50m走6.0秒です。で、レギュラーなの?~バランス編~

タイトルだけでは何が何だか・・・。おそらくバランス編しかないと思いますが。

50m走。高校球児などでは選手の基本能力の指標としてよく使われていますね。

もちろん大切な能力です。

ただここで考えなくてはいけない事は、50m走が速い選手のプレーが最も速いとは限らないという事です。

50m走の速い選手の代表格は陸上選手ですが、では彼らが野球の能力が高いかというとそうではありません。

では野球やサッカー、バスケ、バレーなど専門的な能力が高い選手とはどういうことなのでしょうか?

これは脳が情報処理をする速度と伝える精度、出せるパフォーマンスが高いという事です。

スポーツにおいては反射で行う局面もありますが、ほとんどの運動は意思決定に基づいています。

グラウンド、コート、フィールド上では選手が反応を起こすときにいくつかのステップを踏みます。

1、何が起きたのか認知

2、起こった事にいて情報処理

3、何をするか意思決定

4、運動動作

この過程の速度、精度が高い選手が能力が高いと言われますね。

なので50m走を速くすることはパフォーマンスを上げるには非常に大事ですが、そこから専門的な運動要素の能力を上げるには上記の速度、精度を上げなくてはいけないという事です。

この速度&精度を上げるための基礎能力がバランス能力だと考えています。

その他にも上げたい能力はありますが、まずバランス。

これがないと飲酒でプレーしているの同じと言ったらわかりやすいですかね。笑

まずバランス。昨日もお伝えしようにバランス能力があってこそのパフォーマンス。

スポーツでは片足で動作を行う局面が多く存在します。

これは足が遅い子の特徴ですが両足が接地している時間が長い。

これを掘り下げていくと片足ではバランスがとれないので両足で接地したくなってしまうという事になりますね。

なので片足立ちがしっかり出来るようになると両足で接地する時間が短くなり、片足でのパフォーマンスが上がることになります。

ここで試してもらいたいのは片足立ちで目を閉じて立っていられる時間と目を開けて立っていられる時間の計測です。

これはある程度同じ時間出来なくてはいけません。

画像1

グラグラしながらでもバランスをとって左右、目を開けてようが閉じていようが同じ時間立てると良いですね。長時間立てれば尚GOODです。

そこには姿勢、呼吸、足の状態など色々絡んできますのでこの辺はまた解説します。

まず片足立ちをしてバランス取れるようになり、パフォーマンスを上げれるようになること。

パフォーマンスの処理速度、精度を上げれるようになることですね。

その準備がバランス能力向上ですのでまず片足立ちから取り組んでみて下さい。

#ヤマキ整骨院 #ヤマキトレーニングセンター#バランス能力#50m走




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?