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猫考察2055

新しく猫を飼ったりの中でも譲渡会や親御さんが亡くなったりで成猫を保護すると言うか新生活を始める方が居る それで逃げられて何も分からず相談を受けることがある どんな人間だって同棲とか結婚生活始めると当たり前が全然違う 最悪別れる人もいる… 猫も預かってみたら全然違った 譲渡会でトライアルがあるのはその為で 返せなくなり逆に逃がしたり?この場合は捨てるが正しい言い方だろう 野猫が増える理由の1つだとも思っている 相性は何も人間同士だけでは無い 家電でさえあると思っている 嫌な所が毎日すぎて嫌いになる… それは理解できる だから無理なら返してくださいのボランティアさんのトライアルは面倒とか言う方もいるけど良く考えて欲しい でも自分主体で猫好きとしての考え方ならそんなの要らないだろってのも分かっててあえてトライアルを何で付けるか迄は考えがいかないのかなと残念な気持ちにもなる… しかもそれをネットに口コミで載せる人がいるのだから…
依頼の中で飼い始めて3ヶ月以内に逃げられる依頼は結構多い 大体まだ生活にお互い慣れていなかったり性格と習性を知らないから つい逃げられたり抱けないとか爪切るのが怖いとか 確かにピンピンで甘えられても服通るから痛いのはわかる だから爪切りを教えて欲しいとか 猫は教える人がいない でも職業として教えるには資格がいる それの資格免許があればと悔やんだ所は最初設立した時痛感した 猫は横のつながりが少ないから飼い主同士の交流が少ない そもそも知り合いだったってのは別だけど だからネットや本等で知る事が多いでも大事でこまい所 コツみたいな しかも性格をきちんと持つ動物だし好き嫌いもあるし そもそも抱かれるのが嫌いなのだ 仲間と思ってもらえないと近づく事も難しい でも室内飼いから室内飼いの譲渡は楽だと思う
でも当たり前が違うので お互いに 擦り合わせて生活していく覚悟が欲しい そしてゆっくり家族になって欲しい心からいつも願う 抱けない猫も爪を切らせない猫も当たり前でしてないからそうなるだけで しかも強制的にすると嫌がられる
やっちゃ駄目な事も学ばなくてはいけないけど
やらなくてはいけない事も学ばなくてはいけない
飼い主としての責任と猫に怪我をしてほしくない
家の中で爪ピンピンは意外と危ない すぐパニクる猫はちょっとした事に驚くしその時の全力は物凄い力を出すから 家の玉さんも若い頃畳の縁に爪を引っ掛けて無理くり外して爪が剥げて部屋に帰ったら畳どころか歩いた場所が血の足跡でいっぱい そこから爪切りを覚えていった 最初は爪の中に肉と神経がある事も知らずに血が出て玉さんも自分もパニクって大騒ぎになったり 沢山の失敗も猫には迷惑事かも知れないけど思い出になる 猫は体を洗う必要は無いし 歯磨きも必要はない 猫に虫歯が出来たなら人が伝染させたのだ
元野猫のイリは爪切りや抱かれるのを嫌がる けど切らないと遊ぶ時もやはり危ないので最初は毛布で包んで切っていた 今は膝の上で嫌がりながら切らせてくれる ミルクから育てたセンは育ってくる過程で切られていたから何もしない 動きもしないでおとなしく切られるのを待っている
3匹の家猫でもこれだけ違うのだ 慣れるって心を許すってのは大変な事なんだよなぁ そもそも家族になるのだから簡単では無い 嫁姑問題みたいに人で良くあるなら動物で無いわけじゃ無い
喋られない分咬んだり引っ掻いたりで抵抗するけど良く見てみれば尻尾や耳で嫌がっているのはすぐに分かる 家族が家族を諦めてはいけない 嫌な事でも怪我するかもだけど 出来るだけ自分がしてあげたほうが良い 何故なら家から出る行為はストレス度MAXだから キャリーから逃げられる事なんて何処にでもある話で 猫に気を使ってそして自分が怪我とか怖がるから出来ないと思ってしまう これはサボりと諦めと言う言い訳でしか無い しなくてはいけない事はしてあげないと一緒に楽しく暮らせないよ 覚えてもらうのだ
其の為には時間もかかるし怪我もするかも 
何処まで当たり前を当たり前に出来るか 楽しく
遊んだり寝たり家の中を堂々と歩いて欲しい
遠慮なく暮らして欲しい だからこそ飼い主が自分に厳しくならなくては行けない事もある
群れで暮らさない習性を持っているけど 嫌なことも引き受けないと家族じゃないだろって話だ
許して許されて暮らしていくものだから…
では又

#創作大賞2024 #エッセイ部門

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