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デジタルトランスフォーメーション(DX)ってなんだ?|私が考えるその意味について

☟こんな人にオススメです
☑DX・・・デラックス?え?
☑デジタルトランスフォーメーション・・・え?
☑カタカナばっかり並べられても意味わからん!!!

こんにちは!株式会社フォーバルの山本裕介です。『コンサルタントが不要な会社を増やす』を目標に、経営コンサルタントとして活動をしています!経営者・管理職だけでなく、コンサルタントの皆様にとってもプラスになる情報を発信していきます。特に、主体的で自律的な"自走式な組織づくり"のヒントになるようなことを中心にお伝えしていきます。

今回は前置きは無しですぐに本題に入りたいと思います!アフターコロナだのウィズコロナだのただでさえ訳の分からんカタカナの言葉を周りがガンガン使いだしてきた今日この頃、『なんだそれ?』『知らないとやばいの?』と不安に思いながらも何となく、『う、うん(;^_^A』なんて頷いている方が割と多いんじゃないかと危惧しております!私もその一人です。

さあ、巷で急増した言葉を並べてみましょう(不足分は教えてください!)

・ロックダウン⇐もう懐かしいですね
・アフターコロナ⇐終わるのか、終わらないのか!
・ウィズコロナ⇐終わらないのかい!
・ニューノーマル⇐なんじゃそりゃ?
・インサイドセールス⇐内側なんでしょうね
・オンラインセールス⇐わかるわかる~
・デジタルトランスフォーメーション⇐うはっ💦

これらの言葉を前提条件合わせもなく当たり前のように使って会話されてしまうと、『え?それなんですか?』ってもはや聞きにくくてしょうがなくないですか?笑
それぞれ調べれば何のことか大体わかるのですが、相手がそれと同じ意味で言ってくれているのかも分かったもんじゃないですが。

最後に挙げた『デジタルトランスフォーメーション』については、中小企業経営者であればおさえていただきたいキーワードだと考えていますので、これについては色々な意見があるようですが、私なりの見解、というか理解をここで書いていきたいと思います!※別に言葉を覚える必要は無いです。


1.デジタルトランスフォーメーションについて

そもそも中小企業経営にこんなものが何で必要なのか???についてはこの記事を読んでいいただければと思います!

※中小企業経営に必要なんだ!という前提で書いていきますのでご了承くださいm(__)m

デジタルトランスフォーメーション推進ガイドラインというものがあるのでそちらを元に少しだけ共有いたします!

■以下サイト抜粋
経済産業省は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)を取りまとめました。本ガイドラインは、本年9月に公表した「DXレポート」における提言を基に、DXの実現やその基盤となるITシステムの構築を行っていく上で経営者が抑えるべき事項を明確にすること、取締役会や株主がDXの取組をチェックする上で活用できるものとすることを目的としています。本日同時に公表した「攻めのIT経営銘柄2019」においても、本ガイドラインの観点を踏まえて選定を行っていくこととしています。各企業がDXを実行していくに当たり、本ガイドラインが一助となることが期待されます。
※出典元は経産省サイト

中小企業向けとは書いてありませんが、企業に取り組んでほしい!という意図はわかりやすい感じですね。


そして、デジタルトランスフォーメーション(以降DXと表記します)の定義は次のようにされています。
※出典元はDX推進ガイドライン

DX定義

多少わかりにくいかもしれませんが、なんか大きく変わることなんだと認識いただければと思います。


で、"企業にDXの取組をさせるにあたり何をどうしていいか分からなくない?"ということがあり、ガイドラインが作られたということでしょうね。そのガイドラインが大きくまとめるとしたの2つだそうです。

ガイドライン

※出典元は経産省HP

少し雑な感じではありますが、国としては企業のDX化(デジタルトランスフォーメーションの取組の事)をどんどん進めたいんだということ、そしてそれを進める為には大きく2つの取組をしてもらいたいんだということが書いてあります。


2.企業にとってデジタルトランスフォーメーションって何のため?

ここはとっても単純な答えを私は持っています。

『10年後も20年後も企業が存続するため』

これだけです。10年前にコロナのことを考えた企業は少ないと思いますが、今しっかりと地に足を付けて成果をあげている企業の多くは変化対応をしている企業です。もちろん、遅れながらもなんとか対応している企業も生きている。

企業というのは変化対応業だと当社代表に何度も教えられてきましたが、まさにその通りだと実感しました。

経営者の皆様はぜひ、この先10年、20年、あるいは30年先も続く企業であるために必要な変化というものを考え続けていただければと思います。日本国内にはとりわけ本当の成功事例はまだないと思っています。答えなんかありません、考え、挑戦し続けることが大切なのです。

参考になる書籍として次の物はとても良かったです。すでに新しい情報ではありませんが、読めば腹落ちすると思いますよ。

※もちろん読まなくても問題はありません!!!

これを読んで感じたのですが、全部デジタルにするとか、そういうことじゃなくて、『こっちの方が便利だから』という利用者視点の判断軸でデジタル推進していくような、『そりゃそうだよな』と思える内容でした。


3.まずは試しに自分の生活をデジタル推進してみた

概念は分かったのですが、結局のところ難しい言葉が並びすぎただけで、何の実感もなかったんですよね。だからまずは自分の生活(仕事も含めて)の中でデジタル化してみて『これは便利』ということを感じてみようと思いました。

☟デジタル化してみた物
■家での過ごし方
・友人とオンライン飲み会をしてみた
・キャッシュレス決済を徹底してみた
・妻とカレンダー共有してみた
・スマートスピーカーを買ってみた
・AppleWatchを買ってみた

■働き方
・"とりあえず電話"をやめてみた
・社内外打合や連絡をチャットやビデオ通話等にしてみた
・在宅勤務多めにしてみた
・SNSでの発信を多めにしてみた
・名刺を即データ化、保有しないようにしてみた
・オンラインビジネス交流会を開催してみた

他にも色々あるかもしれませんが、どれもいい気付きがありましたね


➤キャッシュレス決済を使ってみた

家での過ごし方の中である、『キャッシュレス』については本当に便利ですね。妻のiPhoneにも私のカードから引き落とされるようにしてQuickPayを入れて、普段の買い物はそれでしてもらうようにしていますが、それによりどんなもんにどれくらい(ほぼ食費ですが)とか色々わかるのです。


➤妻とカレンダー共有をしてみた

カレンダ―共有は単純ではありますが、お互いに働いていることもありかなり便利に感じていますね。過去は口頭で『来週の●曜日出張だわ~』とかしていたので言った言わないが多かったですがw今は入力しているかしていないかで一目瞭然で、子育てのスケジュールをお互いに組みやすくなりました。


➤友人とのオンライン飲み会

オンライン飲み会について言えば、コロナのリスク低減ということもありますが、そもそも集まるということ自体時間がかかることですし、3歳の息子を連れていくというのは荷物も含めて楽なことではありません。そんな中でお互いに自宅で好きな食べ物等を用意して楽な格好でコミュニケーション取れるって『これ便利!』と思えることでした。

私は、『やっぱり対面が良いよね』とは一切思いません、オンラインで接点を取る方がこれまで年に1~2回、手土産選びに気を使いながら意を決して移動して会いに行くよりも簡単なので、今の方が会える頻度が高まっている気がするのです。その分、たまに対面した時の特別感があるのかもしれませんが。


➤AppleWatchを買ってみた

AppleWatchについては導入したばかりですが、まだ痛感するタイミングはありませんが、邪魔になったことはないですね。子供を抱えながらバスに乗る時なんかはSuicaが入っているので楽だな~と思ったり。


そして、働き方についても是非共有したい事があります。


➤とりあえず電話をやめてみた

電話ですよね、これ案外発信している側は何も気づいていないと思うのですが、何の前触れもなく急にかける電話、あれ迷惑ですよ。相手のスケジュール次第では本当に今無理!と思っているタイミングがあるはず。

私は社内外誰もえこひいきなくいきなりかかってきた電話に出る事はありません。そもそも業務時間中は基本的に何かを必ずしているので暇ではないですね。そして、後ほどチャットやSMSで『どうしましたか?』と聞くと、そのやり取りで済むことの方が多いです、というよりもほぼ100%解決しています。

私が電話に出ない最も重要な理由は、要件を伝える側は口頭で言い切ってすっきりしているかもしれませんが、言われる側はテキストで残してくれた方が抜け漏れが無くなるんですよ。だからこそ必ずメール、チャットなど文字で残るものを依頼します。

ちなみに、ふざけたい時(忘れられてもいい事)は電話で良いと思っています。仕事においては電話の方が優先順位が低いのです。

ちなみに、クレーム等であれば何度もかかってくるなど違いがありますからそれこそわかりますよね。


➤SNS発信を多めにしてみた

ここで書いているnoteについてもいえることですが、自分の考えを発信することの意味が分かった気がします。何となく社外向けのイメージがありましたが、実際には友人も含みますが、内向きのコミュニケーションとしての価値を感じられましたね。こうやって書いたこと(価値観満載な)をFacebookやTwitterなどでも共有をするのですが、そうするとコンサルティング先の方や社内の同僚、そして友人で興味のある方が読んでくれるんです。

そうすると何が起きるかというと、考えていることを知ってもらったうえで会話をするので様々なことがスムーズなんですよ。改めて説明する必要もないくらいにスムーズです。

だったら『内に秘めている必要ないよね』『どんどん発信した方が生きやすい環境ができていくよね』と強く感じた出来事でした。


オンラインビジネス交流会を開催してみた

これについてはやって見て良かったと思います。なんせ、参加される経営者は必ずヒントを得て、前向きな気付きを持って帰っていただいています。アンケート結果からもわかりますが、これこそオフラインだからこそハードルが高かったのですが、オンラインにしたとたんに宮城県から福岡県まで地域を越えた経営者が接点を持てるようになったんですよ。

どう見てもオンラインの方が便利で良い、典型例でした。


ということで、色々試した結果、完全にデジタルの世界に住んでいるわけじゃないのですが私自身の価値観が変わった気がします。考え方、物事の捉え方が変わり、『合理的に便利な方を選ぶ』ということが自然とできるようになったので、この私自身の変容こそが『デジタルトランスフォーメーション』の言わんとしていることな気がしています。

どうでしょうか?(そう聞かれても困りますよね・・・)


4.子供達がすでに新しい生活様式に!!!

小学生以上のお子さまがいる家庭では当たり前なのかもしれませんが、ニンテンドースイッチが新たなコミュニケーションを生んでいると知り私は本当に目からうろこでした。

ここで詳しくは説明しませんが、ゲームボーイみたいな持ち運び可能なゲーム機がインターネットと繋がっているから、遠く離れた友達と一緒に楽しめるらしいんです。。。すごすぎる。

ちょっと前のですが、公園のベンチで一人の少年がブツブツ言いながらゲームをしていたんです。面白い子だな、ここまで没頭できるゲームって何なんだろう、あれ?ゲームの中の人と会話しているのかな?なんか連携している感じがするw

とか思っていたのですが、よく聞いていたら同じクラスの友達と会話していたんですよ、びっくりです。

私が小さい頃は、ゲームを持っている友人の家に全員集合して門限ギリギリまで楽しんだものでしたが、今じゃどこにいてもできちゃうんですね。そして、友達とのコミュニケーションも常時できるとは、あっぱれです。

ひょっとしたら私の時代よりも長く、多くコミュニケーションが取れる時代になったということですよね?子供たちはいちいち集まらなくてもどこにいてもいつでも友達と繋がれるから(こんなこと思ってないかも)こっちのがいい!!ってなっているんでしょうね。

なんか、本当に新しい価値観が生まれたんだなと感じました。

このような文化を持っている世代が社会に出てくるのが本当に楽しみになりました!これを楽しみと思えることも何か変革が起こったのかもしれませんね。


5.経営者はまずデジタルに触れる事

年齢なんて関係ないですよ。知識も関係ないです。とにかく触れてみることです。触れてみてダメならすぐやめればいいです。普通の会社員よりは使えるお金があるんじゃないですか?それにITツールの多くは(生活面ならば)途中で捨てても大した損害じゃないです。

むしろ、『チャレンジした』という実績が残るのでいろんな場面で使えますよ。経営者、リーダーは率先して挑戦すべきでしょう。

(コンサルタントは言うまでもありませんが、常に革新し続ける姿勢が無いと厳しいでしょうね、これを釈迦に説法と呼ぶのでしょう・・・)

やってみるとわかることがあります。
これはデジタル使うと便利だよね、こっちは不便だよね。
変えるべきこと、変えるとダメなこと、それぞれしっかりと判断していきましょう。


まだ私自身がたどり着いていないので答えを書くことはできませんが、デジタルトランスフォーメーション(DX)がどういったことなのか、少しはイメージする助けになれたでしょうか?

デジタル化<こっっちのが便利!マインド

私としては『こっちのが便利!』と思えることを身に付けることがデジタルトランスフォーメーションを進めるうえでの本丸のように思えています。

そのために、色々使ってみましょうね👍


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