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【blender】3DCG初心者がキャラクターモデリングに挑む#20【髪編①】

どうも山元ゆうです。

第20話を迎えました。サムネイル画像も青に変わりました。
そしていまだに頭部だけです。遅い!

このnoteの趣旨といたしまして、blenderがver5.0になろうが、ベース部分は同じだと思うので、3年後になった後に、読んでも大丈夫なようにしていきたいと思っております。

今回はモデリングをしません。髪の作り方の種類の解説です。
これが全部ではないのですが、ある程度まとめましたので、自分のキャラに合ったものを選択できるといいですね。

ではやっていきましょう。

Blenderで作るキャラクターモデリング入門実践ガイド
こちらの書籍を参考にしてモデリングしていきます。
最近は独自の方法で突き進んでいますが、いい本なので是非手に取ってみてくださいね。

髪の種類について

髪のモデリングにはさまざまな作り方がありますが、今回紹介する4つの方法があれば、大体の物は表現できると思います。

①平面を使って、立体的にする方法

②カーブを使う方法

③UV球を使う方法

④ラウンドキューブを使う方法

それぞれのメリット、デメリットを自分なりに、解説していきます。
初心者がやってみた感じなので参考程度に聞いてください

平面を使う方法

メリット:簡単で全体的な修正が利きやすい、Looptoolsのリラックスを使うと、それなりに綺麗なのが出来る。

デメリット:細かな調整が難しい

作り方

平面に房の数だけループカットを入れます

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下をカットして、房の真ん中にループカットを再度入れて、持ち上げればできます。

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カーブを使う方法

メリット:初心者でも綺麗にできる。らくちん

デメリット:後からの修正が利かない。上から見た時に房が沢山あって重なりが若干気になる。

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作り方

オブジェクトモードでshift + Aでカーブを追加して、顔の位置に持ってきてshift + Dで複製して並べていきます。

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カーブプロパディからベベルを設定すると厚みが出ますので、調整して完成です。

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UV球を使う方法

メリット:ポニーテールやツインテールに向いてる。結び目に向かうラインをテクスチャなしで表現できる。また、後頭部を作らない素体のモデリングに向いてる。

デメリット:自由度が低い

作り方

UV球を追加して、顔の頭部に持っていきます

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上の部分を削除して押し出します。

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書籍はこの方法でモデリングしてます。

ラウンドキューブを使う方法

メリット:前髪、後ろ髪、サイドのつなぎ目がないので360度綺麗にできる。素体の後頭部がなくても出来る。

デメリット:恐ろしく難しい。面の流れを綺麗に整えるのがまず無理。ループカットを自由に使いこなせるようにならないといけない。

作り方

公式で使えるアドオン、Add mesh:Extra Objectsを有効化しましたら、追加できるオブジェクトが増えますので、そこからround cubeを選びます。

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顔の位置に持ってきまして

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要らない部分を削除して髪を垂らせば完成です。

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今回使う方法

髪は複数のやり方を組み合わせて作ることもできます。UV球+カーブ+平面を書籍ではやってます。

今回私が選んだのは、カーブとラウンドキューブです。

作り終えて分かるのですが、まずラウンドキューブは初心者がやっていい方法じゃない事、情報が皆無なので先駆者がいない事で結構苦労しました。

ですが,せっかく作ったので解説していきます。

苦労しますが、モデリングしているときは凄く楽しかったですし、初心者の私でもある程度のものですが、出来たので大丈夫だと思います。

おわりに

これを書いてる時点で髪のモデリングは終えてるのですが、手探り状態だった上に、取り返しのつかないミスを犯しています。

その結果殆ど作り直しになったのですが、出来たモデルには満足していますので、結果オーライですね。

さて髪編は5回までには押さえたいのですが、果たして出来るのでしょうか。

相変わらずの未定ですが、どうかよろしくお願いします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
お疲れ様でした。

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