤ お灸は主に、慢性的な症状に対して行います。外傷、患部が腫れる、骨折、打撲、捻挫、急に具合が悪くなるなどの急性症状のときは、お灸はしてはいけません。

お灸をするときの注意点

① 静かな場所でお灸しましょう。不意のできごとでお灸が落下することは危険ですので、静かな場所でお灸するようにしましょう。火傷には注意してください。

② 1か所ずつお灸をしましょう。安全にお灸するために、1か所ずつお灸をしましょう。慣れてくれば2か所同時にお灸することもできますが、作法としても1か所ずつが好ましいです。

③ 灸あたりについて
お灸をし過ぎると、灸あたりを起こしてしまうことがあります。かえって具合が悪くなってしまうことがありますので注意が必要です。

④ 症状によっては、お灸が適していないこともあります。疑問におもったときは近くにある鍼灸院に、ご相談ください。

⑤ 薬との併用について
薬とお灸の作用機序は異なります。頻繁に市販薬の服用やサプリメントなどを愛用されている方にとっては、お灸の効果を十分に感じることができないかもしれません。可能であれば、市販薬やサプリメントなどを一旦手放してお灸を活用していただくことを推奨します。お灸のことを正しく理解して、お灸を上手に使いましょう。自分の症状がどのような症状なのか、きちんと見極める必要があります。それぞれの手技療法には、適材適所というものがあります。疑問におもったときは近くにある鍼灸院に、ご相談ください。また、相談できる人を見つけておくのも、いい方法かもしれません。

まとめ

症状によっては、市販薬などで体に負担をかけることなく改善していくこともあります。セルフケアとして上手にお灸を活用していきましょう。

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