<MUP week11>
ここではMUPで学んだことをアウトプットして、自らの学びをさらに深めていくことを目的としています。
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【企画設計スキル】
ここでは主に企画設計における資料の作成についてお伝えしていきます。
ここでの企画設計スキルとは、自分のアイディアや論理的思考で分析したものを形にする(資料に落とし込む)スキルを指します。
資料の内容の質を高めることも大切ですが、作成の際にどれだけ効率的に作れるかも重要です。多くの時間と労力をかけて資料の作成をする人も多いと思いますが、資料作成の時間というのは、売上を出しているわけではないので、その時間をいかに短縮し効率的に仕上げるかが重要です。
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【企画資料の構成】
資料作成の際は、次のような構成で作成していきましょう。
①AGENDA(目次)
②結論
③課題の定義
④課題解決のスケジュール
⑤課題毎の解決策の提案
⑥結論
⑦コスト提案
⑧お見積もり
なぜこのような順序で作成をしていくのかというと、資料の内容を説明する相手が、必ずしも決裁者であるとは限らないからです。重要なのは、説明を聞いたその人が決裁者にその内容をしっかりと伝えることができる分かりやすい資料であるかどうかです。なので、①〜⑧のような構成に基づいた資料作成をしていきましょう。
また、資料には大きく分けて、クライアント提案用・社内提案用・投資家提案用の3つがあります。今回は、クライアント提案用の資料作成についてお伝えしていきます。
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【各構成について】
①AGENDA(目次)について
話す内容について見出しをつけて、話す順番毎にまとめていきます。また、こちらが伝えたい内容を話している時にも、聞き手が何について話しているのか迷わないように、今何について話しているのか表示しておくなどの配慮も必要です。
②結論 ③課題の定義 について
クライアントへのプレゼンというのは、クライアントの課題解決の提案をすることなので、まずクライアントの抱えている課題の定義をする必要があります。そして、その課題の対する結論(どうやって解決するのか)を併せて説明します。
④課題解決のスケジュールについて
クライアントの抱える課題の定義をして、その課題に対する解決策を明示したのち、その解決策をどのように実施していくのか、またどのような時間軸で進めていくのかを説明します。現状から課題解決に至るまでの期間を設定し、時系列に課題解決のスケジュールを説明します。クライアントの抱える課題やそれに対する解決策が複数ある場合は、どの課題からどのような順番で課題解決をしていくのか説明していきます。
⑤課題毎の解決策の提案
課題の解決に至るまでのスケジュールを説明したのち、どのように解決するのかの解決策の説明をします。クライアントの抱える課題やそれに対する解決策が複数ある場合に説明をする時は、今説明している内容が何の課題に対する解決策の説明なのかを明確にしながら説明する(資料に強調して表示するなど)をすることで、より相手に内容が伝わりやすくなります。
⑥結論
ここまで説明してきたクライアントの抱える課題の解決策が完了すると、どうなるのか・どのような利益があるのか・どのような二次的効果があるのか、などを明確に説明します。
⑦コスト提案
クライアントの抱える課題の解決にかかるコストを、他社や他の媒体と比較するなどして分かりやすく説明します。また、比較する対象それぞれのコストだけでなく、どのようなメリット・デメリットがあるのかも細かく比較して説明します。
⑧お見積もり
何に対しての費用がいくらかかるのかを明確に説明していきます。そして最後に、総額の見積もり金額を提示します。クライアントに合わせて費用を削れる部分があるならば、併せて説明していきます。
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【最後に・・・】
これからもMUPでの学びを引き続きアウトプットしていきたいと思います。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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