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キッズプラザ大阪で「みたてブローチ」2020

12月。キッズプラザで「みたてブローチ」を行いました。
なんと今回で4年目!ありがとうキッズプラザ大阪!

みたてブローチ
子供の頃に雲を見て、生き物や何かの形を見つけて遊んでいました。
大人になってからそれを「見立て遊び」と呼ぶことを知りました。
木彫をするようになり、制作過程で沢山出てくる木のかけら。
かけらでも捨てるのは気が引ける。
かけらはどんどん溜まっていきました。
ある日、木のかけらをクルクル回して見ていると城の形に見えてきました。
彫刻制作と同時に彫金教室に通っていました。
(身につける彫刻は作れないかな)と思っていました。
「見立て遊び」「捨てられないかけら」「身につける彫刻」が繋がって
「みたてブローチ」になりました。
WSで木のかけらをクルクル回して色々な姿を見つけた体験が、1つの方向からだけではなく様々な角度から世界や物事を見る事に繋がってほしいと思います。

今年はコロナウィルスの事もあり、マスク、消毒、スペースを確保しながらの開催でした。

「笛」に見立てた子。
「いろいろな色がある方が良いから」と塗り終わった後に筆で点々と模様をつけてくれました。
「椅子」に見立てた子も塗り終わった後に同じように点々模様。
過去にも同じ行為をする子どもを何度も見た事があります。
筆を”チョンチョン”とする事で、下地の色に新しい色が加わる事、印象が変わる事、感触などを確かめながら試しているように思います。

一見完成した様に見えても子ども達は、そこからまだ新しい発見をしていきます。「塗り終わった」と終わりを作ったのは大人の僕だけ。

兄妹で参加した子はサンタの靴、自分の靴とペアで作りました。
他にもツリー、ユニコーン、新幹線、椅子など。
「お父さんにプレゼントする」と教えてくれる子もいました。
今回は集まって作品発表が出来なかったのが残念。

次回は全員で発表して子ども達の話をじっくり聞きたいです。
参加者の方々、キッズプラザ大阪の皆様有難うございました!

大阪日日新聞さんに取材をしていただきました。

キッズプラザ大阪さんに「みたてブローチ」紹介動画も作っていただきました。


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