読んだ本たち・その6
読んだ本の記録です。今回は俳句特集です。
長嶋有「俳句は入門できる」読了。すごい面白かったので(凧揚げ句会とか!ブーメラン句会とか!)、わしも入門せんと一句捻ろうとしたけれど、川柳みたいにしかならんかった。入門できなくても楽しい本。いや、影響受けて図書館で句集借りてきたからもしかして既に入門したのかもしれない。
— 山名沢湖 (@yamanasawako) August 22, 2022
さっそく川上弘美さんの句集「機嫌のいい犬」を読み、なぜこの文字数でこのポエジーが?魔法か?となりました。素敵でした。あとがきに「俳句を、つくってみませんか。」って書いてあったので、俳句読む人は手ぐすねひいているのだなと思いました。「初夢に小さき人を踏んでしまふ」とか特に好き。
— 山名沢湖 (@yamanasawako) August 24, 2022
川上弘美「わたしの好きな季語」読了。やさしたのし。面白かったです。
— 山名沢湖 (@yamanasawako) September 9, 2022
金子兜太×いとうせいこう「兜太・せいこうの新俳句鑑賞 他流試合」読了。俳人の金子兜太さんと文筆家のいとうせいこうさんが伊藤園の俳句コンクールに投稿された句を巡って対談。いとうさんが聞き上手で示唆に富んだお話がどんどん引き出されてとても面白かったです。助詞、切れ字、アニミズム。
— 山名沢湖 (@yamanasawako) September 9, 2022
句集は他に長嶋有「春のお辞儀」、金子兜太「両神」、
田島健一「ただならぬぽ」など読みました。
どれも素晴らしく、俳句は詩なのだなあとつくづく感じました。
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