バランスを崩したパフォーマンスは運動連鎖を止める→片足立ちしてみなさい
これを理解しようとしない人の多い事多い事。
そもそも両足でしっかり立てているという事とは?
片足でバランスよく立てているという事とは?
これを当たり前に出来ていると思っている人が非常に多く、しっかりと立てていない人の多い事。
そして指導しない人の多い事。ここに関しては理解していないということだと感じている。
それなのにバランスという言葉はすごく普及しているし、選手にしても指導者にしても非常によく使っていると思う。
ただこのバランスという言葉を含めしっかり立つという事をもっとしっかり理解していかないとパフォーマンスは絶対に上がらないし、自己満足の練習を繰り返すだけになってしまう。
これは両者ともに。(指導者も選手も)
バランスを崩した状態とは、つまり雨でグチャグチャのグラウンドでプレーをしているのと同じ状態。
絶対踏ん張れないし、全力でなんかプレーできない。
それだけ自分のパフォーマンスを落として何かを守ろうとしている。
これは本能的に守ろうとするのでどうにもならない。
転ばないようにするためである。
サッカーで例えれば泥沼で全力で走り、その先でボールを蹴ろうとする→転ぶリスクが高い事を察知→転ばない程度のスピードで走る→蹴れるが遠くへ飛ばせるほど強くは蹴れない。
このサイクルを日常や日々の練習で行っているとしたらどうだろう?
練習の結果が伴わないのもうなづける・・・。
ここにはまず大事なポイントがあるのであげていきたい。
1、姿勢・・・まずここ。姿勢を操作できないと話にならない。良い姿勢も悪い姿勢も自分の思い通りにならなければいけない。
2、重心の位置・・・片足立ちをしてみてほしい。両足で立っていればちょうどみぞおちの下に重心の位置がくるが、片足立ちをする時は必ず支持する足の方へ重心を移動させているはず。今日この記事を書いているのも、この動作が出来ない選手を目の当たりにしたからです。(その選手は全国大会に出るチームのレギュラー・・・)
まずこの辺りがベースになる。
力の発揮はこのあと。
まずは片足立ちがしっかりとできるかどうか。
以前の記事にも書いたことがあるが目を開けた状態と閉じた状態で同じ時間片足立ちが出来て力やパフォーマンスの発揮に繋がる。
当然目を開けた状態の方が立ちやすい。これは目を開けた状態では目がバランス取りを行うからである。
ただプレーをしている時を想像してほしい。
目をバランス取りに使っているだろうか?ほとんどの場合目はボールや相手選手を追っている。
という事はバランス取りに目は使えないということ。
それを掘り下げていけば、目以外の機能でバランス取りを行う練習が必要なのである。
逆に言えば、目以外の機能でしっかりとバランス取りが出来ればパフォーマンスに集中して全開で能力を発揮できるという事になる。
是非片足立ちが出来ているかをチームで試してもらいたい。
出来ていなければ、練習は十分な結果を生み出すことはないと思う。
それで満足しているとするならば、それは自己満足になってしまう。
結果を出すことを目的として練習しているんだとするならば尚更。
まずグラウンドに立って練習や試合、パフォーマンスを発揮しようとしているならまず立つことから。
勉強でいう平仮名、1+1=2、ABC。
まずここを間違えていたら正解しようがないということ。
ただ考えてほしい。
平仮名や1+1=2がそんなに難しかっただろうか?
そんなことはない。
簡単にできるし覚えられる。
能力が伸びずに悩んでいる選手はまず家で練習を積む前に片足立ちをしてみよう。
案外簡単にできるようになり、今までの練習が実を結ぶきっかけになるかもしれない。
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