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御朱印を楽しむ③

岐阜の木工所、株式会社やまもくのnote編集部です。

御朱印帳を飾る額を商品化しているやまもく。御朱印については素人ながら、御朱印や御朱印集めの魅力を伝えたい、と始めたnoteの記事もこちらで3つ目です。

今回は、花手水と花手水にちなんだ御朱印をご紹介したいと思います。

神社や寺院を参拝する際に、はじめに手や口を清める「手水」。手水舎が設けられているので、そちらで参拝の前に清めます。
そして「花手水」とは、もともとは、草花や葉についた朝露で手を清めることを指していたそうですが、今では、手水舎の手水鉢に色とりどりの花を浮かべることを言います。

コロナ禍において、感染防止の目的から手水舎が使えないところも多いのですが、そのような状況から、手水鉢を美しい花々で飾ろうという動きが全国の寺社で広がっているようです。

ネットで検索すると花手水で人気の社寺がいくつも出てきますが、花手水を最初に始めたと言われる、京都の宇治にある柳谷観音楊谷寺さんでは、境内にいくつかの花手水があり、楊谷寺さんのHPでご紹介されています。
また、押し花朱印として、草花をあしらった美しい押し花朱印つくりの体験もできるようですので、自分で御朱印をつくるというのはなかなか他では体験できない機会になりそうです。


次にご紹介するのは、埼玉から。行田市の神社で始まり、今は街中で取り組みが広がっている、行田花手水week。月の半分の期間、花手水weekとして楽しめます。期間中1日だけライトアップもされているようです。

行田市からすぐ、熊谷市にある龍泉寺も花手水で有名なお寺です。
こちらでは、花手水をあしらった御朱印を月替わりでいただくことができます。コロナ禍で書置きの御朱印が多い中、こちらは御朱印帳への直書きのみの対応(2022年9月時点の情報です)ということで、その場で書いていただく贅沢な時間を体験できるかと思います。


他にも、東京ー神奈川を走る東急電鉄では、「東急線花御朱印巡り」と題して、東急線沿線の神社で花手水と限定の御朱印をいただけるイベントを2022年10月まで実施中であったりと、神社やお寺へと足を運んでもらう工夫が全国で実施されています。

花手水で季節を感じ、その体験を刻んだその日だけの御朱印を御朱印帳にいただく。
こうしていただいた御朱印を家の中に飾ることで、日々の慌ただしい生活の中に、ふと落ち着ける場が生まれるとやまもくは考え、御朱印帳を飾る額の販売をこれまで続けてきました。
いただいた御朱印を参拝の記憶と共に生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。


こちらのやまもくの公式noteは、しばらくの間お休みをいただくことになりました。
生活をより楽しくしたり、ふと落ち着ける場をつくるためのアイデアなど、またご紹介できる日を楽しみにしています。

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