見出し画像

African Safari(2022.10.22)

・体重70.0kg
・禁酒97日目
アフリカンサファリへ行った。私の家からアフリカンサファリまでは車で20分かそこらで行くことが出来、年間パスポートも所持しているので、かなり頻繁に足を運んでいる。今回はその年間パスポートの期限が切れるので、その更新と、同じく期限が切れそうな「ジャングルバス利用チケット」を使ってしまう事が目的だ。

9時には家を出る予定が、なんだかんだで10時半を過ぎてしまった。別府市内のいくつかの保育園や幼稚園などが運動会を行っているので、アフリカンサファリはお客が少ないのではないかと目論んでいたが、全くそんな事はなく、むしろ多かった。駐車場は車だらけ。空いているスペースを見つけるのにちょっと手間取った。見渡してみると半分くらいは県外ナンバー。それも福岡からの車が多かった。

今日の最大の目的はジャングルバスに乗ること。ジャングルバスとは
ライオンやトラ、キリンなどの野生動物に餌をあげながら移動するオリジナルの生態観察バスです。 当園の動物型の『ジャングルバス』は、子どもたちにも大人気。
周りがよく見渡せる大きな窓、その窓越しに、目の前に現れる動物たちの迫力が魅力です! 直接餌をあげる時のドキドキ感は、子どもはもちろん大人も童心に帰って楽しめます。 バスの種類は、ライオンやゾウ、トラやサイなど全11種類!! どれに乗れるかはお楽しみ。
※アフリカンサファリHPより

という、魅力的過ぎるジャングルバス。私は小さい頃別府を旅行しており、多分その時にジャングルバスに乗っているのだが記憶はなく、実質初めてだ。今まで私たちはサファリの中はマイカーで回るのみだった。餌を持たない私たちは当然動物達に見向きもされず、ジャングルバスにライオンや象が群がるのを指をくわえて見ていることしかできなかった。しかし今日は違う。今日は自分たちがあのバスに乗り込み動物達に餌をあげ、間近で触れ合う番だ。否が応でも期待が高まる。

とはいえ、さすが人気のジャングルバス。すぐには乗ることが出来ない。乗車予定は受付から2時間後となった。その2時間、私たちは園内を歩き回った。

リスザルに餌をあげた

写真はリスザルだけだが、他にも犬、ポニー、カピバラ、モルモットなどと触れ合った。しかし徒歩で回れる範囲は既に見飽きたのか、子供たちの反応が薄い。餌やり時以外テンションが上がらないみたいだ。さすがに来過ぎたか。

そんなこんなであっという間に2時間が経過し、ジャングルバスの乗車時間となった。胸に迫りくるわくわくが抑えきれない!と言った様子の子供たち。かと思いきや何かグズり始めている下二人。いかん、いつもならお昼寝の時間なので、眠くなってきている。

しかし、さすがはジャングルバス。乗車するなり子供たちの眠気を見事に吹き飛ばした。群がる山羊!そして鹿!咆哮を上げる象!餌を食べるとすぐに興味を失うライオン!近くで見ると案外でかいラクダ!

エサ以外用がないといわんばかりのライオン
こっちに全く興味を示さない熊もいた
間近でけたたましい声を上げる象に驚いた
でかいラクダ

終わってみれば大満足のジャングルバス。50分もの間、私たちは終始興奮しっぱなしだった。興奮しすぎて疲れたのか、帰りの車ですぐに眠ってしまった子供たち。立ち寄ったセブンイレブンで妻が買ってきた「照り焼きチキンとたまごサンド」を二人で1枚ずつ食べた。しみじみ美味しかった。邪魔されないので、ゆっくり味わうことが出来るし、心なしか味覚が鋭敏になっている気がする。目を閉じ、しばしその美味しさに身を委ねてみる。体全体にたまごの風味と照り焼きチキンの旨味が巡っていく。生活が、雑音が遠のいていく。心が満たされ、やがて溢れ出る感謝。生きていることに、そしてセブンイレブンに、ありがとう。買ってきてくれた妻に、ありがとう。子供たちよ、眠っていてくれてありがとう。アフリカンサファリと動物たちよ、ありがとう。

生きてて良かった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?