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かぐや姫の宝物


竹取物語


日本最古の小説と言われる竹取物語。
今回は、かぐや姫にまつわるおはなしです。

竹から生まれたかぐや姫。
やがて美しく成長した彼女は数多の求婚を受けますが、これを拒否。
やがて帝にもプロポーズを受けます。
かぐや姫はやんわりと拒否し、自分は月に帰らねばならぬ身であると告白。
やがて満月の夜に月からの使者が迎えに来ると、かぐや姫は一切の迷いなく迎えの牛車に乗り込みました。
月の使者は、不死の壺を帝に渡しました。
不老不死の妙薬を手に入れたにも関わらず朝廷一同は一斉に哀しみ、壺を叩き割ると日本で最も高い山の頂上に持っていって狼煙にしてしまいました。
それから、その山は富士山と呼ばれるようになりましたとさ。


かぐや姫は何のために地球に降り立ったの?
という疑問は、とりあえず置いといて。
この話には、重要な神理情報がこれでもかと詰まっています。
それを順々に書き出してみたいと思います。

よろしくどうぞ。


無理難題の宝物


かぐや姫は五人の公達(きんだち)に、結婚の条件を出しますね。


阿部右大臣 「火鼠の皮衣」

火鼠の皮衣は唐土にあると言われる宝物で、火にくべても決して燃えず、汚れだけが焼け落ちて炎の中で輝きを放つという。
阿部右大臣は高い代金を払って火鼠の皮衣を手に入れ、自信満々にかぐや姫の元へ持参。しかし火にくべると火鼠の皮衣は燃えてしまった。偽物を掴まされたと落ち込む。


車持皇子 「蓬莱の玉の枝」

蓬莱の山にあるという、銀の根、黄金の茎、白き玉の実を持つ枝。
車持皇子は蓬莱の玉の枝を持参し、手に入れる迄の苦労の熱弁を振るう。だが、蓬莱の玉の枝を作らせた職人が代金の請求に現れたために偽物であることが発覚する。



石作皇子 「仏の御石の鉢」

天竺にあるとされているが、石作皇子は道端に落ちていた汚れた鉢を拾ってかぐや姫の元へ持参。
本物であると言い張るも、暑い天竺(インド)に行ったのに日焼けをしていないと指摘され、結婚を諦めてしまう。



大伴大納言 「龍の首の珠」

船で探しに出発するものの、嵐に巻き込まれて散々な目にあった上に「龍の首の珠」は見つからなかった。



石上中納言 「燕の子安貝」

軒にあるツバメの巣に手を伸ばした石上中納言は、目的の貝を掴んだと思う間に頭から落ちて腰の骨を折る。しかし、手の中にあったのは燕の糞であった。そして、この時の怪我が原因で亡くなってしまう。


見るからに厨二心をくすぐってくる宝物の数々。
この頃の時代背景を推測するに、舞台は既に仏教が日本に伝わった後ということになりますね。

仏の御石の鉢が出てきますが、これは四天王奉鉢を現します。
釈迦が成道した際に、東西南北を守る四天王が仏陀に相応しい器として金銀七宝の食器を供します。
しかし釈迦は自らに相応しい食器は石の碗であるとし、魔術で4個の食器を1つの石鉢にします。
釈迦はこの石鉢で生涯食され、後に梵天によって天に聖碗法輪の碗として供養されたと言われています。

現代の仏教ではどのように伝わっているかは不明ですが、四天王奉鉢の思想が日本に伝わったのは6世紀頃です。
それから独自の発展を遂げた仏教ですが、それについてかぐや姫が詳しいというのは不思議な話ですよね。

聖碗法輪の根本には八吉祥があります。
八吉祥とは、吉祥(幸福の先にあるもの、繁栄を意味する)の神聖な組み合わせを意味します。

8つの吉祥文様は、もともとインドにおいて王の叙任式や戴冠式といった儀式に用いられたものです。
初期は、王座、スヴァスティカ(まんじ)、手形、組紐、宝瓶、献水瓶、双魚、蓋付鉢と整理されました。

現代では、宝傘、双魚、巻貝、宝瓶、蓮、吉祥結、勝幢、法輪とされています。

wikiより

これを一つ一つ丁寧に解説していくのは大変です。
しかし四天王奉鉢という言葉から、幽界の仏界四天王を意味する、と最終的に導き出すことが可能。

此れ即ち。
過去記事にも書きましたが、再掲します。

創価学会3代目会長 池田大作先生。
日蓮大聖人の転生体。

幸福の科学 創設者 大川隆法先生。
釈迦如来の一人。エル・カンターレの支配者。

真言宗 空海こと弘法大師。
付法の八祖の実質的な第一人者。

曹洞宗 禅宗五家 達磨大師一団。
正法眼蔵 アビダルマ

この4派を現します。

この概念を持ち出すことが、「仏の御石の鉢」のクリア条件。
この時分ですので、日蓮宗系統の教義を出せばOKでした。
モノではないのですね。

そして、その中の達磨大師一団。
これが「火鼠の皮衣」の正体。
何事にも屈しない心です。
やはり、現物ではなかったと。

更に、「龍の首の玉」
これは、龍の流れ、つまりマントラを意味します。
その玉ですから、摩尼となります。
つまり、お経のことです。

摩尼車を意味します。
これが分からないのは駄目、という。

「燕の子安貝」
これは安産というか、厳しい修業を耐え抜く不屈の心を現します。
修業を抜け、心身ともに逞しくなった僧侶。
当時は学者ですね。
文武両道。
燕は、暗語で「男の妾」を現します。
とにかく艶っぽく、イケボでメロメロにしてくる色男になれ、という意味。

これらを全て制覇した世界が出来上がると、霊界に植えてある世界樹が「蓬莱の玉の枝」を生み出す大木となります。
根が銀、幹が金、プラチナの葉が茂り、大粒の天然真珠が鈴なりに実るという、完全世界の延長線に実存が可能となるユグドラシル。
世界樹の完全体。
通常の世界樹は。根は白銀、幹は石英、葉はエメラルド、実は欠けた真珠。
蓬莱なる完全世界が実現しないと、物語に出てくる宝物は三千世界のどこを探しても生まれ出ない、存在し得ないということになります。

これをもってこいというのは土台無理な話です。
現世には存在しませんし。

そして、蓬莱の玉、それこそが仏教に点々と散りばめられた釈迦による銀河の音。
宇宙の真理の結晶ということになります。
全てが真言で形成されています。
アカシック・摩尼車のなる木です。


かぐや姫の願い事は、全て無理難題でした。
この頃は未だ仏教の分派も少なく、完全なる姿になってはおりませんでした。
全ての教義。
全ての宗派が揃って、密教の全体像が完成します。


竹から生まれたかぐや姫、という設定も凄いですけど、これはタケミナカタ・タケミナヅチの現れでした。
世界の成長途中と言う意味。
竹取の翁は、ナタで竹をスパッと斬ってかぐや姫を取り出します。
しかし位置が悪く、かぐや姫の頭蓋骨が横一文字に真っ二つ。
かぐやの脳みそから、金の粒が次々と溢れ出しました。
なんてのは嘘ですけどね。


同じ流れで、川からドンブラコと流れてきた巨大な桃から生まれた桃太郎も、おばあさんの菜切包丁で縦に真っ二つにされてしまうと、桃太郎の体の断面から銀の粒が次々と溢れ出します。
鬼ヶ島に行かずとも、おじいさんとおばあさんは大金持ちに。
なんてのも嘘ですけどね。


5つの宝物は、理想郷への足がかりのヒントとなるものでした。


富士信仰 with かぐや姫


富士信仰という、数百年の歴史を持つ信仰が存在します。
富士山を御神体に見立てて活動するらしいです。

噂程度ですが耳にしていた私は、最近この信仰が再び盛り上がりを見せていると聞いて吹き出しました。
霊界事情と照らし合わせて考えると、とんでもなく時代遅れにも程があるからです。

「今更、何しちょん? 遅すぎるよ。今まで何してたん?」
と、煽りに煽りました。
すみません。
口が悪いようですが、本当に時代遅れにも程があります。


何が時代遅れなの?
古き良き、じゃないの?
と思われることでしょう。

艮の大建直しが終わってから活動し始めるようでは、本当に遅すぎるんですよ。
少なくとも、2015年辺りに入信しておくべきでした。
それなら滑り込みセーフ。
関係あるんですか?
あります。

2022年以降の入信は、マジでウスノロと言う他ありません。

いいですけどね。
今から頑張るんですかね…。
先は遠いですよ…。


艮の大建直しは、宗教の終わりを告げています。
これまでの宗教全般の根底がひっくり返ることを意味する。
今から出来ることと言ったら、とにかく真言を奏上するくらい。
終わったんですよ。
救いの御業を求める、アセンション活動が。

まず、地球上に存在する三大宗教の制覇が必要。
耶蘇、イスラーム、密教。
この宇宙の三位一体とも言える土台となる思想を、幾億の輪廻の環の中で霊魂に叩き込みます。

それから、地球の核質とも言える日本で宗教活動に励みます。
なぜ日本が核となりうるのかと言うと、この国は魔改造が下敷きにあるからです。
魔改造は、魔界造。
かぐや姫の竹取りの翁は、狭貫の造(さぬきのみやつこ)と言いました。
狭貫は、竿調(さおつき)
これはタカヒマラの暗喩です。

とにかくカオスの現界プレアデスの世界で、自分だけの昴、星の連なりを作るためには、日本特有の無神教が基本なのに好き勝手にいいとこ取りしかしない、無茶苦茶な心構えが必要になるということです。
魔界を造る。
まかいのみやつこ です。
これが、三種の神器の勾玉の本当の意味。

銀河の音を辿るための、アセンションの入口なのです。

最初に始めるのが、富士信仰。
富士の霊峰に祈りを捧げること。
そうすることで、スノマガミへの道が開きます。

富士の霊峰信仰に関与する宗教思想を新旧問わず一順し、やがて最後に辿り着くのが、例のあのへんです。
オコツトの中の人への信仰ですね。
しかし、そこで終わりではないのです。


一旦、思想を切らねばならない。

「ねーーーーーよ!」
と啖呵きって、離れねばならない。
そこからまたスタートです。

世界中の宗教を学び直し。

この面倒な道筋を辿って初めて、5次元への扉が開きます。

世界中の5次元以上の世界への扉を開いている人は、もれなく全員この流れを辿っています。
其の上で、転生先の地域で信仰されている宗教を適当に齧りながらサボっています。
めんどくせえな、と。

宗教から学んだあとは、宗教から脱して生活の細々とした部分から真の倫理を学ぶ。
それが、アセンションの正攻法。
正しい道筋でした。

そして最終構成期を迎えた現在、全てが締め切られました。
これまでの輪廻転生の結果の答え合わせが来ている、という。

2023年の2月3日を以て、全てが決定づけられました。
故に、今から慌てて富士山に駆け上っても遅いよ、という。

本当に分かっている人は、平成の時代までに全てを済ませておいたのですよ。
令和の時代は、夏休みの最終日。
8月31日みたいなものです。

これから宗教に興味を持つのは、ちょっとなあ…という。
個人の自由ですけどね。
学びの心を失うことがあってはならない。
復習はいいですけど、そういう人は殆ど仏教をやってます。
マイナーな宗教は、それだけの理由があるのですよ。
有名どころは、やはり何かが違う。


かぐや姫の物語は、蓬莱世界への鍵を開く大ヒントだったのですね。


愛は勝つ



心配ないからね君の想いが
誰かにとどく明日がきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることを決してやめないで
Carry on carry out
傷つけ傷ついて愛する切なさに すこしつかれても
Oh もう一度夢見よう
愛されるよろこびを知っているのなら
夜空に流星をみつけるたびに
願いをたくしぼくらはやってきた
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ必ず最後に愛は勝つ
Carry on carry out
求めてうばわれて与えてうらぎられ 愛は育つもの
Oh 遠ければ遠いほど
勝ちとるよろこびはきっと大きいだろう
心配ないからね君の勇気が
誰かにとどく明日はきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ
必ず最後に愛は勝つ
信じることさ
必ず最後に愛は勝つ


艮の大建直しが終わった後、厳しい顔つきだった天使たちが穏やかな顔になりました。
キラキラと輝く金髪を整え、かつてないほど澄んだ瞳をしている。

すべての霊魂に救いの訪れが約束されたのです。
波羅蜜の恩寵が、全て全ての霊魂に降り注ぐ未来が。

大丈夫でした。
みんなが頑張ったから。

だから、今から慌てて頑張ろうとしなくても大丈夫です。

ちょっとキツイこと言っちゃいましたね。
ごめんなさいね。


頑張ってアセンションしなくても良くなったの。
どんなに頑張っても、これから本気出しても無理なの。
それが最終構成の意味です。

夏休みの宿題を7月中に終わらせる人。
8月からぼちぼち始める人。
最後の一週間でなんとか仕上げる人。
最後の日に泣きながら始める人。
最初から提出するつもりが無い人。

不平等とかでなくて、全員に地上天国への切符が配られました。
時空の流れは平等。
ほっといても時間は自然と流れていく。
どう生きるかですけど、別に宿題をしようがしまいが死ななかった、ということで。

責任を感じてと言うか、叱責を恐れて自死に走る子もいたようですが。
そういう子はパッと見の印象は真面目ですけれど、もっと早くやっとけよ、ということで…。
学校に行くのが嫌な子もいますけど、本当は不登校でも全然いいですよ、と。


不死なる瞬き持つ魂


愛の勝利でした。
今後は、自分の中で愛とはなにか?を模索することが求められると思います。

求める愛が、理想の形に近づけられて天から降ってきます。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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