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犬牽と行く美術館・博物館

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日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ
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犬牽と行く美術館・博物館⑧江戸東京博物館・前編『縄文2021―東京に生きた縄文人―』2021/10/9~12/5

※この記事は日本の伝統的なドッグトレーナー〝犬牽〟の目線で美術館・博物館の展示品をピックアップして解説/考察する連続シリーズです。しかし初めて読む方にもわかりやすいよう、説明が他記事と重複する箇所が多々ございます。ご了承ください。 〇はじめに またまた行ってきました、江戸東京博物館。  やはり2022年には大規模改修に伴う長期休館が始まるということで、特別展や企画展は見逃さずに行きたいという気持ちが私の背中を押しました。  それにしても来館したのは平日の午前中、加えて雨に

犬牽と行く美術館・博物館⑦東京都美術館『Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる』2021/7/22~10/9

※この記事は日本の伝統的なドッグトレーナー〝犬牽〟の目線で美術館・博物館を巡る連続シリーズですが、初めて読む方にもわかりやすいよう犬牽の説明など他記事と重複する箇所が多々ございます。ご了承ください。 ○はじめに 今回は久々の美術館、エッセイ・シリーズでは初登場の東京都美術館に行ってきました。  通称〝トビカン〟とも呼ばれる東京都美術館、立地場所はかの有名な上野恩賜公園です。  目の前には東京都恩賜上野動物公園(上野動物園の本名はこんな名前だったんですね)が建ち、ちょっと歩け

犬牽と行く美術館・博物館④『東京国立博物館・常設展』その2【不動明王のモデルは犬牽?】

◯はじめに 日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ。  4回目は、東京国立博物館の常設展を取り上げています。  建物の広さと所蔵品の多さから、1日をフルに使って巡らなければ見きれないほどの内容を誇る同博物館。  そのためこのエッセイでは犬牽の目線の元、厳選した所蔵品を3つに分割してご紹介していきます。  今回は第2弾。『不動明王立像』を普段は絶対にしない目線から、見つめていきましょう。