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自立した生活の実現と暮らしの安心確保・国主催の戦没者追悼式、次世代への継承(令和3年版 厚生労働白書より)

本日は、「第2部 現下の政策課題への対応」の「第4章 自立した生活の実現と暮らしの安心確保」、「第5節 戦没者の遺骨収集、戦傷病者・戦没者遺族等への援護など」、「1 国主催の戦没者追悼式、次世代への継承」を紹介します。
以下、「令和3年版 厚生労働白書」から引用します(以下特記なければ、画面キャプチャ含めて同じ)。
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第4章 自立した生活の実現と暮らしの安心確保
第5節 戦没者の遺骨収集、戦傷病者・戦没者遺族等への援護など

厚生労働省では、戦後、一般邦人の海外からの引揚げを支援するとともに、軍人の復員、未帰還者の調査、戦傷病者や戦没者遺族等の援護を行ってきた。
現在はこうした援護のほか、先の大戦による戦没者の追悼、各戦域での戦没者遺骨収集事業や戦没者遺族による慰霊巡拝を実施しており、また、先の大戦による混乱の中で中国や樺太で残留を余儀なくされた中国残留邦人等への支援などを行っている。
1 国主催の戦没者追悼式、次世代への継承
(1)戦没者追悼式の開催

国は毎年、先の大戦での戦没者を追悼するため、全国戦没者追悼式と千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式を開催している。

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国が主催する全国戦没者追悼式は、先の大戦で多くの尊い犠牲があったことに思いを馳せ、戦没者を追悼するとともにその尊い犠牲を永く後世に伝え、恒久平和への誓いを新たにしようとするものである。毎年8月15日に、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、日本武道館で実施している。なお、先の大戦の記憶を風化させることなく次世代へ継承していくという観点から、青少年(18歳未満)の遺族にも献花していただくなど、式典に参加していただいて
いる。
厚生労働省主催の千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式は、毎年度春に、皇族の御臨席の下、国の施設である千鳥ヶ淵戦没者墓苑に納められている遺骨に対して拝礼を行っている。*4また、拝礼式においては、遺骨収集事業により収容した戦没者の遺骨のうち、遺族に返還することのできない遺骨の納骨を行っている。
*4 2020(令和2)年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から中止。

(2)昭和館・しょうけい館
戦中・戦後の生活上の労苦を伝える「昭和館」及び戦傷病者とその家族の労苦を伝える「しょうけい館」では、兵士、戦後強制抑留者及び海外からの引揚げの労苦を伝える「平和祈念展示資料館(総務省委託)」と連携し、小・中学生などを対象とした「夏休み3館めぐりスタンプラリー」を実施している。また、2020(令和2)年度は、「昭和館」、「しょうけい館」及び「平和祈念展示資料館」が、岩手県において地方展を同時開催した。
さらに、「昭和館」及び「しょうけい館」においては、戦中・戦後の労苦体験を後世へ着実に継承するため、2016(平成28)年度より、戦後世代の語り部の育成事業を行っており、2019(令和元)年度より、戦後世代の語り部の活動事業を実施している。
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私は、第二次大戦の21年後に生まれました。
今から21年前、と考えると2001年。つい最近だと感じますが、そうとらえると、第二次大戦もとても近い過去だと思えます。
日本を守るために戦って亡くなった方、空襲や原爆等で亡くなった一般市民がいたことを忘れてはなりません。
現在も、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、戦争寸前の状態となっています。
戦争を起こさない、戦争を仕掛けようと思わせないようにするためにも日本国憲法を改正して、きちんと自衛隊を憲法上に明記すべきだと思うのです。

昭和館、しょうけい館には行ったことがありませんが、機会があれば是非訪問してみたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan