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『蜷川実花展―虚構と現実の間に―』に大学生が感じたこと。

山梨県立美術館で開催中の特別展『蜷川実花展―虚構と現実の間に―』に行ってきました(一部、写真撮影可)。蜷川実花さんは「写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど多彩な活動をしている」方です。今回の特別展は「色鮮やかな花々を撮影した《永遠の花》や《桜》をはじめ、著名人やスポーツ選手を撮影した《Portraits of the Time》、新境地となった《うつくしい日々》など、多様な方向から制作された作品」が展示されています(山梨県立美術館のwebサイトより)。

約1時間の滞在で大学生の私たちは何を感じたのか。難しいけれど、言葉にしてみました。

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「個性」

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「いのち。それだけ感じた」

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「裏方」(色鮮やかなところもあったが、暗いところもあって、そういう場所が落ち着いた。舞台をイメージすると、スポットライト浴びながら演技するのが俳優だとすれば、自分は舞台の裏でスポットライトを当てているほうが好きだと感じた)

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「色彩」

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「過去、現在、未来」

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「切り取り方」

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「現代社会の喧騒。心の複雑さ。蜷川さんの人生」

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「始まりと終わり。人生の過程を見ているよう。最初は色鮮やか。最後のほうで伝えたいことがグッと迫ってくる」

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「生と死。最初は桜で4月を思い浮かべ、誰かが亡くなったりもする。自分たちは生と死の間で生きている」

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「はかなさ。人生は変わっていくけれど、写真は変わらない。逆に写真があるから、なつかしく思ったり、桜は枯れるんだろうなと思った。一瞬その一瞬の切り取りが儚さ」

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「奥深さ。写真は綺麗なところを一瞬で切り取るものだと思ったけれど、つくった花を撮ったり、芸能人の写真も小道具とか背景とか人によってデザインが違っていて、そういう撮り方ができる」

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山梨県立美術館の特別展『蜷川実花展―虚構と現実の間に―」は、8月29日(日)まで開かれています。

最後にひとこと。

「りんごと昼寝」(美術館の隣にある芸術の森公園にて)

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美術館の楽しみ方は、感じるままに。

コメントと写真は、田中優人(山梨県立大学国際政策学部4年)、池谷美菜・原梨沙子(山梨英和大学3年)竹之内大地・長谷川大和・渡邉菜央(山梨県立大学国際政策学部3年)です。





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