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いらすとやさんで学ぶnoosology(6)


状態を意識すること


今回は、noosologyを語るのに絶対に欠かせない

  • 等化

  • 中和

  • 対化

  • 負荷

  • 反映

について、いらすとやさんから素材をお借りしてざっくりふんわり解説を連ねていきたいと思います。

noosologyは自己精神球の在り方の意識を始めることが何より重要になり、そこに外部からの刺激が飛んでくると、球がシャボン玉のように揺れます。
回転が変わったり、形が歪んだりします。
(弾け飛ぶことは、あまりありません)
それらを修正しつつミクロコスモスを保ち続けること=生なのですが、外部からの刺激に対しての精神球・感性球の反応の主な種類が、今回の記事の概要になります。



しくよろどうぞ。




等化


土を耕す人


等化とは、物理的イメージで平らにならすこと、と思ってください。
でこぼこ道、山あり穴あり、それを鍬を使ってフラットにします。

くわは例えですが、心の波の幅を狭くするように努力すること。
それが等化です。

関係性の波動の乱れなどを整える。


その象徴となるのが、イザナミとイザナギです。



どちらも等化です。

種類や意味が1個しかないなんて、誰が言いました?
あらゆる視点から物事を捉えられないと、等化そのものが程遠い世界となりますね。


中和の前に等化でしょ。
と私は言っていますが、等化の方が圧倒的に平和であるという理由からです。

些細なことで興奮してワーワーと騒ぎ立てることが好きだと申されるのなら中和連発すれば?と思いますが、かなり疲弊するので個人的に好かないです。


ちょっとお節介だったかもしれません。



中和

驚く人

中和というのは、基本的にインパクトを指します。


理科の実験で中和反応なるものを学びますが、そのイメージだと失敗します。


ちゅう‐わ【中和】 の解説
[名・形動](スル)


1.性格や感情がかたよらないで穏やかであること。また、そのさま。

2.性質の異なるものが、互いに融和してそれぞれの性質を失うこと。また、毒などの成分を薄めること。「彼といるとせっかちな私の性格が—される」

3.酸と塩基とが当量ずつ反応して塩 (えん) を生じること。「酸とアルカリが—する」

4.等量の正電荷と負電荷が重なり合って電荷がなくなること。

5.音韻論上の用語。ある音素間の対立的特徴が一定の条件のもとに失われる現象をいう。例えば、ドイツ語の語末においては、tとdなどの無声と有声の対立がなく、無声音しか立たないことなど。


さっとググるとgoo辞書でこのような定義が出てきますが、塩基にしろ電荷にしろ、ここでは結果しか見ていないのでイメージとして参考になりません。


以下が、一般的な中和の主な内容です。

いらすとやさんからじゃないのか


一般に言う中和とは、4コマ目の焼け野原になった状態を指します。
塩(えん)が発生した状態。
つまり結果なのです。

水酸化ナトリウム水溶液と塩酸を上手く混ぜ合わせて熱すると塩が生まれます。
外から観察している我らは授業の一環として何でもないようなことのように見ていますが、実際にはペトリ皿の上の水酸化ナトリウム水溶液と塩酸は死にもの狂いで戦っているのです。
「身体が分解する!結合する!助けて!」
そうして、消耗しきって蒸発していきます。
不純物の混じった塩を遺して。

その物理的な苦を生み出す現象、それが中和です。
化学だけど…とか言わない。
これだって物理現象の一つですよ。

中和が起こると、仲良くなれないんですよね。
どうしても。
苦しみ、叫びながらカタチを変えていく。
その運命からは逃れられません。



セルと悟飯が最終決戦でかめはめ波を放ち、巨大なエネルギーがぶつかり合うこと。
それが中和反応です。
つまり、バトルなのですよ。

ここでは悟空の援助があって、なんとか決着が付きます。
悟空の援助がなかった場合、悟飯はセルに押し負けて仲間と共に地球ものとも吹き飛んで細胞の一片も残らない状態になるでしょう。

フリーザが星を消すエネルギー玉より、セルの方が強そうですし。


なんとか地球が助かったのは、サタンがちょいとやっつけたから、ではないですけど、悟飯のテクが効いたのかな?

悟飯は悟空よりも戦闘センスが高いのでしょうね。

それと、ビッグバン・アタック。


こんなことを日常の人間関係で毎回起こしていたら、疲れますよね。
中和とは起こすものではなく、起きてしまうもの、とするのが健全です。



対化

パズルのピースが噛み合わない人


対化について記事を書きましたが、対化はかなり意味が広い言葉です。
ここでは、不仲につながるイラストを採用させていただきました。

対化には段階がある模様。

  1. 相手の存在に気付く

  2. 警戒心を持つ

  3. 等化不良

  4. 牙を剥く


ポジティブ・ネガティブ共に定義が存在します。

要は、大小問わず警戒心を言うのですね。


そりゃ、知らないおばさんが素手で握ったおにぎりは受け取りにくいですし。
詳しくは「対化について」の記事を御覧ください。


そして、ここでいう対化とは自己の感性なるものは根こそぎ取り払われた中性子化の視点で定義されています。

「いやだ」とか「きらい」とかいう感情はここに含まれないということ。
それはまた別次元の視点で扱わないと、次に出てくる負荷が酷く発生するばかりで、全く話が成り立たなくなります。
誰でもある対化。
しかし、感性は切り離すべし。
この嗅ぎ分けが出来ない故に、人生に苦しか生まれなくなるのです。




負荷

ストレスを受ける人

負荷とはストレスやプレッシャーを指します。
そのままの意味です。

しかし、感性的な意味合いが強くなっていますね。


よく言う
Ωが発生する」
とはつまり、ストレス発生の要因と結果からなる精神領域を言います。

Ωが発生すると、拒否感が生まれます。


オメガって、オムじゃないのか?
OM 宇宙の最初の音でしょ?

その通りです。
つまりオム、オメガとは自己にかかる負荷の発生要因を探し当てることを言います。

それが分かれば、黄金郷は近いということです。
未知なる部分から発生する苦なんて対応しようがないですからね。
自覚から始まります。
そういう意味で、宇宙最初の音がOM。
Ωと負荷。



反映


鑑に映る人

自分の行動なり意識なりの結果。
そのままです。

反映は自覚までのタイムラグはあれど、必ず発生します。

どうあっても、自分の動きや言動からは逃れられない。
それが、反映。


鏡像反射が基本となっていますので、反映は当然ですよね。
嫌だと言っても鏡に自分の姿が映ります。


吸血鬼は鏡に映らないと言いますけど、存在感が極めて希薄ということなのでしょう。
直射日光の元に出られませんですし。

光がないと、鏡に映った姿を確認出来ませんからね。

光がなくても、鏡には自分の姿は映ります。
その反射を受けた事を自覚する、
それが反映です。
他者・自己と反映の段階があります。



小話的な



上記のいらすとやさんのイラストで小話をつくると…。



畑を耕す女性。
彼女は農業に一生懸命です。


「えーっ!? あの憧れの人が、農作業なんてするの!?」
彼女が虫とか全然触れないと勝手に思い込んでいた男性は、そんなイメージなんてなかったのに!とびっくりです。


翌日、そのことを女性に話すと女性は不快感を示してきました。
女性)「何? 農業に対して偏見を持っているの?」
男性)「いえ、そういうわけじゃ…」
女性)「ではどういうつもりで農業なんて、と言ったの? 農業を馬鹿にしてるんじゃない?」
男性)「そんな…」


余計なことを言わなけりゃ良かったぞ、と男性は悩みます。
反省と自責の念でストレスが発生。
「ああ〜。謝るべきかな。でも、どうして僕が謝らなければならないんだ?」


あの人と僕とじゃ、釣り合わないのかも。
鏡に映った自分の姿を見て、ため息を吐きます。
落ち込むなあ…。


「うふふ。悩み多き若者よ。いいわね。青春だわ」
呑気なことをいうイザナミ。

男性はイザナミに煽られて、山より深く海より高く悩みました。
標高的には、全く悩んでいません。


「忘れよーっと。どうでもいいや」
男性は悩みを放棄しました。

「ちょまてよ! なんなんだあいつは…」
イザナギは呆れましたが、男性の心には 水の呼吸拾壱の型 凪 が発動し、荒れ狂う感情は完全にフラットとなり、風が止んで穏やかそのものになっておりました。


糸冬


こんな感じの流れが出来ました。
これは一例であり、絶対にこういうことが起こるわけではありません。



noosらしんばん は、書いたことなどを無理強いする意志などは全くないです。
「こういうこともあるんだ…」
「こういう見方もあるんね」
ということで、軽く受け止めるくらいで。

それはnosさいころじー の基本姿勢でもあります。

精神球・感性球がガチガチに対化ガードがかかっていると、書いてあることが全く読めなくなる上に理解も遠ざかるという現象があることを十二分に理解していますので、遠回りにやんわりふんわり、どこかでふと思い出してくれたらいいなー的な緩さを意識しています。


絶対的な正しさはない、とするのが宇宙の真理ですので。

取り敢えずの入口的解説です。



この記事の内容を、もっとキツイ例えで説明することも可能です。
なんだコイツは…宇宙ってそんなに厳しいのか…と思うくらいの厳しさ。

そういうのは私個人としても書くと胸が痛みますので、極力控えようと思っています。
優しく、ソフトな内容を心がけて。
ちょっと毒が入った気もしますけど。


感性が入ると、キツくなりますね。
何の感性だよ、となりますが。




取り敢えず、ここまでにしておきます。
さようなら。



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