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ストレングスファインダー個別セッションを受けたよの記録。風穴をあける

2024年3月15日、しずかみちこさんのストレングスファインダー個別セッションを受けたので記録しておく。



今回、私は自分の持っている資質がどう働いているのか知りたいというのがメインだったので具体的な悩みらしい悩みがなく、「仕事で強みを活かせたらいいなと思って、どんな感じか知りたい」ぐらいの入口でセッションを受けたのだけど、とても意味のあることでした。
しずかさんにお願いしてよかった!資質の働きをわかりやすく整えてもらうことで自分の輪郭がはっきりした感じ。
力が取り戻せたというか、まだまだやれることがあるなって思ったよ。
とても満足しています。

いつもどおり自分のことをだらだらと綴っていくよ。

・・・

前置き

冒頭からどうかと思うが、正直に書いておく。
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)、何度かすれ違う機会はあったのだが、興味を持てずにいた。強みの順位を知ったところでそれをどうすれば……型にはめられたりはしないか?おもしろそうと思えればテストを受けてみるのはありだけど私の場合ただそれだけで終わりそう、そんな感じ。
そもそも、「自分の強みを知って仕事に活かそう」という目的で使われることが多いと思う。そうすると、だいたいセットになってくるやつがある。未来の計画。目標、ゴール設定、だ。
「目標を立てましょう!」
「計画どおりにやりましょう!」
「ゴールに向かってがんばりましょう!」
苦手なのだ、そういうのが。ゴールを決めてそこまでの道のりをがっちりと計画し、それどおりに遂行することを求められる。学校や職場でよくあるあれだ。
わかる、わかるけど。どうしても、動きを封じられる感じがして苦手なのだ。息が詰まる。状況次第で計画はもとより目標自体も変わっていくものではないのか?決めた道を決めたとおりに進めない、進んでみないとわからない私はだめな人間なのか?社会に適していないのか?
体裁を整えてそれなりの「外から見てもそこそこ形のよい現実的な目標」を組めるようになったが、やる気が出るどころか削がれる一方だ。「言われたとおりにやる能力」が必要な場面があるのはまあわかる。「どうせやらされるならせめて自分が動きやすいものにしよう」と思ってみても「やらされるもの」の域を出ない。苦行だ。対峙するたびに「うっ」となってしまう。この時間と労力で別のことをさせてほしい。

きっかけ

きっかけは、るつたさんのこの記事を読んだことだった。ご自身のことをここまで分析し言語化されていてすごい。おそらく私とは違う資質が働いていそうだけど、普段のつぶやきなどに共感するところが多々あり、その点でも自分のなかでどこがどうつながっているのかが興味深い。なにより「強みの路線図」が気になる!たとえ同じ資質を持っている人でもどう働いてどう発揮されるか一人ひとり違うってこと?
これはおもしろいぞ、ということでまずは速攻でwebでテストを受け「34の資質の順位」を出してみた。こういうときは迷いなく爆速で動いてしまう。
やはり出てきた結果と共通の説明だけ眺めてみてもいまいち理解できない。ただの点だ。これはプロの手を借りたほうがよりよい気づきが得られそうだと確信。しずかさんのブログをちらちら読んでみる。やっぱりお願いするとしたらしずかさんがいい。
すぐ次の行動をとりたいのにタイミングが合わず、怒涛の日々を過ごしているうちに気づけば9か月。休みが安定し始めたところでふと「今しかない!」と思い立ち、申し込んだ。

セッションを受ける。ざっくり感想

私のセッションでは、その人が一番強みを発揮できる時の行動パターンや状況や、そのときにやっていることを読み解き、可視化する。

コーチングは目指したいゴールがある人に有効なもので、私のセッションはゴールがあろうとなかろうと、自分の力を発揮したい人向けのものであるという違いがある。

https://koto1.com/archives/21889

私が上の記事を読んだのはセッションを申し込んだ後だったが、まさに私にぴったりではないか。

セッション当日。
事前に送っていた私の全34の資質の順位をもとに、しずかさんがいろいろとヒアリングしてくれる。とても話しやすい雰囲気で、わかりやすく。必要な情報を必要なタイミングで、こちらが理解できるかたちでぽんと渡してくれる感じがした。適温の風、みたいな心地よさ。
上位の資質それぞれの説明を順番に見ながら、私は「これそのままですね」「そのとおりです」「うわあ、これいつも言ってます」「すごい」を繰り返し、うなりながら首を縦に振りつづける生きものと化していた。
資質の名前だけ見るとこれとこれはどう違うんだろうと思ったものも、しずかさんの説明を聞くとそれぞれの違いがよくわかった。自分にないものは本当にない、全然違うと感じる。

私は会ってお話ししたくて+会える距離にいたので対面を希望したけど、zoomでのセッションも受け付けているようだ。落ち着いて話せる空間さえあれば、対面と同様に安心してセッションが受けられると思う。

私の「34の資質の順位」


緑🟢戦略的思考
黄🟡人に影響を与える力
赤🔴実行力
青🔵人間関係構築力

色分けはしずかさんからもらったシートに倣う。
では、上からずらっと並べてみよう(アナログ)。

・・・

🟡1【最上志向】
🔵2【適応性】
🟢3【戦略性】
🟢4【着想】
🔵5【共感性】
🟢6【内省】
🔵7【個別化】
🔵8【親密性】
🟡9【活発性】
🔵10【運命思考】
🟢11【学習欲】
🔵12【成長促進】
🟡13【自己確信】
--------------------
🔴14【達成欲】
🟢15【収集心】
🟡16【指令性】
🔵17【ポジティブ】
🔴18【公平性】
🔵19【未来志向】
🔴20【責任感】
🟡21【コミュニケーション】
🟡22【自我】
🔴23【目標志向】
🔴24【アレンジ】
🔴25【慎重さ】
🟢26【分析思考】
--------------------
🔴27【信念】
🟡28【社交性】
🟡29【競争性】
🟢30【原点思考】
🔴31【規律性】
🔵32【調和性】
🔵33【包含】
🔴34【回復志向】

・・・

なんでここでわざわざ色分けしたかというと、順位を出してぱっと見たときに色の印象が強く残ったからだ。
上のほうは青と緑に黄色が効いてる感じ。
赤は真ん中から下にしかない。

私の場合、1位の【最上志向】から13位の【自己確信】までが上位資質とのこと。ここまではスマホでいうと「バックグラウンドで常に稼働しているアプリ」つまり「意識しなくても使える」もの。
14位の【達成欲】から26位の【分析思考】までが中位資質。「アイコンを押せば使えるアプリ」つまり「必要なときには使える」もの。
27位の【信念】から34位の【回復志向】が下位資質。「使おうとすると端末がフリーズするアプリ」つまり「使わないほうがいい」もの。

下位資質の説明の流れで、「フリーズしたまま無理やり動けてしまうタイプだから気をつけて(体を壊すので)」というアドバイスをいただいた。身に覚えがありすぎる。
そういうときなにが起こっているかというと、【自己確信】をその下の【達成欲】あたりがサポートして「フリーズしていようがおれは動ける!!!(意訳)」みたいになっているそうな。文字にするとまじでなにやってんだと思う。自覚してからはいちおう気をつけているつもりだけど、ほんとうにほんとうに、気をつけてくれ(自分のことだよ)。


私の「強み路線図」


さて、いよいよ「強み路線図」の話。
これがね、目の前でするするとできていくんですよ。しずかさんはすごい。

私🌳🦧の路線図


「並べてみるので違和感があったら教えてください」と言われて路線図の流れを聞く。それがもう、私の思考と行動パターンそのまますぎて笑っちゃった。これ私の仕事っすわ、って感じ。
路線図の黄色いところだけよく見るとなんか「丁寧に寄り添って相手を成長させたい志の高い人」みたいに見えて、けしてそのような者では……と確認すると、【個別化】あたりから下は自動化されているというか、私の手の離れたところで勝手にそうなっているぐらいがいい(必要であれば手を出すこともできる)のだそうで、うわあ理想的……となり、「基本的には風穴をあけたら自分自身は次に行く」ということで「それはそう!!!」と納得。
順番の変更なし。

私の路線図の流れをたどりながら、資質単体の働きについても考えてみる。資質の特徴などもろもろについては、セッション当日のやりとりのほか、しずかさんのブログの資質解説を参照している。


「本質を掴み、風穴を開ける」


【共感性】直感でピンとくるものを見つける

ここからスタート。
【共感性】は5位だけど、じつはセッションで単体の説明を見たとき一部はピンとこなかったのだ。おもに「自分の感情を表に出したい」みたいな部分。これはたとえば【戦略性】をあわせ持っていると、悲しいときは「いま私は悲しいと思っているね」みたいに自分の感情も俯瞰しちゃうことがあるそうで、まさにそれだなという感じ。
私の場合は【共感性】=「直感」というかたちで働いているそう。なにもかもが直感から始まる。そのとおりである。いつも言ってる。私が思っているアンテナはやっぱりアンテナとして機能していた。あらためて「直感とは感情」というのを見て、「そういうことか!!!」となった。たまに意識的に「おいしい」とか「好き」とかをキャッチして素直に出すようにしている「アンテナの確認作業」と呼んでいるやつ……直感の調整を直感でおこなっていた……?これ、自分としては「直感とは感情」で合点がいったのだ。
私の路線図、すべての始まりがここだから、直感が鈍るとうまくいかない。ここをうまく働かせるためには「自分が健やかであること」と言われたのが印象深い。だいじにしたいところ。



【学習欲】ピンときたものを学んだり調べたりして、知識を深める

直感で見つけたものをまず好奇心で掘り進める。首をつっこむ。「おもしろそう!」で動くのがこれか。見つけてから早い段階での「とりあえずやってみる」もここに入る気がする。身をもって知る的な。
必要な情報を集める【収集心】のそれとはやはり違う。【学習欲】単体としては「脳の中に引き出しを作る資質」「脳内に引き出しという取っ掛かりをたくさん作ることで、アイデアの種にする」「引き出しの中身を充実させるのは、それからすればいいこと」というのを見て、なるほど……となった。たしかに私は「必要だから」「いつか役に立つから」で動いていない。結果として「引き出しが役に立つ」ことはたくさんある。しかし原動力はあくまで「おもしろそう」である。
飽き性といわれる資質その1。新たに気になることができると次の引き出しをつくりにいっちゃう。区切りをつけるにしても、私としては「飽きちゃった〜」って気持ちはなくて「なんかこれはここまで(理解した、OK)」って感覚で次に行くのだけど。世間ではこれを飽き性というの?まあそう見えるか。うーん。

【戦略性】全体像を把握して、理解する

「おもしろそう!」で首をつっこんだものを、今度は俯瞰してみる。とにかく全体がどうなっているか知りたい。構造、仕組みが知りたい。それによって動きが変わってくるので。
「今後起こることを予測し、こうなったらどうなるか、ではこうしたときはどうなるかと、常に可能性を検討し続ける資質」とあって、うんうん、通常運転ですねという感じ。
飽き性といわれる資質その2。状況が変わればそのときの最善を選ぶというだけで、自分では「飽きた」のとはちょっと違うと思っているのだ。あと、もうどうなるか結果がわかっているなら私がそれをやらなくても、とか思ったりしている。あれ?それは飽きて、る……?
あらためて考えると、この記事の冒頭のあれ、ルート変更できないのがとにかく嫌っていうところは【戦略性】が絡んでる?3位ってことは強めに出ていそうな気はする。
「ゴールへの最短距離が見えるため、必要のないものがすぐにわかる」→「断捨離が得意」とあり、納得。

【内省】思考を深めて、更に理解する

全体像が見えたら、それをさらにひとりで深く深く掘り進める。ひとりの時間がないと無理。
「内省さんは納得してから自分の外に出したいから、たとえば会議でいきなり当てられたときにぱっと答えるのが苦手っていう人も多い」と聞いて、自分としてはそこはそうでもなさそうと答えた。たしかに考えてる途中のことは外に出せない。納得していないから。相談するのが苦手なのもこれか。会議だとかそういう仕事の場面では【戦略性】と【自己確信】あたりが働いてくれてるのかも。「ここでの最善は私が発言すること(当たる可能性も予測していたし)、私はそれができる、なんとかなる」という感じだろうか(いろいろ大丈夫だろうか)。意見を出す場で誰も答えないと第一発言者になりがち。「まだよくわかんないから途中で変わるかもしれないけど、今のとここんな感じ!」「こんなのどう?」って軽く言ってみて反応をみて広げる、とかもやりがち。【着想】も働いてる?このへんは場と内容によるよね。
今やってるこれがまさに【内省】って感じか。この記事のすべてが内省なのでここはこれくらいにしとく。思考と行動は同義。書くことによって考えがまとまる。納得。


【親密性】理解することで得た気付きを、思考を共有できる人と話す

ここまで自分のなかだけで深めたことを、ここでようやく、ちょっと外に出す。「思考を共有できる人と」というのが重要。なんでも誰にでも話したいわけじゃない。わからん人に話すぐらいなら黙っていたい。
まあ閉じた人間なので最初に字面だけ見たときは「あるか?【親密性】」と思ったのだけど、「相手は誰でもいいわけじゃない」「一対一が得意」「狭く深く」となるともうそのままそれだわという感じ。
「その場しのぎのお世辞が嫌い」とあった。私が発する「好き」や「いいね」に嘘はないよ、と常々言っているのはここだね。
「いつでも本音で語り、本心を打ち明け合い、深い関係性を築きたい」ともあり、気を許した相手にはいきなり心の扉全開になってしまうことがある。これ、同じ【親密性】を持っていたとしてもうまく噛み合うとは限らないだろうね。しかしそれも相手と向き合ってみないとわからん。相手には相手のペースがある。「信頼をベースとした親密な関係」、得難いゆえに理想だね。たぶんそういう相手が私にとっての「帰る場所」みたいな存在になり得るのだろうな。うーん。他人にそれを求めるのは重すぎやしないか。最近よく考えてるのはこの部分でもある。
こうやって書いて出すのは【内省】の部分が大きいと思うけど、どんな考えの人間かわかりやすくなるかなと思って外に向けてやってるところもある(いつも私が書く文章が誰にでも読めるとは思っていない)。
人づきあいといえば、【社交性】は起動させちゃいけないとこにあるのでどうか私に望まないでほしい。あるように見えないだろうからそこは大丈夫か。友人の友人(未知の人)が自分の友人になるとは限らないし(そういうこともあるけど)、向き合い方の前提として、いつも、あなたと私は一対一という感覚がある。集まるのは最大で自分含めて5人(未知の人は除く)がギリギリ、うーん、ギリギリいける、かな……それがなんの集まりなのかと、全員との関係性による……

【着想】人と話すことで新たな刺激を受けて、思考が広がる

外に出したことで、思いもよらぬところに発展する。
私の場合この【親密性】→【着想】の流れによる「広がり」がポイントで、ひとりで考えて考えて考えただけでは「小さくまとまってしまう」のだそう。腑に落ちた。これは「自問自答ファッション」のアウトプットでも感じている。教室参加したのもこの部分が大きいし、得るものも大きかった。
「見た目には共通点のない現象に関連性を見出すことができる」「よくある日常を他の人とは違う視点で切り取ることで斬新なものにしたい」とあり、そう!そういうの好き!となった。それが楽しいのだ。「不確実なことを問題と感じない」のもそうだね。私のなかの【着想】はわりと「楽しい担当」な気がするね。なんか明るい。そのままでいておくれ。
飽き性といわれる資質その3。コンプリートとのことです。おめでとうございます。これはね、新しいこと思いついちゃうんだから仕方ないよね。飽きてるっていうか、ぽんぽん出てくるので楽しく跳ねさせといてくださいって感じ。しかし私には「実行力の資質」が上位にない、出てきたアイデアはどこが形にするのだ?出しっぱなし……?


【最上志向】深めて広がった思考の中から、価値を持つ本質部分を掴む

考えて深めて広げて、これだというものをガッ!とつかむ。
上質なものが好きというのはベースにあるとして、【最上志向】が1位の私は、とにかく自分が「いい!」と思ったものが「いい」のです。みんながいいと言うからこれにする、というのはない。逆にいえば、他の誰も見向きしないようなものでも、自分がいいと思えばいい。
自分が身につけるものとしてラグジュアリーブランドにいまいち興味が持てないのはなんでだろうと思ってたけど、ここが原因かもしれない。もちろんいいものなのは知っているけど、それは今の時点ではあくまで「他人軸」に過ぎないということ。自分のなかでなにかもうひと押しないと自分のものにするのは難しい。もうひと押しがあればあっさり買っちゃうと思う(もちろん買える金額のものなら)。その「もうひと押し」ってなに?ってところで、これも「直感」なんだな。
【最上志向】は「100%のものを120%までに磨き上げる資質」「弱点や劣っているものに興味を持たない」とあって、たしかに「いいものをもっとよくする」ほうが興味ある。でこぼこをたいらにならすより、出てるところを飛び抜けさせたいというか。そのほうがおもしろそう。誰かの苦手は誰かの得意、得意でカバーし合えたらそれが一番いいよねと思ってる。基本的には。おもに仕事の話。
人のいいとこ見つけるのが好きだし得意だよ!って言ってるのもここだね。
「自分にとって必要なものだけを選び、そうではないものには興味を持たない」→「断捨離が得意」とあり、納得。


【自己確信】本質を元に人の視界を広げて、目を覚まさせる

ガッ!とつかんで、ぶち抜く!本質を叩きつけて相手を呆然とさせる。
この【最上志向】→【自己確信】で「風穴を開ける」ということ。ここの流れ、聞いててとても気持ちよかった!私のやりたいことにスポットライトを当ててもらえた感じというか、こうでなくちゃ!というような。見つけてくれてありがとうの気持ち。ああ、私の仕事ですね、と。
私は【自己確信】が13位で、資質の順位を出したときは目に入ってもいなかったのでセッションで初めて「ここにある」と認識した。で、ここまでが上位資質だったのだ。
資質の説明を見れば見るほど、いやいや、あるね。書くときも話すときもだけど【自己確信】そのままじゃないか?笑っちゃうほど出てるね。
私のなかの不遜で傲慢なとこはここだね。
「根拠がないときでも自分自身の進む道が正しいことを信じることができる資質」「他の人が恐れる困難な領域や未知の分野に、先頭を切って進んでいく」「うまく説明できないけど、うまく行くと信じることができる」これを見て「そうそう!」って言ってるあたり【自己確信】的、という感じ?もちろんみんなそうだとは思っていないけど、当てはまらない人のほうが多いのか……
ベースにあるのが、なんとかなる、なるようになる(なるようにしかならん)、である。
それにしても私の【自己確信】はどこで育まれたのだろう?疑問しかない。これがないと生きていけないから備わった?先天的?後天的?どうなんだろう。まあ、言葉を選ばずに言うと、なかったら私はとっくに死んでいる気がする。これにより生かされている感がすごくある。持ってるものの組み合わせで生きてるんだから実際ひとつだけでどうこうってことはないだろうけど、これに対してはそう思う。
「自分が何をすべきかは自分が一番わかっているので、一番的確な答えを導き出せるのは自分しかいません」とあって、相談苦手なのは【内省】よりこっちが強そう。「なんだかんだ最後はひとりだろうな」と思うのもここかも。


「穴から出た人が前進できる場を作る」

【活発性】目覚めても動けずにいる人が前進できるように背中を押す

穴があいてびっくりしている人に、「こっちだよ〜始めるよ〜」って声をかける感じか。大丈夫そうなら私はこのへんで次へ行きますので、と思っている。
【活発性】は「動かず何も起きないより、動いて失敗する方に価値を感じるため、行動することを躊躇いません」とあり、もうこれもいつも言ってるやつ……
私の「とりあえずやってみる」は【学習欲】よりこっちのが強そう。思いついたらすぐやりたい。
「始めることが得意」「動き出したいけれどためらっている人の背中を押すことも得意」ともあり。自分はすぐ動きたいけど、人には人のタイミングがあると思っている。背中を押してほしいなら押すけど、動くかどうかを決めるのはその人自身なので。
【内省】=「思考は行動」、【活発性】=「考えるために動く」ってことで両方あって一見どうなってんのって感じだけどとてもよくわかる。両方やってる。ぐるぐる循環してていいね!(?)
あ!「アイデアを実行に移すことにより結果をもたらす資質」とある。持ってた!よかったね【着想】!つながってますか??ここはなんか明るいタッグな気がする。


【個別化】一人ひとりの個性を見て、相手に合わせて進み方を示す

声をかけただけではまだ進めない人がいたら、必要であればその人に合わせて手を貸す。がっつり手取り足取りはしない。私は次の穴をあけに行きたいので……
【個別化】は「相手の個性を見出し、個性の違いに価値を感じる資質」、私のなかでは人やものに対する前提であり、自分の希望、願望でもある気がするな。こうあるし、こうありたい、こうあってほしい。人間は一人ひとり違うよね。
「あなたのことを知りたい」「話を聞かせてほしい」というのはここからきていたか……【個別化】のそれはわりとさらっとした感じに聞こえる。
「例えばチームを組むときには、最初に一人一人と面談をして皆の特徴を知ってから役割分担をしようとします」とあって例に漏れずそのとおりなのだが、それをせずにスタートしてうまくいくルートが見えないな……誰にもいいことなさそうというか、それでそのチームの責任背負うのはさすがにおそろしくない?規模にもよると思うけど。これは【戦略性】【最上志向】あたりが噛んできてる?
一人ひとりに合わせた対応をしてそれがばちっとはまって喜んでもらえるとうれしい、というのはある。


【運命思考】人々の間に繋がりが生まれ、新しい場所に皆で進み出す

よしよし、みんな力を合わせて進み始めたね、ぐらいの気持ちかな。それはこの流れからすれば放っておけば起こること。いちおう横目で見守る。
【運命思考】はアメリカ版では【Connectedness】なんだね。「destiny」ではない。なるほど。たしかに「全部つながっている」という感覚を持っている。
「繋がり」が重要で「起こったことに意味を見出す」とある。意味づけはいつもやっちゃうね。
暴走すると「運命思考さんは謎を謎のまま受け入れ、謎のまま話す」とあったのだけど、この表現は好きだな……相手を選ぶけどときには謎のまま広がって謎のまま終わる会話さえも楽しかったりする、私だけかな……
「感覚で繋がりを感じ取り、理由が明確ではなくても『そういうもの』と受け入れる」とあり、これがあることで生かされている(その2)って感じ。【自己確信】とは合わせて出にくいみたいだけど、私にはふたつとも必要だったんだろうなと思ってしまう。これがまさに【運命思考】か。


【適応性】予想外の出来事で立ち止まる人には前進のヒントを伝える

なんか困ってる?イレギュラー対応は任せてくれ、こうするのはどう?(すでに私は別のことをしていますが)って感じかな。
私の【適応性】は2位で、資質の説明見てもそのとおりすぎるなという感じ。「柔軟性に富んだ、安定した資質」とあって、私がこれを持っていなかったら今ごろバキッと折れてるか爆発して散り散りだね。【自己確信】【運命思考】とは違う方向で「実際、生きていくための(野生)」みたいな感覚で、私にこれがなかったら自然界からあっという間に淘汰されていそう、みたいな。ちょっとなに言ってるかわからないと思うけど。それくらいの感じ。
私の現職のせいもあるが、イレギュラーなことしかなくない??ぐらいに思っている。だいたいのことはぱっと対応してなんとかできるよ、やるしかないし(【戦略性】この状況ならこっち【自己確信】なんとかなる、なんとかする)。だいたいの人のことも「こういう人か〜(【個別化】みんな違うし【最上志向】この人はここがいいよね)」と思える。もしかして私が「落ち着いている」と言われやすいのはこれが原因のひとつか?長年の謎が解けたかもしれん。そっか……
「適応する能力を持っているのであって、意志なく流されるまま適応するのではない、というニュアンス」とのこと。うんうん。
いつも「明日の私のことは明日の私にしかわからない」と言っているのもこれか。冒頭のあれは【戦略性】よりは【適応性】そのものだね。セッションのときも「5年後の目標は?と聞かれて答えられないのが【適応性】さん」という話があったのだった……「目標立てなくていいです、その代わり日々なにを積み重ねるかがだいじ」ということを言ってもらって、なんか、よかったな……それだけで今までやってきたことが報われた気さえした。「自分が好きなものを選択し続ければ、好きと思える将来が来ます」というのはそうだよね、じんわりしみて泣いちゃうね。


【成長促進】皆が前進して成長するところを、一歩離れて見守る

いいねいいね、みんな進み始めたね!(心置きなく次のところへ行ける)って感じ?
字面だけ見ると「あるか?【成長促進】」と思ったけど、資質の説明を見れば見るほど仕事のときの私である。アメリカ版だと【Developer】で、なんとなくこっちのほうがしっくりくる。
「可能性を信じ育てていく資質」とのこと、「可能性」って言葉は好きだね!最初は「できない、わからない」って言ってた人がだんだんできるようになっていく過程を見るのは好きだな。できることが増えるのってうれしいよね。あと「自分でできる」ようになる手助けをしたい、って気持ちはあるかもしれない。相手にできるようになりたい気持ちがあって人の話を聞く気があるならこちらとしても気長に付き合うけど、手取り足取りずっとつきっきりはしないからそうやってお世話してほしい人には合わないかもね。私の役目はそこじゃないと思ってる。
セッションでも言われたけど、やっぱりある程度できる人がもっとできるようになるために手を貸すほうが好きかな。打てば響く的な。おもに仕事の話。

・・・

路線図をたどってみて、見れば見るほど「私の仕事」って感じ。自分の強みをなんとなくはわかっていたようだし、なんだかんだ上位資質を活かして仕事もできていた(わりとフル活用していた)ということだ。
いや、よくやってきたんじゃない?自分ぐらいはこのがんばりを認めておきたい!
たとえどこでなにをやっていても私が抜けたところでその穴はどうとだってなるけど、今まで私がしてきたことは私にしかできなかったと思うよ。それは間違いない。そう思えたことは大きい。
ストレングスファインダーは自分の回答から導き出された結果だから、自分以外のものが出ようもないんだろうけど、それにしても「自分がかたちをもった」感じがしたね。これは私ひとりでは得られなかった。

・・・

ゲームのキャラクターみたいにステータスが見えたらいいのにって思うことがある。チームを組むときにそのほうがみんなのいいところを集めて活かして戦いやすいよね、ぐらいの気持ちで。でも実際そんなふうに見えたら、私は今みたいに振るまえるだろうか。数値として見えるってことは、それだけが重要視される可能性があって、数値では見えないものがより見えにくくなるってことでもある。ストレングスファインダーを避けてきたのはそういう部分もあった。資質の順位が出るしね。
しずかさんのつくる路線図は、そういうのとは別のところにあった。私の路線図は、ほかの人が見てもいまいちよくわからないと思う。なんとなくわかるところもあるかもしれない。それでいい。私がわかっていればいいのだ。

私はこれからもどんどん新しいことをやって、「好き」を積み上げていく。
なるようにしかならないのだから、なるようになるのだ。

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