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2022SS_調べたもの_retrospective

 こんにちは、あと1ヶ月で、夏が終わるって本当ですか。1ヶ月前が昨日みたいに思えるので、びっくりしています。でも海の夏は、まだ、もう少し続くのですよね?

2022_8月

 夏といえば昔、夏休みの宿題に自由研究みたいなのありました。それはしたいことや調べたいことを自分で見つけて、一定のプロセスを経て夏休み明けに発表するというものでした。わたしには、取り扱いたいテーマが4つありました。
 1つめは、特別な箱を作ることです。内面が全部鏡(できればマジックミラーの)箱を作って、光を閉じ込めたら、その中で光は反射し続けます。これにより、一生光ってる箱ができて、電気が要らなくなるというテーマでした。
 2つめは、火を凍らせることです。火を凍らせることができたら持ち運びができて、使いたい時にそれを溶かせば、どこでも火を使えるようになるというテーマでした。もし万が一実用性がなくっても、凍った火ってぜったいきれいだろうなぁという気持ちもありました。
 3つめは、すっごく長い(宇宙の端から端まで届くくらいの)棒を作って、両端に人を配置して、片方の人がそれをぐって押したら、その瞬間にもう片方の人にそれが届いて、光がその人に届くよりも早くそれが伝わったことになるから、光の速さを超えられるというテーマでした。これについては光の速さを超えたから何なのということまでは考慮出来ず、ただ単に光の速さを超えられたらかっこいいなって思っていました。
 4つめは、地球には熱を持ったコアがあると聞きました。そのコアはなぜ冷めないのか突き止めたいと思いました。だって46億年も経ってるのに、なぜまだとても熱いのですか。その熱源はどこからも供給されるはずがないのにと、不思議に思いました。
 これらは調べるまでもなく全部却下されました。でも、今思えばちゃんと調べておけばよかったと思っています。その時は年齢が低かったので、大人がダメって言うならダメなんだなと思っていましたが、「調べたし、こういうことを試したけどこの方法では無理でした」っていう結論だったとしても、それはそれとしてよかったんじゃないかと思っています。そうしたら、失敗から学ぶプロセスについて理解できたと思います。つまり、アジが釣れませんでした。多分場所悪かったです。でもほぼ毎回これ言ってます。だからやっぱり、場所については調べ方というか、情報を集めて下した判断が悪かったのだと思います。できるだけ鮮度の高い情報をもとに、時間帯や場所を選びました。そこではここ数日安定してアジがいっぱい(few百オーダーで)釣れていました。でもルアーじゃなかったのですね。たぶん。なんとなくそんな気はしながら行きました。この判断により当日はルアーで釣れている人の真似もできず、コマセ羨ましいなぁって思いながら竿を振っていました。この経験を受けて、場所のパラメタは安全で釣れてルアーに適していて空いているにしようと思います。
 でもルアーに適しているってなんだろうと思いました。流速は一旦いいとして(ルアーやジグヘッドの小さい重さに対して十分な大きさの力がかかるから制御がむつかしいと理解しています)、水深が大きいとどうしてだめなんだろうと思いました。その分糸が長くなって、繊細な反応を見逃すからでしょうか。ということは純粋に力は距離で減衰するのですか。それともそうじゃなくって、その距離を伝わる間に、外力の影響を受ける領域がその分大きくなるからでしょうか。こっちかな。

 話が逸れました。この日は情報を集めていろいろ準備してお出かけしたのに釣れなくて大変残念でした。ただ、ここで終わると今までと同じなので、データを残しておこうと思いました。気が遠くなるほどの組み合わせがあることは承知しておりますが、それを残せば、次はためしていないPTNを試すことや、他の人のPTNを見たらそれに当てはめることができると思いました(それが次回の釣行にFitするか問題があることは認識しています)。ここでは釣果に直結しそうな因子を洗い出し、優先度の高いものを固定し、優先度の低いものから順に展開しました。各PTNについてN=3-20です。

表1.試したPTN

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図1. 当日のタイドグラフ

 写真は元牧です。この記事で釣りをしていた日に撮りました。奥にミー散乱によるtyndall effect見えます。きれいでした。

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