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パレスチナ自治区ヘブロン(4/4)

パレスチナの人々はよく話し、人懐っこい。彼らは外国人の訪問者となるとお茶でも飲んでゆけと笑顔で誘います。その笑顔が心に残ります。

パレスチナ問題は、テロ対策、石油の利権とも絡み、中東各地の政治問題の原点です。とはいえ、人と人とが対立するために、そこに壁を造り、人を追い込み閉鎖することは愚かなことです。

万里の長城などにはじまり、近年ではナチスドイツがユダヤ人を閉じ込めたゲットーの壁、その後東西を分断したベルリンの壁。そして、今イスラエルとパレスチナを複雑に分断する無数の壁。

対話や心の交流を拒絶する「壁」がある限り、パレスチナ問題は続くのです。

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