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忘れられたBIG WAVEを思い出す日

ココロノート Vol.7
桑田佳祐さんが監督・音楽を手がけた映画『稲村ジェーン』のDVD&Blu-rayが6/25に発売決定しました! 


映画をご覧になったファンの皆さんは本当に待望だったと思います😆✨

この作品は1990年に公開されましたが、しばらくパッケージ化されず30周年でようやく発売が決まりました👏🏻 かくいう私、公開当時は14歳でしたが、友人に誘われ軽い気持ちで一緒に見に行ったのを思い出します…

…回想中…

…30年経ったので、正直記憶はあいまいになっていましたが😅、映画の記憶の頼りは『稲村ジェーン』のサウンドトラックのCDでした。

この映画で流れる音楽は、どれも艶っぽく大人の色気があって、多感な時期の当時中2だった自分にはそれはそれは深く刺さりました。ちょうど「14歳のプレイリスト」が話題ですが、個人的に14歳のプレイリストはこの作品は外せません…😌✨

 希望の轍、忘れられたBIG WAVE、真夏の果実… 

 よく「今聴いても色褪せない」など言われることがありますが、むしろ色褪せて味が出てくるような、蒸し暑くキラキラした日本独特の夏の輝きが頭の片隅に浮かびます。

映画をみたあと、すぐになけなしのお小遣いでサントラを買った遠い思い出… ヒット曲はもちろん、「マンボ」のラテン調や 「東京サリーちゃん」のサイケデリックな感じや 「マリエル」のムーチョな雰囲気や 「愛は花のように (Olé!) 」のスパーニッシュな世界、 「愛して愛して愛しちゃったのよ」の原由子さんの柔らかで穏やかな歌声… どの楽曲も映画に彩を添えていた印象があります。本当に桑田さんの音楽センスは唯一無二だなぁ、大人たちがハマっていく理由がこの時にわかった気がしました。 (ちょっと大人になった瞬間)

サントラの内容は非常に臨場感あって、とある男性が、映画館で『稲村ジェーン』をみながらコソコソ会話をするようなシチュエーションの演出がなされていましたが、今聴いてもそれはとても斬新な内容のサウンドトラックで、このサントラから入った自分は、 全てのサントラはこういうもんなんだと思ってたのですが、違うことを大人になってから知りました笑。 

 サントラなのに、どれも捨て曲なし。 サントラなのに大名盤。

 「暑かったけど、短かったよね、夏」

 このセリフも何度真似したことか。夏になると毎年このセリフを思い出します。

唯一サントラにそのセリフが収録されていたので、それを頼りに映画の内容を記憶していましたが、だんだん薄れつつあった中に決まったDVD&Blu-ray。忘れられたBIG WAVEとか、あの曲、この曲がどんな場面で使われていたっけなあ。 映像をみたら思い出すこと他にもいろいろあるかな?

6/25に発売される完全生産限定版 (30周年コンプリートエディション) DVD BOX、Blu-ray BOXには、この映画の象徴でもあるダイハツ“ミゼット”1/50スケールミニチュアモデル(稲村ジェーン オリジナルカラーver.)※サイズ:全長約55mm/素材:ABS、TPR、鉄のミニチュアトイや、スペシャルフォトブックほか収録ということで、これは高まる!

予約必至ですよ♪♪

発売まで待てない!という方は、映像が発売になる前にサントラを聴いて夏を待ちたいですね^^

(仲西)

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