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「独立」して1年が経ちました!~フリーランスと二拠点生活の振り返り~

こんにちは!
今回は、会社員を辞めて独立して1年が経過したので、勝手ながら振り返りをしようと思います。
ありがちな話ばかりですが、そこはお許しを。

そもそも何故「独立」したのか?

簡単にいうと、自分の性格にあっていると感じたからです。
若手(20代)の頃はまだ実力や経験がなかったので、会社に評価いただき、役職や給与を決めてもらう他なかったです。
ただ、実際に独立している方と仕事をする機会や知り合いがどんどん増えていく中で、プロとして自分の実力で仕事をもらい、その評価で稼いでいる姿をみて、自分にとっては、そちらの方が魅力的だなと思いました。

あとは二拠点生活をしてみたかったからという理由があります。
生まれ育った神奈川県(主に藤沢と横浜)祖父母の実家がある長野県栄村の二つの拠点をもち、人生を充実させたいと思ったからです。

「0歳~大学まで」と「社会人4年間」の計27年間住み、生活圏だった藤沢や横浜は大変居心地がよく、このまま拠点として居続けたい。
一方で栄村は小さい頃から足を運び自分にとって思い入れがあり、自然豊かでお米や野菜など美味しい作物が取れる「豊穣な土地」ながら、少子高齢化や人口減少が進んでいる過疎地域です。
田畑や森林、空き家など、管理しきれていない土地も多いと聞き「こんな豊かな地域が廃れるなんてもったいない」と気持ちが動き、自分の力でなんとか貢献したいと思ったのがきっかけでした。

そしてフリーランスになり1年近く経ち行き着いた働き方が「首都圏の企業の採用/HR事業支援」「栄村の地域貢献」の二刀流です。
採用/HR事業支援はこれまでの経験を活かしキャリアを積むためです。
栄村の地域貢献は農業や特産品/地域PR、販促/マーケティング支援といった新領域にチャレンジしつつ、新たなキャリア開発を目指しました。

結果的に、自分の人生にとって意義深い、栄村に貢献することを歳をとってからではなくキャリアで脂がのってくる30代で実現でき、キャリア構築を止めることなく、やりたいことも実現するというバランスの取れた決断をすることができました。
これは会社員ではなく、独立したからこそできたことだと痛感してます。

引退後ではなく、30代で栄村にいくと決めたのが全ての始まり

「フリーランス」でキャリアを積むのは難しいか?

最初は凄く苦労しました。
まず自分を必要としてくれる案件やプロジェクトとの出会いが重要です。
あらゆる手段を使い接点をもっては、面談や面接をさせてもらったり、元々の知り合いの方から声をかけてもらったりしながら、自分の価値発揮できる最適な場所はどこかを求め探し続けました。
ありがたいことに案件をいただいた後は、期待どおり(またはそれ以上)の結果を残し次も必要としてくれるように頑張ること、をシンプルに大事にしました。

自分の力不足で期待どおりの手伝いしきれないこともありましたがフリーランス1年で自分の能力や時間といったキャパシティーをようやく理解できるようになってきました。
どのくらいの単価や時間で、どのような業務貢献ができるかが明確になってきたことで、新しい案件の獲得も少し楽になってきました。
企業における商品サービスの考え方と一緒かと思いますが、「あれもこれもできます!」と見栄を張って仕事をいただくよりは、自分が対応できる業務範囲を適切に見極め、お相手とすり合わせることが大事だと日々痛感しています。

あと大事なのは、キャリアアップに繋がる案件にも関わること。
フリーランスだと確実に価値発揮できる領域に絞ってしまいがちですが、キャリアアップのためには未経験の領域へのチャレンジは不可欠です。
苦労なしで成果が出せる案件ばかりになってないか、を常に点検し、今後もちゃんとキャリアを積める案件やプロジェクトに関わっていきます。

「二拠点生活」は大変かどうか?

横浜と栄村が少し距離があり大変ですが、非常に充実しています。
新幹線の最寄り駅や高速道路のインターチェンジ付近とで移動するなら恐らく苦労は少なく、二拠点生活は思ったより簡単に実現できます。
でも楽だとつまらないので、自分には今の距離が合ってます。

普段の生活は、平日は基本的に長野県栄村にいて、昼間は、農業や地域PRなどの村に関する業務を行い朝や夕方以降は、首都圏の企業の採用支援やHR事業支援を行ってます。

自分のような先輩方は多くいらっしゃると思いますが、個人的にはもっと増えてもいいな、と思いながら生活してます。

IT化が進み物理的に東京の人口が少なくなっても経済が回る時代ですが、未だ東京都23区の人口だけで1000万人近くがいるという現状です。
東京で価値発揮できている(orしたい)人以外は東京にいる必要はなく、日本全体のあらゆる資源をバランスよく活用することが大事だと考えます。

その点「インバウンド」や「食糧」「エネルギー」などの産業を含めた、「地域の資源開発」に人員を移動させた方が日本全体としてバランスがよいのではないかと思ったりします。
率直に東京はAIやロボティクスによって効率化がより加速しますし。

このように「地方の資源」が使いきれていない現状を打破するためにも、社会課題を解決するための活動として、ある種訴えかける意識をもって、二拠点生活を進めていきます。

広大な田畑が田舎(栄村)にはあり、持続や開発の可能性は無限大

今回は以上となります!

ストレートにですが、
・東京に出勤する必要がない(したくない)方
・東京にずっといるイメージがなく、二拠点生活や移住したい方

はフリーランスや二拠点生活のお仲間として是非お待ちしてます!
自分と同じ地域でなくとも、切実に仲間がほしいです。

もちろん人によってはライフステージの点などで難しいと思いますが、今は国や地方自治体が色んな制度や取り組みを用意してますので、まだ少数派で覚悟は必要ですが、以前よりハードルは低いと感じてます。

今後もフリーランス&二拠点生活の様子を発信していきますので、何かと興味をもっていただけたら嬉しいです!

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