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健康で安全な生活の確保、新型コロナウイルス感染症について①(令和3年版 厚生労働白書より)

本日は、「第2部 現下の政策課題への対応」の「第8章 健康で安全な生活の確保」、「第3節 感染症対策、予防接種の推進」、「1 国際的に脅威とされる感染症対策について」、「(1)新型コロナウイルス感染症について」を紹介します。
以下、「令和3年版 厚生労働白書」から引用します(以下特記なければ、画面キャプチャ含めて同じ)。
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第8章 健康で安全な生活の確保
第3節 感染症対策、予防接種の推進
1 国際的に脅威とされる感染症対策について
(1)新型コロナウイルス感染症について

1 保健医療分野における新型コロナウイルス感染症への対応(2020(令和2)年1月~2021(令和3)年3月)

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①発生当初から2020年3月末までの状況
2019(令和元)年12月に中国湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルス感染症は、その後、全世界に拡大し、2020年3月11日にはWHOが「パンデミック(世界的な大流行)と形容できる」と表明した。
我が国においても、同年1月15日に最初の感染者が確認されて以降、感染が拡大し、同年3月31日18時までに国内で2,107人の感染者と57人の死亡者が確認された。
政府は、同年1月以降、全閣僚を構成員とする新型コロナウイルス感染症対策本部(以下「政府対策本部」という。)を設置し、総合的かつ強力な対策を推進してきた。
同年1月28日には飛行機(チャーター便)による武漢市からの邦人待避を開始し、同年2月17日までに湖北省在住で出国を希望する邦人等828人の帰国を支援し、帰国後の生活支援・健康管理を行った。
同年2月1日には新型コロナウイルス感染症を感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「感染症法」という。)に基づく「指定感染症」と検疫法(昭和26年法律第201号)に基づく「検疫感染症」に指定する政令を施行した。さらに同月13日には、「検疫法第34条の感染症」として指定し、検疫法上の隔離・停留を可能とするための措置を講じた。
また、多数の感染者が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」について、同年2月3日より横浜港において検疫を実施した。これについては、同年3月1日に全ての乗客乗員の下船が終了、同月25日に全ての検疫が終了した。
同年2月13日には「新型コロナウイルス感染症に対する緊急対応策」を決定し、帰国者等への支援、国内感染対策の強化、水際対策の強化、影響を受ける産業等への緊急対応などについて対応策を実行することとした(総額約153億円)。また、同月25日には、「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が決定された。さらに、同年3月10日には「新型コロナウイルス感染症に対する緊急対応策―第2弾―」を決定し、感染拡大防止策と医療提供体制の整備、学校の臨時休業に伴って生じる課題への対応、事業活動の縮小や雇用への対応等について対応策を講じることとした(総額4,308億円)。
同年3月14日には、新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号。以下「特措法」という。)の改正法が施行され、まん延防止と社会機能の維持のための様々な措置を講ずることが可能となった。また、同月28日には同法に基づく「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が策定された。
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本日からしばらく、新型コロナウイルス感染症への対応を振り返ります。
最初に中国・武漢で感染が発表されたのが2019年12月。
日本の第一号感染者が2020年1月15日。
2月初旬には「ダイヤモンド・プリンセス号」対応がありました。
3月31日までに、2,107人の感染者と57人の死亡者が確認されました。
3月2日から春休みまで、小中高校の臨時休校がありました。
この時期に卒業した2020年4月入社の伍魚福の新入社員は卒業旅行もありませんでした。
夏頃には収まる、との観測もありましたが、その後の経緯はご承知の通りです。
あと少しの辛抱だ、と思いたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan