ほかの人を気にしすぎない、他人と比べない

 

 「他人と比べない」これが自分を活かして楽しく生きていくためのコツだろう。人は、どうしても他人と自分を比較してしまうものだと思う。僕もそうだ。どうしても、他人の幸せや成功、充実などを羨ましがってしまうことが多い。「そんなことないよ」という人は、多分、いい人生を送っている。
 いまはSNS全盛だから、他人のことを目にすることが本当に多いだろう。そして、たいがいみんな頑張っていて、みんな充実した暮らしをしている。しんどいことよりも、いいところを見せるのが普通だから、他人のいいところが目に付くはずだ。
 でも、他人のそんな生き様を羨ましがったり、自分と比べて劣等感を持ったりしない方がいい。どう考えても、自分の方がダメだと思ってしまう割合が多いはず。「あいつより勝っているぜ」と悦に入るのも意味がないが、「自分はダメだなあ」と考えることにも大した意味は無いように思う。それが発火点となって頑張れるのならいいが、そうでない人の方が多いだろう。そもそも、他人と自分を比べている時点でおかしい。自分の方が劣っていて当たり前だ。それを“大人げなく嫉妬したりなんかし”なくていい。
 そして、他人と比べるのをやめると、時間が増える。SNSを眺めなくていいし、自分の劣等感を覚える無駄な時間が減る。
また、他人と比べるのをやめると、独自性が出てくるだろう。これまでも、これからも大切なのは独自性だ。自分だけがやっていること、自分にしかできないことをやることが自分を引き立たせる。他人と自分を比べてばかりいると、他人と同じになってしまうことも多いだろう。
自分は自分でしかなく、他人にはなれないし、他人と同じようなことはできないものだ。だから、自分を生きよう。自分にしかできないことをして、自分を満足させていこう。それでいいと思う。

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