野球をやらずに野球が上手くなる!?
練習を続けたら野球やその他のスポーツが上手くなると思ってませんか?
大きな間違いです。
疲労回復の構造を知っておかないと、効率のいい筋力UPや故障予防に繋がりません。
適度な休み、適度なトレーニングを行わないと筋肉の成長はあまり望めません。
なのでその知識についてお勉強しましょう。
まず大切なのは練習やトレーニングで必要以上に筋肉を傷めつけない事。
この為にトレーニングの1時間前にはプロテイン、アミノ酸の摂取を行っておきたいですね。
・トレーニング後1~2時間。
ここは最も疲労度が高く、人間が本能的(自律神経的に)に疲れている状態です。糖質の不足、3大栄養素の不足が起きています。
ここでの糖質不足を補うためにトレーニング中の糖質の確保はかなり重要ですね。
・トレーニング後24時間~48時間。
ここは本能的にというよりは身体のリカバリーが始まります。その為、身体が酸素を求めるので疲労回復の為に有酸素運動が有効です。
・トレーニング後36時間~72時間。
ここは超回復の原則に当てはまってくるタイミングになるので2~3日前のトレーニングより強度を上げてトレーニングを行うタイミングです。
このタイミングを逃すことで疲労が溜まりやすい身体になっていきます。
結局72時間後に元の身体に戻るだけなので、強度の高いトレーニングには耐えられないし同じことの繰り返しになるだけです。
ここで重要なのはトレーニングでの負荷の管理や強度の管理ですね。
これを行うのは指導者や周りの大人の役目です。
もちろん当センターであれば我々の役目になります。
これが管理できないと無理な負荷でのトレーニングになったり、オーバーワークになる事が予想され故障に繋がる事は誰でも超簡単に予想できるはずです。
強度の高いトレーニングを負荷のかかる場所を固定して3日連続で行う事の意味を考えなくてはいけないです。
この意味をメンタル強化とか言い出したら終わりですね。
まず適切なトレーニング量、頻度、タイミングを理解するところから始めましょう!
僕は当院に来院される選手によく「休んだら上手くなる」と伝えます。
とりあえず家ではバット、グローブ、ボールは置いてくれと伝えます。
適切なトレーニング量ではないと判断するからです。
まず周りの大人がそこを理解しましょう!
#ヤマキ整骨院 #ヤマキトレーニングセンター#疲労回復#トレーニング
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