日記の書き方(2023.01.07)
冬休みの宿題で四苦八苦している小1の長男。
下の二人の子供は好き勝手に遊んでいて、ギャーギャーワーワーものすごくうるさい。妻はそんな中ソファに寝そべってまた眠っている。昨夜まぁまぁ眠ったはずなのに。よっぽど疲れているのだろう、そっとしておく。
私はそんな長男の宿題を見ていた。プリントの束や漢字の書き取りなどを片付け、残るは2日分の日記。日記と言ってもまぁ短いものだけど、文章を書くということに不慣れな長男にとっては簡単なものではないようだった。
だが、なんとか1日分を書き上げた長男。見てみると最初に1月3日の事を書いている。あらららら、いきなり1月3日を書いてしまったら、残り1日分をほとんどどこにも行ってない1月4日以降で書かなければいけないじゃないか。
年末には帰省したりして色々トピックはあったのに、それをすっ飛ばして1月3日のショッピングモールに行った事を書くなんて計画性がなさすぎる。そりゃ宿題をため込むわなぁ。
だが書いてしまったものは仕方ない。残された選択肢は3つ。時系列はめちゃくちゃだが1月3日の後にそれ以前の事を書くか、日付をごまかすか、それとも大人しく1月4日以降の事を書くか。
難しい選択を迫られた長男。あろうことか「今から遊びに行って良い?」と聞いてくる。
私「なんで遊びに行くの?」
長男「日記に書く事を作りに行ってくる!」
アホかと言った。長男はさすがに駄目だったかというような表情をしていた。そりゃ駄目だろう。
1月4日以降私たち親は仕事、子供らは学童や幼稚園が始まり、子供が日記に書くような出来事などほとんどなかった。しかし私は、何もなくてもそれなりの日記を書く方法はあるという事を説明し、例文まで作ってあげた。
とか、いくらでも書けるんだよと。
しかしそう長男に言いつつ、何か途中から自分自身に言い聞かせているような気持ちになった。何もないならないなりに、それでも毎日書いてるじゃないかと。
でもおかげで普通に過ごしていたら見逃してしまいそうになる小さな幸せや気づきを記録して、多少なりとも共有させて頂く事が出来ている。これって素晴らしい事ですよね。
こんな機会を提供してくれてありがとうnoteさん!(いつかに続いて2回目)
結局長男は1月3日の日記の後に大晦日の日記を書いていた。いいけども。
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