(50) サッカーとバスケのスタンス ⚽️🏀 (追記:ヨキッチのボールプッシュが速い理由):「攻撃的な半身(中田英寿選手)」

バスケでDFをするときは、
「足を横に広げて、OFと正対する」のが普通ですが、

サッカーでは
「半身の状態」でDFをするのが普通だと思います。

冨安選手(青)のDF
https://youtu.be/-JWw5Vgf3Wk?si=-ZgSQ-SCTck1Q6-7&t=51


半身の状態の方が
相手の方へ足を踏み出しやすいし、手も伸ばしやすい
ので、
スティールを狙いやすいと思います⚽️🏀


スタンスを縦にすることで、フェンシングのように手を伸ばせる🤺

トレモント・ウォーターズ選手のDFスタンス(スティール成功)




 半身状態では、
 足が横ではなく、縦方向なので、

 縦方向へ動きやすいというメリットもあります。
 (OFの縦の動きに並走しやすいスタンス。)

 ボールを運んでいる相手に対しては、
 半身状態で構え、スティールを狙う方がいいのかもしれません。

 (抜きに来たらそのまま並走して、
  相手が止まった瞬間トリガーステップを踏んで、フェンシングのように突く

    スティールではなく、
    8秒やダブルチームに追い込みたい時は、
    横方向のスタンスで、通せんぼするのがいいのだと思います。


シェイのドリブル🇨🇦vs🇷🇸アブラモビッチのDF🤺

ボール運びをするシェイ選手
シェイのドライブに、
半身で並走するアブラモビッチ選手
シェイがストップしたので、
右足でトリガーステップを踏んで、
フェンシングのように手を伸ばす🤺



冨安選手のDF⚽️

緑が冨安選手
右足でトリガーステップをちょっと踏んで
左足をボールに伸ばす



前を向く(攻撃姿勢を取る)ために
「半身」で準備をしていた中田選手





ドゥンダオ選手(167 cm)のスティール🇦🇴

やや半身でかまえる、白のDundao選手
半身で並走
相手のスキを見て
フェンシングのように腕を伸ばす🤺
スティール成功
(激しい感じだがノーファール。なんとなくサッカー感のある?体のぶつけ方)。
トランジションで審判も走ってる最中だから、笛が吹かれにくいという面もある。



ホセ・アルバラード選手(183 cm)の忍者スティール
  (スティールの基本は相手の死角や油断を突くこと:その究極系とも言える)

クリス・ポールを後ろから追走
右足と右腕を、フェンシングのように突き刺す

自分の体の真正面に、肩ごと入られた時点で負けと言える(身動きができない状態に追い込まれる)。

ドンチッチや、クリス・ポールのように、
ボールを運びながらしっかりフロアの状況を確認したいタイプのガードに対して、後ろから襲い掛かる忍者スティールは効果抜群と言える。

( 相手に警戒されても構わないのが、忍者スティールのいいところ。
  背後を気にさせれば、前方の状況確認ができなくなる。)
 
(自分がホーバスHCだったら、親善試合のスロベニア戦で、
 ガード陣全員に、ドンチッチへ忍者スティールを狙わせたと思う。)

試合の序盤で忍者スティールを一回でいいから試みておけば、
 相手のガードは試合が終わるまで、忍者スティールを警戒することになるので
 その精神的ストレスはかなり大きいと思う。

 ボール運びのたびに、後ろをまず気にするようにさしむければ、
 相手の速攻機会を減らせる可能性も出てくる。
















余談

 ヨキッチのボールプッシュを潰す方法として、リバウンド時に、
 足の速いガードをヨキッチのそばに毎回行かせるよう指示し、
 
 リバウンドを取ったヨキッチの真正面にガードを立たせて
 ドリブルそのものを封じるか、

 ヨキッチの真正面に立てない時は、背後に回り込むように指示しておいて、
 追走させて、スティールを後ろから絶えず狙わせる作戦が、有効かもしれない


ヨキッチのボールプッシュを封じる係を、常時1人つけておきたい。
               (足の遅いビッグマンではその係は務まらない)

シュートを打った場面
リバウンドルーズを追うヨキッチ
(ここで、足の速いヨキッチ係をつかせておけば、ボールプッシュを邪魔できると思う)
ノーマークでボールプッシュ:足の速いガードなら後ろからスティールできる可能性がある







ヨキッチのボールプッシュが速い理由(着地に注目)

リバウンドジャンプして
着地と同時に「ダッシュできる足の形」をとっている(重力の反動もうまく使っている)
すべてのビッグマンがお手本とすべき動き


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