「100%元気」じゃなくていい
いきなりですけど、
なにが自分を元気にしてくれるのか
これを知っている人は、強いです。
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元気である、ということは、素晴らしいことです。
「むやみやたらに元気であることを主張する」とか、「元気ぶる」みたいなのは、僕は基本的に好きじゃないですが、本当にその人が「元気である」のなら、それはとっても素敵なことだと思っています。
また、世間がイメージする「元気」に合致しないような形でも、その人の心の中に活力が満ちていて、世界に対してワクワクすることができて、好奇心や冒険心を持ち、家族や友人や見知らぬ人にも優しくする余裕があるのなら、その人の心はとても「元気」なんだと思います。
その「元気」が200%でなくてもいいのです。それどころか、100%である必要もないと思います。
人間、元気じゃないときって、とことん元気じゃなくなりますから。
心の中に元気が10%でも見つけられたら、それはとっても幸せなことだと思います。
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元気じゃないっていうのは、それだけで臆病になるし、生産性もさがるし、優しくなれない可能性が高まります。新しいことにチャレンジする気力もなければ、悪いルーティンから抜け出すための一歩を踏み出す力さえも湧いてきません。
なので、なるべく少ない労力で「元気」を摂取する方法を、知っていたほうがいいと思うのです。
どんなことをすれば自分が元気になるのかって、多くの人はなんとなく経験則で理解しているのではないでしょうか。
好きなアーティストのライブに行けば元気になれる
夜、7時間以上眠れたら1日元気にすごせる
美味しい赤身肉を食べたら元気になれる
温泉に入ったら元気になれる
カラオケで1時間、大声で歌ったら元気になれる
好きな本を読む時間があれば元気でいられる
ジムに行って汗を流せば元気になれる
家で猫とのんびりしてグチを聞いてもらえれば元気になれる
ひたすらホラー映画を見続ければ元気になれる
お酒を飲めば元気になれる
あなたが元気になれるなら、他の人がなんと言おうが、その方法が素晴らしいのです。
「お酒は飲みすぎたら身体に悪いですよ」とか、「本を読むより、ジョギングとかで身体を動かしたほうがいいですよ」とか、もしかしたらそういうことを言う人もいるかもしれないけれど、無視したほうがいいです。
元気になる方法は、人それぞれです。
自分に合った方法を知り、それをちゃんと大切にするってことが大事です。
ちなみに僕の「元気になる方法」は
・料理を作る
・好きな本を読む
・昼寝をする
・表現をする
この4つがあれば、だいたいどんなに元気がないときでも「10%の元気」を見つけられるとわかりました。
特にいちばん最後の「表現をする」っていうのは僕にとって最も重要です。
表現は、なんでもよくって
歌の練習をする、とか、文章を書く、とか、ダンスのレッスンに行く、とかでもいいし、
人に何かを教えること、も、自分の考えや経験を表現することに関係するので、自分を元気にしてくれる力があるとさいきん気付きました。
そしてもちろん、ライブをする、コンサートに出る、舞台に立つ、というのも表現すること。芝居の稽古にいく、とかもそうみたいです。
とにかく僕は表現欲求が強くて、それが達成されないとフラストレーションが溜まって、元気じゃなくなっていく傾向があります。
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自分のなかに元気がある状態を保つ、っていうのは、生活していく上でも優先順位をかなり高くしておく価値があることです。
べつに、常に100%元気(なんか、忍たまみたいになった)でいる必要はないのです。
最低限、10%の元気を失わないように、「元気になる方法」を生活のなかに組み込んでおくことは、生活の生産性をあげるためにとっても有益です。
自分が元気でいるために必要なことなら、他のどんなことよりも優先順位をあげるべきです。
できることなら、日々の元気が50〜80%ぐらいで推移できるように、生活をデザインできるのが理想じゃないかなって僕は思ってます。
読んでくださってありがとうございました!サポートいただいたお金は、表現者として僕がパワーアップするためのいろいろに使わせていただきます。パフォーマンスで恩返しができますように。