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安全な場所


窓際に仰向けで寝転がると
こちら側には天井
向こう側には青空

天井はいかにも殺風景で
青空はどこまでも自由に広がっている感じがする

けれど僕がこうして生きていられるのは
その殺風景な天井が守ってくれてるからだし
あの空の下に放り出された僕はたぶん
3日と生き延びることはできないだろう

雨が降る風がくる
雷がうねり熱が肌を焼く

平凡で、平板で、
なにかもにょもにょとした模様のある天井
そしてその下で
安心しきって眠っている僕

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