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[勉強会参加] 2023-04-26開発生産性可視化による変化~事例LTから学ぶベストプラクティス

久しぶりにオフラインイベントの勉強会に参加したので、備忘録としてイベント内容メモと感想を記載します!

イベント概要


イベント名:「開発生産性可視化による変化」
日時:2023年04月26日
場所:TIME SHARING 五反田 
https://findy.connpass.com/event/279894/

イベント内容


生産性についてのLTを聞いた後、開発生産性をテーマに4~5人のグループにわかれて、フリートーク及び懇親会を行いました。

LT


スピーカー1 石垣 雅人 @i35_267

LT①「組織横断で生産性向上を生むまでの道筋とは?」

DMMの事例を元に、Findy Teams導入の背景やメリットについて説明していただきました。

LT内容
DMMは事業部制度のため、エンジニア数は700〜1000人だが、横のサイロ化が深刻な問題になっていた。
Findy Teamsを導入により、可観測性と再現性が向上し、PJのバリューストームや工数・工期、運用保守・開発比率(mtg)などのMetricsを管理することができるようになった。
Findy Teams+導入のコツとしては、まずは試験的に導入して成功体験を作り、他の部署へと徐々に広げることが重要であるとのことでした。
導入して良かった点として、数値をもとにすることで経営陣の技術の解像度が広がり、技術投資の経済合理性の理解が広がったとのことです。

スピーカー2 早瀬 和輝

LT②「生産性が上がり続けるチームを作るための第一歩」

バイセルテクノロジーズ のEMの方のLTでした。

LT内容
以前はリソース効率を重視して1人1タスクやフロントエンドが属人化していた。そこで、一時的に生産性落ちることを許容し、立ち止まり・振り返りを実施し、スクラムガイド読み直し・プランニングをしっかりする・属人化しないよう、人にタスクをアサインしない。などを行い、生産性を上げた事例を紹介していました。

また、生産性を図る指標はPR数などKPIを選定し、スクラムイベントではKPIを元にした議論をしているようです。

スピーカー3 後藤 大樹

LT③「PR分割を導入したら開発生産性が向上した話」

LT内容
PRを分割した結果、PR数が2.3倍に増加し、PRオープンからマージまでの時間が4.1倍になったそうです。またスクラムイベントや1on1では生産性指標を元に話すことが多いそうです。

感想


 3つのLTを拝見したのですが、各社、開発指標を経営陣へのレポート・スクラムイベント・1on1などで開発指標を積極的に使っているようでした。

個人的には生産指標を導入すると、PR数などの開発指標を用いて、個人目標など、成果指標に使っているのか(もしくはしていないか)が気になりました。

というのも、自分の部署は現在スクラム開発を導入しているのですが、スクラムチーム成果を重視した開発ゆえに個人目標にどう落とし込むか、最近悩んでいるところです。皆様はどうなんでしょうか…(※)

※ 懇親会で伺ったところ、1on1などで気づきとしてPR数を利用しているとのことでした!

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