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相手のことを知らずに決めつけることほど迷惑な話は無い‐上司と部下の信頼関係構築

☟こんな人にオススメの記事です!
・自分はコミュニケーションが得意だと思う!
・部下が陰で不平不満を言っているのに気付いている😢
・上司が自分のことを分かってくれなくてストレスだ!!

こんにちは、株式会社フォーバル山本裕介です。世の中がますます暗い感じになってきていますが、私は元気に過ごしていこうと思います。コロナの影響はリーマンショックの時とは違い、実際に業務を継続することすら難しい状況に陥っている企業もあると聞いています。お金だけの問題ではなく、事業所閉鎖などになれば人も商品・材料もお客様もいるのに事業を止めなければならない、これは本当に恐ろしい事ですよね。

今騒動の真っただ中なのでまずは乗り越えるためにどうするか?を追及し続けるしかないと思います。できる事があれば全力でお手伝いできるように努めますのでご要望などあれば声をお寄せいただけますと幸いです。

私ができる事として、こういう世の中だからこそ!騒動が終息したその先を考えて情報収集したり情報の吟味をしたり、そしてアイデアを練りに練っていきたいと思います。同僚に教えてもらったのですが東京都に本店又は事業所がある事業者向けに限定されていますが、こんなサービスもあるようです!

サイトの中を見ると少し寂しい状況に見えなくもないですが、今後事業継続性などのコトを考えればオンライン上での受発注がもっと円滑に行われるようになり、BtoBのEC市場が変わるのでは???と期待も込めて思っております。

使っている人が少ない今のうちに登録されてはいかがでしょうか?(営業地域として無関係でしたらスルーしてください!)

さて、今回の記事では上司と部下の信頼関係作りに繋がるヒントになる事をお伝えしたいと思います。記事のタイトルにもありますが、『自分の価値観を押し付けない』ということが分かれば人との関係、特に社内の意思疎通でとってもいい変化が生まれることをお約束します。

※以前の記事で『他人の心は絶対にわからない』という前提を紹介しましたが、これも深く関係がありますので未読の方は是非併せてお読みください。

1.20代が最高だなんて決めつけないでほしい

話は私が新入社員だった13年くらい前にさかのぼります(2007年ですw)が、入社1年目(23歳くらい?)の時は先輩社員にくっついて外に出たり社交場(ただの居酒屋)でたまたま居合わせて、というきっかけで40代~60代くらいの方と話す機会がたまにありました。

そんな時に必ずと言っていいほど同じ会話パターンが繰り広げられていました。笑

■新入社員時代のあるある会話パターン
※相=話相手のこと
相『あれ???何歳ですか???新卒???』
私『はい!今年の4月入社で23歳ですね』
相『おおお!!いいなあ、今なら何でもできるでしょ??』
私『そうですかね、、、ははは』
相『20代のころが1番夢希望にあふれてて、全力だったなあ・・・
私『・・・・』

ほんとに他愛ない会話で相手に悪気なんてひとつもない事は分かっているのですが、この発言、考え方に対して『どうなの??本当にそうなの??』と深く、大きく!疑問に思う23歳夏(実際にはそこから30歳くらいまで)を過ごしたことをここにお伝えしたいと思います。

その方にとってはそういう20代であり、そこから20年くらい(目測です)までの人生で深く感じたことなのだと思いますので、これを否定する気は全くございません。

しかし、しかし!!!!私の人生の物語をわたしのことを何も知らないお前が決めてくれるな!!!と強く感じたのです。というよりも、こういうことが違和感だったのだと気づいたのはもっと後の35歳(今)なのですが、おそらくこういうことをうっすらと思っていたのでしょう。

みなさんはどう思いますか???私は以下のように考えています。
※これを押し付けるつもりはありません

■私の考え(当時の会話に対して)
・20代が最高!なだけの人生はまっぴらごめんだ
・常に今が最高!な人生の方が絶対に楽しい
・何歳になってもなんでも挑戦する人生にしたい!!
・早く30歳、40歳になりたい!
・何ならおじいちゃんになった自分が楽しみだ
・あんたのせいで30代がつまらなそうに見えるよ、ありがとう

こんな風に感じていたのを未だに強く覚えているということは相当の出来事だったのでしょう・・・・もちろん、言ってくれた方に悪気があって言っていることはないとわかっていますので一切恨みはありません。

何故↑上記のようなことを思ったかを少しだけ説明しますが、中小企業を支える仕事に共感をして今の会社に入社することを決めたのです。ということは仕事をする相手(お客様)の多くは経営者です。経営者の多くは少なくとも30歳よりも上であるケースが多いです。(もちろん10代・20代の経営者もいます)

そう思うと、23歳の若造(起業経験すらない私でした)から何か言われたところで『うるせえ!』て思うことも多いのではないか。こう感じたこともあり、『早く30代になりたい!!!』と思っていたのです。笑

理由が若すぎて今思えばかわいらしいな・・・と。

これは経営者から『信を得る』ことが大事だと思っていたからなのですが、もちろん年齢や見た目だけではなく自己研鑽に励むことも取り組みをしていました。実際に『若さ』が壁になったというケースは少なかったのですが、私はとても大切なことだと認識していたのです。(勘違い小僧ですねw)

少し長くなりましたが私がお伝えしたいのは、『自分の価値観を言うのはOK、でも押し付けるんじゃない!!!!』ということです。
※私は言葉の刀狩を推奨しているわけではありません。

これは私が『押し付けてはいけない』という考え方に至った原体験と言えるものなのかもしれません。
※原体験=人の生き方や考え方に大きな影響を与える体験(Google)

2.決めつけないことが意思疎通の原点

一つ質問です。

人に押し付けられて嬉しい人はいますか?

この時点で『私は嬉しいです!』と言う方がいてもOKなのです。別にこの考え方自体押し付ける気持ちもありませんので!ただ、少なくとも会社の環境の中(上司と部下、同僚、先輩後輩)ではそれぞれが気を付けて接点を持っていただくといいのではないかと思います。

例えば、朝からものすごく元気(心も体も)なのに朝出社した時に『あれ?今日元気ないね、何かあったでしょ』と言われたらなんか気持ち落ちませんか?笑

それだったらせめて『元気ないね』だけで止めてあげた方が『私はこう思っている』という言いかたなので良いと思います。最後の一言が余計なんですよね、余計な一言が多いと指摘される方はこれです。

これだったら、
上司『今日元気なさそうに見えるね』
部下『あれ?暗く見えました?今日元気ですよ~!』
上司『そっか!それなら良かった!!今日も頼むね!』

という会話になるので、私としては何も違和感がありませんね。
とにかく、『何かあったでしょ』『何かあった?』的な一言が人によっては押し付け感を感じるものですね。

※ハラスメントの定義にも関連しますが、誰が誰に言うか?によってとらえ方も変わるので普段から相談し合っている仲であれば違和感が無かったりと様々な見解に分かれると思います。

3.日常に潜む押し付け場面

じゃあ、私自身が常に誰にも押し付けずに生きていられているのか?というとそんなことは全くありません。

振り返ると『あ、今日押し付けてしまった。。。』『今決めつけて会話してるな』なんてことはしょっちゅうあります。これは反省すべき事実です。

わかっていても、強く思っていてもやり切れないのが人の心なのかもしれませんが、世の中を探せば完璧にできている人もいるはずだと思います。(証拠となるデータはございません)

さて、参考になればと思いますので普段の生活(職場中心)の中で割としてしまっているであろう押し付け・決めつけの言葉を少し上げてみたいと思います。

■決めつけフレーズ
❶会社から社員に向けた決めつけ
・給料増えたらやる気出るでしょ
・評価制度が変われば定着率も上がる!
・コミュニケーション不足か、飲み会促進しよう!

❷上司から部下への決めつけ
・20代は寝なくても大丈夫だ
・朝方こそ仕事ができる典型だ!
・若さは武器だ
・家庭と仕事の両立は難しい
・みんなが家庭と仕事の両立をしたいと思っている

❸先輩後輩の決めつけ
・自分の時はこうだった
・社員は会社の不満を抱えているもんだ
・入社後のギャップに苦しんでいるはずだ

まあ、他にもありますし、分類しましたけど共通していることもあると思いますが、要するに『自分の価値観=相手の価値観』みたいなことが全て決めつけ・押しつけだということです。

先輩後輩に至っては『成果を出していない先輩』ほどに傷のなめ合い仲間を募っている傾向にあるので、後輩は巻き込まれがちですよね。でもキラキラ輝く目をしている後輩からしたらそんな先輩からマイナスな情報を吹き込まれた迷惑以外の何物でもありませんね。

4.意思疎通には『どう思う?』を大切に

さて、ここまで『押し付け』に対しての考えを説明してきましたが、じゃあどんなふうにコミュニケーション(意思疎通)したらいいの??ということを説明したいと思います。

答えは一つです。

『私はこう思う、あなたはどう思う?』

ただこれだけです。意思疎通においては自分の考えや価値観を伝えることはとても大切です、押し付けるなと言っているだけです。そして、相手がそれに対してどう考えているか・思うかなどを理解することがもっと大切なのです。これにより相互理解というものが生まれるのだと確信しています。

とっても気持ち悪い会話かもしれませんが、先ほど挙げた『元気ないね』の会話を以下のようにしてみたらどうでしょうか?

上司『今日元気なさそうに見えるね、実際のところはどう?』
部下『そう見えましたか?心身ともに元気いっぱいですよ笑』

・・・うん、私は嫌いじゃないです笑
上司からしたらいい回答もらえて安心だし、部下からしたら心配してくれていると感じるし、何より気を付けよう!ってなるかもしれませんね。

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喧嘩をするほど仲がいい

これって『互いにぶつかる』ということが前提条件になっていますよね。殴り合うという意味ではなく、考えを論じ合わせることを喧嘩としてみれば、結果手に仲良し=相互理解ができていることと捉えることもできるのではないでしょうか?

何となく当たり障りなく同調する関係よりも、喧嘩してでもお互いの考えを理解し相互理解できた関係の方が職場においては信頼し合った関係になれるのではないかと私は思います。

というわけで、この記事を読んで何となく共感いただけた方は、今からちょっとだけ気を付けてみていただけると嬉しいです。関わる人が皆、意思疎通ができた社会になると楽しいですね。


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