見出し画像

すももと横入り

「横入り」が方言ということを最近知った中の人です。

新潟や兵庫などでは「横入り」とは言わないようです。
もしかしたら通じないかもしれないので「横入り」=「割り込み」で新潟や兵庫の読者の方は脳内変換ください。
ご面倒おかけします。

横入りに壊される生活

先日、駅のホームで改札に上がるためベビーカーを押してエレベーターを待っていました。
私の前にご年配の方が2名、後ろにベビーカーが2台といった列を作っていました。

そんな中新たに電車が到着し、更に列に人が増えました。
すると電車から降りてきた1人が列を無視して、エレベーターのボタンの横に立ちました。

もしかしたら並んでいる人が全員乗り終わったら最後に乗ろうとしているのではないかと思い、少し嫌な予感はしつつもそのまま並んでいました。

そして我々の番が来たので前のお二方と共にエレベーターに乗ろうとした瞬間、嫌な予感が的中。

ボタンの横に立っていた方が列を無視して乗ろうとしました。
流石に我慢できず「皆さん並んでるので、ちゃんと並んでください」と注意。
するとその方は「並んでいた」と主張されました。
しかし、列の後ろの方を私が指を指して「皆さん並んでますから」と再度注意すると黙ってエレベーターへ乗るのをやめました。

なんともモヤっとした気持ちになりました。

ルールやマナーといった最低限のラインが守れない人がいると社会は壊れていきます。

ルールを守れている人は守れない人を当然のように警戒します。
さらには守れない人に特徴があるとグルーピングして、仮にルールを守れている人でもその特徴に当てはまると警戒してしまうように思います。

例えば観光地などに人がたくさん集まるようになっても、ルールを守れない一部の人によって元々そこで暮らす人々の生活を壊してしまいます。

これが地方などで人が増えることを望まない人がいる背景の一つだと思います。

少し前ですが山梨でも以下のようなことが起きていました。

人が増えても嬉しくない。
難しい問題だなぁと。

すももっつぁれら

後味の悪い話をしたのでスッキリとするような食材の話をしましょう。

今回はすももです。
すももとプラムの違いってご存知ですか?

DELISH KITCHENさんの記事では以下のように書かれています。

すももはかたちが似ている桃やりんごと同じく、バラ科の果物の1つです。実は、プラムもプルーンもどちらも「すもも」。一般的に中国原産のすももは「プラム(日本すもも)」と呼ばれています。プラムは丸いかたちで、赤く熟れるのが特徴です。主に生食用として栽培されています。

一方、西洋原産のすももは「プルーン」と呼ばれています。プルーンは紫色味がかった少し長めのかたちが特徴です。プルーン、いわゆる西洋すももは生食だけでなく、ドライフルーツやジャム用など加工用としても栽培されています。

このように、すもも・プラム・プルーンは、どれも同じ「すもも」ですが、原産地により呼び名がわかれています。

https://delishkitchen.tv/articles/1977

原産地によって呼び名が変わるようです。
知らなかった〜。というか意識したことなかった〜。

そして国産のすももはその3分の1を占めるのが山梨。
流石フルーツ大国。

また、品種として大石早生(おおいしわせ)が有名みたいですね。

では今回買った大石プラムは何者なんでしょうか。

山梨県産でプラム。
大石早生の早生の部分はいづこへ。

まあそんなことは些細なことなので、ここではすももとさせていただきます。

モッツァレラチーズを割いて花のように盛り付け。
その上に切ったすももを。

デザート感覚でシンプルにモッツァレラと合わせてみましたが、完熟前だと甘酸っぱいので、生ハムを乗せてオリーブオイルと塩をかけてフルーツサラダにしても美味しいと思います。

器は片瀬有美子さん。

19世紀にイギリスで生まれたモカウェアという陶芸技法を応用した作品が本当に美しい。

ちなみに一歳半の娘さん、すももはとても好きだったみたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?