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2023SS_調べたもの_縦釣りについて

 こんにちは、東京はもうすぐ春を迎えそうです。いちばん好きな花が白木蓮で、春の季節にはその花が咲く楽しみもあります。早く穏やかな日に釣りがしたいです。

 最近縦釣りがブームです。みじかいロッドを使っていろんなルアーの落ちる様を見ています。テンションをかけたままふわ〜っと落とす練習です。この土日わたしはずっとこんなことをしていました。お風呂場で。

 先週エリアトラウトに行って、縦釣りに初めてトライしました。自分なりに縦釣りの使いどころとそのアクション、そして課題について考えたので記載します。

使いどころ

  1. 横に動くミノーに反応が良くないとき

  2. ふわ〜っと落ちるものに対する魚の反応がいいとき

 オープンから大きく遅れてエントリーして、周りの人を見た感じ、みんな横の動きの釣りをしていました。わたしも最初は横の釣りをしていたのですが、ちびぶりぶりミノーですらちょっと反応が悪かったです。でも縦釣りしたら秒で釣れました。当たり前ですが縦釣りは、横でスレて縦の動きが珍しいときに有効なのだと思いました。
 ここで思うことが、ふわ〜っと落ちることがむつかしいことです。手持ちの中では0.6gくらいまでのマイクロルアーじゃないとふわっとしません。個人的にふわだなと思うのは、沈下速度が20cm/sくらいです(お風呂場調べ)。ただこれって、いつも行くエリアトラウトならいいけど、遠投が必要になった時にしんどいなと思いました。軽いと飛ばない、重いと一般的にふわっと落ちない。重くて抵抗の大きいかたちか、中空でない限り、これは当てはまるのではないかなと思いました。

アクション

  1. デジデジする

  2. 水面でシェイクしてから落とす

  3. 何もしない(虚無)

 デジデジはあんまり有効ではありませんでした。巻いてルアーが浮かぶときに魚が警戒します。一方で、もしかしてなんかわたしがすごいエモーショナルにデジ巻きしてるから魚がびっくりしたのかなとも思いました。優しいデジ巻きってあるのでしょうか。
 水面でシェイクは、着水後にシェイクしてアピールして気づいてもらって、その後ふわっと落として食べてもらう作戦でした。これは、1回目のふわで食べてもらえなければほぼ失敗します。その後に再度フォールさせるために巻くと、魚が「信じてたのに…」っていう顔をしてもうルアーを見てくれないからです。なんなら底を取った後にずりずりゆっくり引いた方がまだ食べてくれました。1番と同じ理由で失敗している感じがすごくします。
 最後の何もしないは、無です。フリーで落として底を取って無です。放置で魚が食べてくれます。これでも釣れたけど、なんか違うなと思って、複雑な気持ちになりました。

課題

  1. 遠投が必要な場合、ルアーによっては使いにくい

  2. テンションフォールがむつかしい

  3. テンションフォールを諦めた場合はフッキングがむつかしい

 1番は最初に述べたことです。ふわ〜っとしたいなら軽い、または質量に対して表面積が大きいことが条件だと思いますが、これらは飛距離が必要な釣りには向かないと思いました。いつも行くエリアトラウトではその心配はありませんが、いつか大きいポンドのトラウトに行ったり、海でフォールの釣りが必要になったときにクリアしないといけない課題だと思いました。
 次にテンションフォールについてです。全然できません。できなさすぎてテンションがかかってなくても当たりがわかるんじゃないのと思って頑張りましたが、クリアウォーターじゃないと(バイトが見えないと)成り立ちません。すごく頑張って糸見てたら分かりますが、これは風があるとあまりうまくいきません。
 ついでに糸ふけを取らないとバイトが見えたとしてもフッキングできません。合わせてもその力は撓んだ糸に回収されてフック、そしてその先の魚まで届きません。悶絶です。

 写真は今日見つけた梅の花です。もう少しで春になります。いいにおいしました。

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