中学、高校球児~球速を上げるためにやること~
先ほど書いた投稿の続きになります。
先ほどの内容はまず身体を見直して何をするタイミングなのかを見極めようという事、具体的に動くための準備でした。
ではシーズンオフの球児達がどのようなプログラムを組むべきなのか。
これも目的によって大きく変わります。
今回は球速という事がテーマなのでそもそもパワー系の話になりますね。
ではシーズンオフをおおよそ4か月と仮定しておおまかに考えていきましょう。
野球のシーズンオフは11月末から3月初旬までなので4か月で割って考えますが、秋の大会が終わってからはオフという考えでもいいのでは?とも思っています。
とりあえず4か月で考えましょう。
11月12月は筋力UPです。ここは目指せボディビルダーでOKですが狙う筋肉はしっかりと目的に合ったものでないといけません。
1月はついた筋肉を野球におけるパワーに置き換えます。野球におけるパワーとは球速、飛距離、足の速さ、肩の強さみたいな感じです。この時期に行うことはウェイトトレーニングでMAX値を上げるのではなくMAXの30~40%程度の負荷に対して野球に通じる動きを取り入れる事になります。
2月は1月の負荷をさらに軽くしてスピードを意識したメニューが多くなります。
で、実践という感じですね。
実際はこのように区切ってやるというよりは時期に応じて比重を変えていくというイメージです。
特に球速の場合はしっかりと筋力をパワーに置き換えてスピードに慣らすという事をしないと春先に故障してしまうので要注意です。
筋力をパワーに置き換えるという作業をやらない高校がすごく多いような印象があるのでこの辺りをしっかりと見直して、身体の管理と合わせて行えば球速はより上がりやすくなるでしょう。
是非1度見直してみて下さい。
#ヤマキ整骨院 #高校野球#トレーニング
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