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新しいMVVをコンセプトに。2022年、DeNAの年賀状

(ご挨拶がだいぶ遅くなってしまいましたが…)
みなさん、明けましておめでとうございます🙋‍♀️
2021年4月に、DeNAに新卒入社したデザイナーの山本です。

DeNAでは、日頃お世話になっているみなさまへの新年の挨拶として、一部の方に年賀状をお届けました!
今回は印刷技術やコンセプトにこだわった年賀状の制作の裏側をご紹介します。

1. コンセプトは ”融合”

デザインに着手する前に必要になるのがコンセプトですよね!
新年の挨拶として、DeNAの向かう先が見えるようなコンセプトを考えました。
DeNAらしさの定義から振り返り、去年刷新したMVV(Mission Vison Value)のVISIONを参考に、”融合”をコンセプトキーワードにしました。

年賀状_メッセージ

色はベタ塗りではなく4色のDeNAカラーが混ざり合うグラデーションに、
オブジェクトは2つの円が境界を無くして一つになったシェイプに、
色と形を使って「融合」を表現しました。

2. 角度によって見え方が変わる演出

今回デザインと同じくこだわった点が、印刷技術です。
DeNAには複数の事業領域と、沢山の事業・自社サービスがあります。
見る角度によって見え方が変わるDeNAの魅力を印刷技術で表現できないかと、厚盛りとニスを組み合わせた印刷に挑戦してみました。
大きめの文字で事業領域を、小さな文字でDeNAの運営するサービス名やキーワードを書いています。

(費用も抑えられました🤭)

年賀状_角度付き
角度をつけると文字が見え隠れする仕掛け


3. おまけ : 制作過程とデザインTIPS💻

今回の年賀状デザインは、コンセプトとラフが決まってからも図形のバランス決めにとても苦戦しました。
微調整を繰り返してもしっくりこず、困っているときに先輩から頂いたアドバイスのお陰で完成させられたのでシェアします。
それが、「全パターン作ってみる」という方法です。
同じアートボードの中で図形を動かしながら考えるよりも、手を動かして全部作ってみてから比べる方が、より良い方向に進めるという学びになりました。

💡例えば、角度に迷っているなら
1. まずは5個複製して5°,6°,7°,8°,9°に編集する
2. 何度から何度の間が良さそうか目星をつける(→6°〜7°が良さそう)
3. もう一度5個複製して、6°,6.3°,6.5°,6.8°,7°を作る
4. 繰り返し
というような手順です!

これを図形の角度、パスの膨らみ、フォントサイズ、色々なポイントで繰り返して今回の年賀状が完成しました。
ポイントは、素早くやることと、どこを変えたかメモを忘れないことです!
時間のかかりすぎと、次の日何が違うか分からなくなるのを避けるためです。
地道ですが確実なので、迷ったときにはおすすめの方法です。

(徐さん、藤永さん、ありがとうございました💌)

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実際の作業風景

4. 最後に

私は21年の新卒として入社して10ヶ月が経ちました。日々学ぶことだらけですが、常に相談できる先輩が沢山いるのが、DeNAデザイン本部のありがたいところです。
DeNAのMISSION “一人ひとりに 想像を超えるDelightを” を実現するデザインを作るため、日々奮闘中です🔥
2022年もよろしくお願いします!


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