校内でのICT活用推進ステップ
令和3年度、現認校に移動早々、「GIGAを推進してくれ」と校長から頼まれました。そこで、校内でのICT活用を推進するにあたって、まず行ったことが次の5点です。
①市の方針の確認
②情報活用能力のねらいの整理
③実践の方向性の決定
④利用の約束づくり
⑤徹底的な担任への支援
方針と方向性、年度内でどこまでできるようになればいいかを明確にして、職員室で共有しました。連休明けから児童の指導に入ることを決めていたので、四月のうちにこれらを固めて、職員間で共通理解を図りました。
市の方針の中には具体の数値目標が入っていました。共有、共有。
そもそも何を目指すかが明らかじゃないと、実践が不安です。文部科学省がからんでいるものをもとに体系表を作成しました。共有、共有。
体系表を見ながら日常実践をすることはほぼありません(指導案を作るようなときくらいかな、必要になるの)。ゆえに、大事なのより具体な実践内容です。こんな表を作成して、体系表に沿った形で取り組む内容を示しました。共有、共有。
校内での利用の約束も、先行事例を参考に作成しました。共有、共有。
使ったことない人がほとんどの中なので、組織的に使うタイミングを作っていきました。共有、共有。
丁寧すぎるかなとも思いましたが、必要のないものは後から「ひき算」すればいいと考えてスタートしました。悩む前に動き出しましょう。共有、共有。
このあたりの目標をしっかり押さえておくこと大事だと思っています。ここを作らないと、結局やらなかったり、おもちゃのような使い方に終始したりします。共有、共有。
基本的に見せて困らない情報は、できるだけオープンにしていくのがいいと思っています。隠していい情報なんてほとんどありません。
また、担任であれば一度、教室に入ってしまうと隣の教室のことですら見えなくなってしまうものです。
ゆえに、現在地や良実践を担任外がきちんとつかみ、どんどん発信することが大事です。
ただ、自分の知る限り、ここの部分で腰の重い担外が多いです、、、。ここをがんばれば、校内の色々がもっとよくなるのにもったいないなといつも思っています。
話題がそれてしまいました。校内でのICT活用推進のために、まずすべきなのが次の5点。どうですか?
①市の方針の確認
②情報活用能力のねらいの整理
③実践の方向性の決定
④利用の約束づくり
⑤徹底的な担任への支援
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